ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/26 巨 1-2 阪神 → 横川に勝たせてあげたかったなぁ~

阪神 2勝4敗0分 甲子園球場

勝利投手:桐敷 (1勝0敗0S) 
セーブ :岩崎 (2勝0敗9S) 
敗戦投手:鈴木康 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:横川→鈴木康→高梨→平内 捕手:大城
阪神:桐敷→湯浅→岩崎 捕手:梅野

本塁打
巨人:
阪神

NHK BS 1 にて観戦 解説:藤川球児 実況:清水敬亮
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230526_26001_1/)
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首位の阪神相手に1-0で逃げ切れるなんて、これっぽちも思いませんでしたが、それにしてもタラレバ満載のゲームで、ネットもざわついてましたね。


ま、その筆頭は横川6回無失点、80球で降板?


なんでしょうけど、阿波野コーチ曰く「横川のこれまでの投球を見るとだいたい3巡目に入ってというところはあるので、今日はちょっと余力はまだありましたけど、むしろリリーフというところで勝負したかったということで継投に入りました」ということだったので、それなりにチームとしての理由はあったことはわかります。


あのまま投げて抑える保証はないし、確率的に考えて継投したのだと思いますが、あくまでも個人的な心情で言えば


続投で追いつかれる、逆転される


なら、横川自身も納得がいったでしょうし、何が原因だったかを理解して、次はそうならないようにと成長を即すことに繋がったでしょう


実質1年目といっても良いくらいの投手ですから、良い思いも悔しい思いも経験しなければ、次への課題が見つからない。
横川自身は「自分的には全然いけた、そこを任されるような信頼を勝ち取らないといけない」と自分なりに反省はしているようだけど、自分で自分の勝ちを消したならともかく、他人に消された悔しさは当然持っていることでしょう。


首位相手に敵地で目の前の勝利のためにチームがとった作戦ですから、良い方に動くこともああれば、悪い方にゆくこともありますが、横川が今シーズン飛躍するためには、今はまだ勝利を逃しても、しんどい場面を経験させることの方が、この先に繋がったのではないかとタラレバを言いたくなります。


そして、次は鈴木への継投


本人は「雰囲気に飲まれた」と言ってますね、オリックス時代では経験したことが無いような巨人 vs 阪神、しかも首位独走中の阪神戦の空気感は独特です。
例え2アウトでも、ランナーが一人出ただけでとんでもないピンチを迎えたような空気感にさせる応援は、ある程度、場数を踏まないと自分を見失う可能性が高い。
確かに鈴木はストレートの球威があって、魅力的な投手ですが、冷静になれてないな?と判断した時点で交代させる決断も必要だったかもしれませんし、変化球で簡単にストライクが取れないようでは、鍵谷よりストレートが速いだけの下位互換、と言われてしまっても仕方ない。


ま、これを踏まえて、次に修正してくれることを期待したいですが、この試合を絶対に落としたくない!って思うのであれば、前回の鈴木とは違う?と思ったところで早く見切るくらいの判断は欲しかったかなと。


も一つおまけに


犠牲フライで勝ち越しを許した場面、元ピッチャーの秋広の肩を考えれば、中継しないでそのままホームへ投げさせていれば、タイミングだけはアウトになっていた可能性が高く、結果的にボールがそれてセーフになったかもしれないが、1点を防ぎたいと思うのであれば、あそこは違ったかなぁ~と・・・


さらに追加で


坂本が桐敷からタイムリーを打っていたこともあり、6回の場面で自由に打たせたのはわからなくはないけれど、相手のミスでもらったチャンスなわけで、そういうところはしっかり得点に結びつけるという意味では、バントの成功率を考えると、坂本(坂本のバント成功率は何気に高い)と秋広では、前者に任せるのが正解だったでしょう。
結果論で言えば、そのあと、岡本にヒットが出ているわけですから、余計に愚痴を言いたくなってしまいますね。


最後に


重信を代走に出したのであれば、厳しい場面ではありますが、2アウトだし、今季の梅野の肩を考えても走らせて、結果アウトでもしゃーない
あそこで長野にヒットが出てもホームへ帰れないし、岩崎から連打を奪うことの難しさを考えても、ギャンブルしても良かった。


あ・・・まだあった(笑)


本人もまだ状態は7割といってる状態で、見ていても全力疾走出来てないのは明らかですから、それなら中田は代打の切り札で取っておいた方が相手にとっては嫌だったのではないかなと・・・先週は中田抜きで何とか打ち勝った打線でしたし、これも結果論ですけど、最後の打者が中田だったら、岩崎のプレッシャーもまた違ったろうかと


最初に言ったように、どれもタラレバです
その通りにやって勝てたかどうかなんてわかりません。


ただ一つ言えるのは、投手陣に絶対の自信を持つ阪神は連覇中の広島のように、後半になっても全く焦る様子がありませんね
後ろが不安でバタバタする巨人とは対照的な戦い方です
1点とはいえ、リードされていてもひっくり返せる空気感があるから、落ち着いて戦えているのと、岡田監督の方針で好球必打を徹底していることもあり、奪四死球が圧倒的に多いこともあって、攻撃力は飛躍的に上がってます。
このゲームも敗戦とはいえ、僅差ですんだのは、こちらの投手が鈴木の死球以外、四死球を与えなかったことが大きいでしょう


足も使えるので、塁に出ればプレッシャーかけられますから、守る側としても非常にやりにくい相手で、首位に立っているのも頷けます。


阪神サイドは1つ勝てばOKって思っているでしょうから、初戦を取ったことで、今日はかなり楽に試合に入れるでしょう。
一方の巨人は、前日以上に「目の前の一勝」に拘る采配になりそうで、またバタつきそうな気がします。


初対戦となるグリフィンがどこまで粘りの投球ができるか、そしてこちらも初対戦となる大竹を打ち込めるかどうか、ここまでの成績で言えば7:3で不利な気がしますが、何とか流れをこっちに持ってきて欲しいですね。
打撃戦になることは考えにくいので、死四球、エラーなど、僅かなミスが勝負の勝敗を分けそうな気がします

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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