ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/26 巨人 5-2 DeNA → 後半戦の開幕カード初戦を何とか取った!

DeNA  9勝5敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:船迫 (3勝0敗0S) 
セーブ :ジャクソン (4勝6敗0S) 
敗戦投手:大勢 (1勝1敗15S) 

・投手リレー
巨人:赤星、中川、高梨、船迫、バルドナード、ケラー、大勢 捕手:岸田
DeNA:ジャクソン、中川虎、佐々木、堀岡 捕手:山本

本塁打
巨人:
DeNA:牧 15号(5回裏ソロ) 

TBSチャンネル2 にて観戦 解説:槙原寛己 実況:新夕悦男
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240726_9001_1/)
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最初から結論に入るけど、正直、勝利したものの、勝ちパ七人衆を全てつぎこんでというのは、僅かながらにダメージが残る。
ただ、後半戦の開幕ってことで、阿部監督も勝利に拘った結果だとすれば、致し方ないところか。


夜とはいえ気温は高いので、選手への負担は大きいが、それは互いに同じ条件なので言い訳はできない。
(慣れの問題はあるにせよ)


戸郷、山崎伊がオールスターに出場したため、週末ローテを変更してのスタート。阿部監督も何とか赤星に勝ちをつけさせてやりたいと、後半戦のキーマンに一人にあげていましたが、残念ながら勝ちはつかず(逆に負けもつかず)。
その赤星は初回から飛ばしているように見えました、恐らく長くというより、目の前のバッターを全力での積み重ねで行こうと思っていたんでしょう、基本的にはそれでいいと思います(そういうピッチングは菅野や戸郷くらい実績を重ねてから)
とはいえ、強力DeNA打線相手ですから簡単に投げ込むわけにもゆきませんし、相手も粘り強いバッティングをしますから、2イニングで50球・・・・


こりゃ、5回まで持たないな


ってスタートしてすぐに思ってしまいました。結果的には5イニングは投げ切って、何とか2失点。先発としてはギリギリ合格というところでしょうか?
(3回以降は球数抑えて投げられたのが良かった)
もっと早く交代してもおかしくなかったところ、何とか立て直したのと赤星に勝ちをつけてあげたいという阿部監督の親心でしょう。
そういう意味では、5回に牧に打たれた一発だけが余計だった・・・以降は冒頭に書いた通り、勝ちパのオンパレードでピンチを作っては火消しの繰り返し。
ただ、去年と違って今の投手たち、とくにピンチに強い船迫は頼りになります(ケラーもよく火消ししてくれました)。


今日登板予定の井上も長いイニングを期待しづらいところで、投手の継投が難しいですが、後半戦の開幕カードでゲーム差が詰まっている中、スイープされることだけは絶対に避けなければいけなかった中で1つ勝てたので、今日と明日に関しては、運用方法を変えるかもしれません。


攻撃の方はジャクソンをなかなか攻略できなくて、ちょっと苦労しました。それにしても、改めて、ジャクソンは器用な選手ですね。外国人にしては珍しく球種も豊富ですし、的を絞りづらい。早めに打つのか、打席で粘るのか、指示の出しづらい攻め方をされてしまいました。


序盤で先制され、こちらは攻めの糸口が見つからない状態でのスタートなりましたが、それでも点を取られた後に追いつくところは良かった。
しいて言うなら、3回にしても、6回にしても、もう一押し出来ただろ?っていう形で追いつきこそすれ、追い抜くところまで持って行けなかったのが残念。
でも、その分、8回のチャンスで1点ではなく、2点、さらに3点目を取るという「もう二押し」が出来たのは良かったです


結果的に、丸、ヘルナンデス、岡本が無安打でも5点取れたわけですから、前半戦最後で上向きかけていた打線は何とか維持できているかなと。
坂本にもヒットが出ましたし、泉口もマルチ、さらにモンテスのお試しも出来たので、もっと攻めようはあったと思いますが、それはDeNA側も同じだったでしょうから、8安打で5点は上々だと思います。


その攻めようとしては・・・


3回のヘルナンデスには何とかチームバッティングを求めたかった。ボテボテのゴロかライトフライでゲッツーを避けて、セカンドランナーを何とかサードに送るバッティング
まぁ、まだまだ初見の相手が続きますし、生粋のプルヒッターなので、なかなか難しいかもしれませんけど、先日は逆方向へのバッティングも見せてくれましたし、彼もまた進化の過程にある選手ですから、ここから成長してくれるでしょう。


もう一つは7回表の攻撃、岸田が四球で出ての泉口。ピッチャーのところで代打を出すことはわかっていたわけで、だったら送りバントさせてくると思ったんですが・・・強行してゲッツー。1点が重い終盤でしたから、こういうところでこそ、手堅い攻撃を見せて欲しかった。
(ま、その泉口は8回に貴重なタイムリーを打ったので、帳消しにしましたが)


日本デビューとなるモンテスは、マイナーでの打率の良さがわかるバッティング。ファームで見た時もシュアでしたが、ヘルナンデス共々コンタクト能力は高いですね。
一球ごとにかわるサインもあって、日本の野球に慣れるのは時間がかかるかもしれませんが、初打席で初ヒットですから上々のデビューとなりました。


もう一度守備に戻ると、バルドナードが守備でミスってしまいましたね、3点差あったので落ち着いてファーストに投げ、アウトを1つ積み重ねればよかったのに、ちょっと冷静さを欠いていたように見えました。
しかし、若林の守備範囲の広さは素晴らしい、あの当たりを余裕で追いついてしまう。結果的にバルとケラーを若林が救ったと言ってもいいのではないでしょうか?


久々に堀岡の顔も見れたし、大事な初戦を取ったので、今日は落ち着いて見れそうです。

 

それと岸田のタイムリーも素晴らしかった。フォークが抜け気味になったところを見極めた坂本も良かったですが、四球の後の初球、満塁でボール先行にはしたくない、十中八九ストレートがストライクゾーンに来るだろうという中で、しっかりヒットゾーンに打った岸田はお見事です。


追記1:
佐野選手には申し訳ないことをしました、オースティンも欠けているし、DeNA打線も完全体ではない状態ですが、それでもやはり手ごわい・・・中でも梶原選手のバットコントロールは素晴らしいです。


追記2:
やはり「**倒せ~」という応援は好きになれないです、先日のオールスターでも悲しい応援がありましたが、子供たちには見せたくない。
応援はあくまでも味方を鼓舞し士気を上げるものだと思っていますから、相手を卑下するようなことはやめて欲しいです。
私の教えるリトルでは、ゲーム中、相手に対しての挑発的な声がけや応援は一切禁止で、あぁいう応援は「典型的な悪い見本」として、子供たちに徹底しています。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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