ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」10/19 巨人 4-1 DeNA → リーグ優勝の意地は見せた!ここから流れを変えたい

DeNA  2勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:ケラー (1勝0敗0S) 
セーブ :大勢 (0勝0敗1S) 
敗戦投手:ジャクソン (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:井上、船迫、ケラー、バルドナード、大勢 捕手:岸田
DeNA:ジャクソン、中川颯、坂本、ウェンデルケン 捕手:戸柱

本塁打
巨人:
DeNA:戸柱 1号(6回表ソロ) 

日テレG+ にて観戦 解説:緒方耕一 実況:平松修造
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20241019_8003_1/)
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まずはホッとした・・・ってのが率直な感想


プロ野球ニュースでの高木豊氏の解説と100%同意なので、同じようなことになってしまいますが・・・


最初にこのシリーズ通じて3試合で僅か2点という打線、こういう普段とは違う空気の中での短期決戦ではベテランが若い選手の背中を後押しするような結果が欲しいと言い続けましたが、後がない中でようやく丸、坂本が存在感を出してくれました。


特に坂本の3塁へのヘッスラ、岸田のセーフティでの本塁突入、元キャプテンがユニフォームを土まみれにして歓喜する姿は選手への力になったでしょうし、何より球場がハンパなく盛り上がります

ベテランのこういう姿は若手のモチベーションを上げますね


投手陣はとにかく頑張ってましたので、最低2点、3点以上取れば勝てるというゲームをことごとく落としてましたから、7回の2点目を取ったのは本当に大きかった。
しかも奪った4点は全てタイムリー無しでの得点、開幕当初に阿部監督が言っていた「泥臭く点を取る」、それをまさに体現したような粘っこい攻撃をしたという点で、象徴したような展開に持ち込みました。


その後のダブルスチール、長野のファーストゴロからのオースティンのフィルダースチョイスなど、相手がバタバタしているところに畳みかけた下位打線の貢献は大きかったですし、この3試合、打つ手がことごとく逆目になっていた阿部監督ですが、追い込まれた局面でようやくハマりました


先発の井上は、あのベビーフェイスからは想像もできないくらい落ち着いたピッチング。戸柱に一発を浴びるまでノーヒットという完璧なピッチング。
負けたら終わりという中で、経験の少ない若い投手は、リキんで体の開きが早くなったり、指先に余計な力が入ってコントロールに苦しむ事が予想されましたが、そんな素振りは一切なく、しっかり軸足に体重を乗せて自分のリズムで岸田の構えたところにズバズバとボールを投じて行きました。


開幕当初はローテも確約されていなかった投手が、終盤から存在感を発揮し、結果的にはこのポストシーズンで一番のピッチングをしたことに驚きを隠せませんが、同時にこれだけの心臓を持っていることが頼もしく、来季のさらなる飛躍に期待しかありません。


そしてその井上をスパっと代えた阿部監督の判断と、その後のケラーの快投。
一瞬、DeNAに流れかけた流れを完全に止め、それがハマったところは素晴らしかったと思います。


急遽呼ばれたヘルナンデスは、結果こそ出ませんでしたが、交流戦前まで苦しんでいたチームに新しい風を吹かせ、ベンチの空気を一変させたその存在感を求めての招集だったのだと思っていますし、打席の内容も紙一重のところも大きかったので、確実にベンチの雰囲気を変えてくれたと思います。
(離脱後、彼のユニフォームをベンチに飾っていたことからも、仲間に愛された選手だということはわかりますし、戻ってきてくれた、それだけで勇気をもらえた選手も多い事でしょう)


何にしても、負けたら終わりというゲームで、リーグ優勝チームの意地を見せれたことが良かったし、もしあと一つ取れたら、今度は負けられないというプレッシャーがDeNAにのしかかってくることになるでしょう。
ペナントとポストシーズンは別な競技だとこれまで書いてきましたが、その空気を若い選手はヒシヒシと感じていることでしょう。
ギリギリのタイミングでベテランが存在感を出してくれたことが、若い選手の背中の後押しになるのなら、チームが成長する良い勝利になったかもしれません。


今日の山崎伊は、本来なら戸郷、菅野に続く信頼感ベスト3の一角に入っていなければいけない投手。終盤のピッチングを見れば、投げてみるまで分からないという扱いではありますが、最終登板で快投したような結果をそのまま出してくれれば、ゲームは作ってくれるでしょう。
ベンチはブルペンデーになることも予想しての待機になると思いますし、ブルペン陣は何連投とか関係なく全員が行く気マンマンでしょう。
アドレナリンも出まくっているでしょうから、それを発揮しきれたチームが勝利する、そんなゲームになりそうです。

 

祝勝会で阿部監督が言っていた

「やってやろうじゃね~か!」を選手がどれだけ体現してくれるか、結果を恐れず目の前のプレーに積極的に行って欲しいですね。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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