ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/7 巨 10-0 オリックス → エースで勝てて良かったぁ~ただ?

オリックス 1勝1敗0分 京セラD大阪 

勝利投手:戸郷 (7勝1敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:曽谷 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:戸郷→田中千→今村 捕手:大城→岸田
オリックス:曽谷→比嘉→小木田→山田→漆原→近藤 捕手:森

本塁打
巨人:ウォーカー 5号(6回表ソロ)、大城卓 8号(8回表3ラン) 
オリックス

JSPORTS 3 にて観戦 解説:小川博文 実況:大前一樹
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230607_25007_1/)
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初戦の山本由伸に負けるのは、まぁある意味、想定内。
勝てばとんでもなく勢いに繋がるし、その可能性が無いわけではありませんでしたが、さすがに勝利を手にすることはできなかった。


結果的に日ハム戦から連敗という事になったわけで、松井、グリフィン、平内が抹消されている状況で、オリックスソフトバンクとビジターで戦う今週は、戸郷で負けると大型連敗の可能性が出てきてしまうという暗雲が立ち込めてましたが・・・・


さすがエースですね


この日の審判(須山さんだったかな?)が割と左右に厳しく、低めも取ったり取らなかったりで、球数がかさんでしまいましたが、ピンチでも動じず、まるで計算していたかのように飄々と投げる姿は非常に頼もしく感じました


序盤こそ、大量点というわけではありませんでしたが、先に点を取ったことがバッテリーに僅かながら余裕を生ませ、大胆な攻めを出来たことも大きかったと思います。


今シーズンの戸郷は、キャプテンに任命されたことももちろんですが、大卒で入団した多くの選手が同年代で、チーム内でも戸郷世代は多いわけですが、当然、他球団にも多く、曽谷もその一人。
いち早くプロの扉を開き、結果を出し続けてきて日本代表に選ばれたというプライドは持っているでしょうし、負けたくない気持ちも強いでしょう
また、本人もチームが苦しい時に勝利するのがエースであり、ブルペンを少しでも楽にさせるために無理してでも完投した菅野の背中を追いかけていると公言していましたし、菅野自身にも可愛がってもらってました。
そこに、いち早く侍に合流したダルビッシュからの助言や、各チームのエースクラスの投手との交流が重なって、去年のようにイケるところまで全開で!というスタイルから、1試合でも多く完投、もしくは1イニングでも多く投げたいという気持ちが前面に出てくるようになり、そのためにどうするべきかを冷静かつ淡々とこなせる様に変身していることが如実にわかるような、この日のピッチングでした。


ネットを見れば、戸郷が壊れてしまう!という発言も多く、確かに100球どころか120球を越えるピッチングが多く、この日も7回ながら138球という球数を投じてましたが、120球を越えても、ここぞで 150km/h を超えるスピードを出したり、握力も無くなってきているだろう中で、フォークを使い分ける。
大城の構えたところに寸分たがわず投げるだけでなく、その意図も汲んでいるかのように投げ分けるところは、もはやベテランの域に達しているのではないかと思わされました。


微妙な判定にも一切顔色を変えず、テンポよく投げる姿は審判にも好印象でしょう。
(むしろ、大城のフレーミングでボール判定になったしまったようなのが、この試合でも・・・)


とはいえ、蓄積された疲労は確実にたまっているはず。そんなことはこちらが心配する以上に、本人、ベンチがわかっているでしょうから、トレーナー含めてチームとして、戸郷のコンディショニング管理はしっかりして欲しいなと思います。


そして、この日のヒーローの一人であるウォーカーも良かったですね。バックスクリーンへのホームランは、入ったとしてギリギリかなぁ~と思ってみてましたが、全然でしたね。
去年も交流戦では元気でしたけど、それは今年も健在でした。


また、3割打ってて絶好調に見えた大城がここのところ攻撃面で少し元気なくて、2割6分まで落ちていたのが心配でしたが、久々のホームランでチームに元気を与えてくれたのは大きかったです。


おかげで、8、9回は安心して見ていられましたし、田中千晴、今村も少し気を楽にして投げられたことでしょう。


やはり、先に点を取り、相手の勝ちパを封じると共に、先発がリードを守り切り、後ろへ託すという当たり前のことをどれだけできるかが、いかに大事かわかりますし、勝ちパを封じることで、終盤を少しでも有利に戦えるという事も認識させられました。
と、同時に、勝ちパ以外がゲームを耐えることが出来れば、終盤はどうなるかわからないという事にも繋がり、その層の厚さが今の阪神であり、今の巨人に足りないところだということも・・・


まぁでも、エースで勝ててホッとしています


続く、山崎伊にもその流れを持ってきて欲しいですが、個人的にはローテの編成として、戸郷の翌日に横川を持ってきて、週末のカードの初戦に山崎伊を回すような、そんな形でもいいのかなと・・・
戸郷のピッチングの後に山崎伊よりも、スタイルの違う横川の方が変化があってよいと思うのですが、どうでしょう


松井、グリフィンが抜けた状態で、週末ローテが不安になるため、どうなるかわからないところですが、とりあえず日曜は菅野が投げるという話も出ているので、あと一人でしょうかね?
ジャイアンツの宮本予想では土曜はメンデスってことでしたが、昨日、昼の中継で見ていたファームでは、そのメンデスが投げていて、5イニングは消化しましたが、4失点と万全といえる状態では無さそうだったので、そこは心配です。
(来週中?って報道がありますね)


(ひょっとするとフォーム改造中の赤星なんてのも?)


ブリンソンに代わり、オコエが上がってきますね。
(あと、大江も)


パ・リーグの球場には他の選手以上になれているでしょうから、昇格即スタメンの可能性もあります。萩尾も2軍に戻ってから、また結果を出してますし、岡田が非常に元気。相変わらず石川慎吾も結果をだしてますから、外野手争いの枠はまだまだし烈です


まずは、五分に持ち込んだオリックス戦とのカードを何とか勝ち越して終わらせられるよう、出来れば大勢の出番があるような展開で、勝利することを願ってます。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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