2月1日のキャンプインからキャンプ終了まで、G+で放送していたものをすべて録画して、すべてに目を通し終わった・・・・・ふぅ
幸いにもズムサタやGoingを通じて自主トレの模様も見れたこともあって、気持ち的には帯同しているような気持にもなれた。
大きなケガ人もなく、強力な助っ人も加入したことで、いやが上にも期待が高まるところだが、今更ながらほんの少しだけ、去年の反省をしておきたい。
去年、優勝を逃した原因・・・ここで私が言わなくても、熱心な野球ファン、巨人ファンなら言わずもがなであるとは思うが、
攻撃に関して言えば、
'・何といっても阿部が開幕に間に合わなかった
・ガッツのまさかの不振
・治らない坂本のポップフライ病(シーズン序盤は良かったけどね)
・ラミレスの不調
・助っ人外国人の体たらくぶり
・他球団からの途中移籍組の微妙な活躍'
あたりだろうか?
投手陣はと言えば
'・開幕投手、東野の不調
・後半までのストッパー不在'
かな?投手陣に関しては内海が前年とは別人の活躍をしたり、澤村が1年間ローテを守ってくれたり、久保のストッパーの成功など、良かった部分もあって、トータルとしてはそれほど悪くなかったといえるのではないだろうか?
とはいえ、攻撃は中日よりも”少し”よく、守りは中日よりも”少し”悪い・・・・という一進一退の状況の中、結果的に優勝を逃してしまった事実に向き合い、オフの間のゴタゴタも含め、巨人ファン的には2012年に希望を見いだせない中
杉内、ホールトン、村田の加入、助っ人ボウカーの意外(といっては失礼だが)な”当りの予感”など、昨シーズンの悪かったところを補強し、よかったところをさらに伸ばすという理想的な補強はファンとして頼もしく感じる。昨年から居座るコーチ陣の何人かに不安を覚えなくはないが、上との風通しも良くなったようだし、昨日の原監督のコメントからも良いキャンプを終えられたという言葉(手応えしかない・・・って言ってたね)は心強いと思う。
いよいよ週末からオープン戦が本格化し、他球団との仕上がり具合を比べられる状況になってくる3月。これまでのキャンプの模様や選手のインタビューなどから見えてきた部分をここに少しずつ書き置きして、シーズン中やシーズン後に振り替える時の参考にしたい。
ということで、第一弾の今日の書き置きは
【杉内】
まずは何といっても、この人の入団に触れないわけにはゆかない。
巨人に入り、18番を背負うというプレッシャーを覚悟の上で入ってきてくれたことにファンとしては感謝したいし、ここまで見る限り、ほぼ満点に近い仕上がりを見せてくれている(18番には賛否両論あるんだろうが・・・ワタシ的には無問題)。
敵として見ていた視点を変えて、味方の投手としてキャンプの練習を見たり、桑田氏との会話を聞く限り、とにかく野球にどん欲で真面目な選手なんだという印象。ゆったりしたフォームからキレのある球を投げ、ストレートと変化球の腕の振りが同じという投手が理想とする姿がそこにあり、単にいち選手として勝ち星をあげる以上に、周りの若いピッチャー達に「プロとしてピッチャーはこうあるべきだ」という見本を見せてくれることの影響力に期待がかかる。
特に左右の違いこそあれ、昨年不調だった東野にとって、自分の目指すピッチングの目標がそこにあるような気が(私は)しているので、彼の今季の復活に杉内が大きく貢献してくれるのではないかと密かに思っているし、左のエースの座を奪わせないという内海のやる気の底上げも期待したい。
【ホールトン】
何といっても昨シーズンの最多勝投手。直近の記録を判断に言葉を出せば、本来なら杉内よりも取り上げられてイイ投手じゃないかと思うんだが・・・・グライシンガー、ゴンザレスが来た最初の年よりも露出がすくね~な~と、ちょっとガッカリしている。
しかしながら、投げる姿を見れば一目瞭然だが、何といってもコントロールが素晴らしい。練習試合などを見てもキャッチャーの構える場所にキチっと投げているところは、さすが最多勝投手だなと感心させられる。
ケガさえしなければ、間違いなく2ケタは楽に勝ってくれそうだし、個人的にはあのコントロールの良さは中継ぎとしても強力な戦力になりそうで、先発候補の多い(今の)巨人の投手陣にあっては、違う使い方を模索してみたくもなってくる。
(まぁ、むしろ中継ぎ候補としてはゴンちゃんの方が、可能性があるのかもしれないけど)
【村田】
な~んだ、やっぱり巨人に来たかったんじゃん!なんて入団会見を見た時に、友人とビール飲みながらツッコミを入れたのだが・・・・(ここまでは)ヤンチャを封印し、非常に真摯に取り組んでいる姿に好印象。
去年よりも締まった身体にオールドスタイルのユニフォームが似合ってるね、ここまでは結果を残していることで期待値は上がるが、去年までの敵としての村田は、ここぞという場面で勝負弱いという印象がどうしてもあるので、東京ドームの大歓声に後押しされてチャンスで巡ってくる打席でどういうバッティングを見せてくれるか、そこまではぶっちゃけコメントしづらいなぁと思っている。
ただ、横浜時代はキャプテンとして、チームを引っ張り、勝ち負けの責任を背負ってただろうが、巨人には阿部がいるし、ガッツや谷、ヨシノブといった勝負強いベテランもいる。横浜時代に比べれば、打席内での「自分が!」というプレッシャーからは少し解放されて、繋ぐ意識も持てるんじゃないだろうか?事実、ここまでの練習試合などを見る限りはそういう気持で打席に立っているのでは?というのを感じることができる。
また、横浜の選手として見ていた巨人に対して、東野のフォームの癖を教えてくれたり、自分たちでは気がつかなかった対戦相手としての巨人の印象を情報提示してくれるなど、パリーグから来た選手では余り出てこない、使える情報も与えてくれるという役割もこなしてくれているようだし、何より勝ちたいという気持ちに飢えているようなので、今季はかなり期待していいんじゃないだろうか?
問題は、仮に優勝してAクラスを何度か味わううちに、もとのやんちゃな村田に戻って、番長になりゃしないだろうか、、、という心配か?(笑)
他にも書き留めておきたい選手がたくさんいるが、まぁ今日のところは注目の助っ人3人に留めておくとしようか。