対 ヤクルト 8勝7敗0分 東京ドーム
勝利投手:奥川 (3勝1敗0S)
セーブ :小澤 (2勝6敗1S)
敗戦投手:赤星 (0勝7敗0S)
・投手リレー
巨人:赤星、伊藤、田中、バルドナード、平内 捕手:岸田
ヤクルト:奥川、ロドリゲス、星、山本、石山、小澤 捕手:中村
・本塁打
巨人:
ヤクルト:
日テレG+ にて観戦 解説:五十嵐亮太 実況:北脇太基
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240802_8003_1/)
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3連敗以上しないローテが組めるのが今の巨人の強みだと思っていたんだけど、鉄板なはずの表ローテが阪神打線にコテンパンにやられたダメージは、思ったよりも巨人ベンチへの影響が大きかったようで、連敗ストップを期待されている赤星にとっても、大きなプレッシャーになったかもしれない。
ってか、これも阿部監督の逆フラグかなぁ~後半戦のキーマンだとマスコミの前で言ってしまったがゆえに、これまでと同じく、なかなか結果が出ないことに・・・開幕前の門脇スタメンから始まって、何故か阿部監督が個人名を示唆すると、なかなか結果が出ないというのは、数多くあるんで、これはもう単なる偶然とも思えず・・・何か都市伝説めいたものがあると思わざるを得ない(笑)
先制点だけは与えないと、強い気持ちで赤星はマウンドに立ったと思うが、多少空回りしたところもあったかな?阪神との3連戦で先発投手がゲームを作れなかったこともあって、投手以上に岸田の方が慎重になっていた部分もあると思うけど、微妙にチグハグなところが見受けられた。
相手バッターも赤星は制球力があるのはわかっているので、積極的に踏み込んでくるから、そこをうまく利用すればよいと思うのだが、力押しの場面が少なく、全体的にかわしにゆくような配球だったので、より、ゾーンに入った時に強く振られてしまったような気がする。
捕っていたら結果が変わっていたわけでは無いが、岸田も2つほどポロリをやってしまったし、プレーを焦っている部分があったかな?さすがに、これだけスタメンマスクを任されれば、徐々に配球パターンも研究されてくるし、試合全体を含めたシナリオ作りも含めて、もう一段レベルをあげるタイミングに来ているのかなと思う。
とはいえ、このゲームの敗因は6回の2つの四球でしょう。プロ野球ニュースでも勝負を早めた方が良かったのでは?という太田への配球も、インコースをついた後、お約束のように外に投げて、それが中途半端な高さに行ってしまったため、綺麗にミートされてしまった。
三球三振を取るつもりで精神的に相手を追い込むか、最悪満塁になっても次のバッターで打ち取るくらい、逆に左右高低に散らすくらいの形でも良かったのではないかと思うが、まぁ結果論かな。
攻撃面では、赤星と同じく、変化球と制球力がウリの奥川を相手に、中村のリードも相まって、こちらは逆にうまくかわされた。吉川だけが唯一タイミングが合っている感じで、他は自分のスイングをさせてもらえませんでした。
全体の4安打は、1~3番が作ったものですが、岡本が封じられてしまったため、反撃もなかなかかないませんでした。さすがにレフト岡本は諦めたか、阪神戦でアピールしたオコエがレフトのスタメンに入り、打撃の向上が見られた泉口をショート、モンテスサードという布陣で挑みましたが、これらが攻撃面において機能しなかったのも敗因の一つでしょう。
ま、なんていうか、全体的に三振が多かったです(涙)
それにしても、5連勝の後に4連敗か・・・基本的に大型連勝は望んでいなくて、週に1個貯金を積み上げて行く戦い方でいいと思っていますが、連敗は数日で一気に貯金を食いつぶすので、避けて欲しかった。
阿部監督は、まだ鞭を揮う時期では無いと思っているでしょうが、鞭を揮えば必ず馬が走るってわけでもなく、特にチームが劣勢の時に使ってもあまり意味が無いのは、これまでの戦いでも証明されている。
勝って、チームのモチベーションが上がっている時に、揮う事でさらに勢いを加速させ、負けたところで一旦小休止・・・くらいのリズムがちょうどよいと個人的には思っているけれど、その点では連勝で甲子園に巨人を迎えた阪神は、セーフティリードがあっても勝ちパを使用するという手段に出て、チームの勢いを加速させ、一気に大型連勝を手にしました。
逆に巨人はあっさり負けを認め、消耗を抑える作戦に出たものの、勢いのついた相手を止めることが出来ず3連敗。
この辺は、監督としての経験の差かなと思いますが、昨年の原巨人のようにスパートかける時に見回すと、疲弊した戦力しか残っていない・・・ということを反面教師としての長期戦略だとは思うが、何もスパートをかけるのはシーズン終盤だけではない、かけたい時には首位ははるか遠く・・・ってなる事態をさけ、「ここが勝負!」っていう時に、持てる力を出し切り、抜くときは抜く。って臨機応変な戦略も長いシーズンの中では大事なことだろう。
ま、答え合わせが出るのは先のことだけど、阪神戦での3連敗がこの先の戦いに、どう影響するのかは興味がある。
しかし・・・今季のセ・リーグは首位に立っても三日天下で失速、3位、4位に落ちてからまた息浮き返すってシーンが多い気が・・・・カープのように、派手な勝利はないけど、地道に勝利を積み重ね、常に首位を目の前に捉え続ける・・・こういう戦い方が目立たないだけに一番怖いと思う。
鉄は熱いうちに打て!ではないけど、さすがに病み上がりの伊藤の連投は、ちょっと厳しいのでは?結果を残し続けているので、評価も爆上がり中だし、良い時にどんどん使ってというのもわかるけど、せっかくの金の卵だから大事に使ってあげて欲しい。
今週はあと2試合なので、多少のビハインドでも勝ちパをつぎ込んで、自チームにも相手にも「ここから巻き返す!」って姿勢を見せてくれるといいのだが・・・
管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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