ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」4/2 巨 9-3 阪 → 本拠地開幕戦を快勝スタート!

巨人 9-3 阪神 → 対 阪神 1勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:山 口 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:ガルシア 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:山口→今村→宮國 捕手:小林
阪神:ガルシア→馬場→島本 捕手:梅野
本塁打
巨人:ゲレーロ2号(三回3ラン)、丸1号(五回ソロ)
広島:
日テレG+ にて観戦 解説:中畑清高橋由伸赤星憲広前田智徳 実況:平川健太郎田辺研一郎
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本拠地・東京ドームでの開幕戦となった阪神タイガースとの1回戦。打線は初回から吉川尚、坂本、丸の3連打などで2点を先制。巨人先発の山口は初回から走者を背負う回が続くも、粘りの投球で得点を許さない。三回、巨人は岡本の2点二塁打で追加点を加えると、ゲレーロの3点本塁打でリードを7点に広げる。勢いづく打線は五回、丸の移籍後初となるソロ本塁打で追加点。一方、山口は、六回に2本の三塁打を含む3安打などで3点を失うも、7回3失点と試合を作った。その後はリリーフ陣が無失点で締めて試合終了。丸の先制打、移籍後初本塁打を含む3打点の活躍など、打線が爆発し本拠地開幕戦を快勝で飾った
(http://www.giants.jp/G/result/201904021index.html)
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自主トレ、キャンプの時に下半身主動のフォームを手に入れたと言っていた山口俊が、どういう風なピッチングをしてくれるのか期待していた。
もともとリキんで投げる力投タイプなので、八分の力でこれまでと同じ威力の球が投げられれば、スタミナはある投手なので、より完投出来るゲームも増えそうだなと思っているのだが、今日は脱力系のピッチングというよりは、これまでどおりのピッチングに近かったかな?と思う

本拠地開幕戦だから、緊張を考えれば、まぁこんなもんだろうと思うし、東京ドームで7イニング投げて失点3だから内容的には文句なし四死球5というのだけが次の課題だと思うけど、試合をこなしてゆけば身体が思い出して、もう少しまとまると思う
陽岱鋼がこけちゃったところが無ければ、2失点くらいで済んでたかな?って見方も出来るし


今季初登板の今村がピンチを作って心配になったけど、何とか0点で抑えて次へ繋げられたし、宮國も前回の反省点を生かして3人で仕留めてくれた。
点差があった場面だったので、大胆に投げられたというのもあるかもしれないけれど、二人にとってはチームの勝敗よりも自分自身の結果が大事な立場だから、余り関係ないか?あとは、桜井が次にチャンスをもらった時に結果を出してくれれば、ブルペン陣は去年とは違うというところを見せられると思う

 

とはいえ、今日に関しては攻撃が素晴らしかったというのに尽きるでしょう。

坂本、丸、岡本を活かすには1番の吉川尚が出塁できるかどうかというのが、今シーズンの巨人のキーポイントになるというのは、わかりやすい形だけれど、その吉川尚は非常に状態良く開幕を迎えてくれている。今日も3安打猛打賞で、すべて点に結びついているし、坂本、丸はこれくらいやってくれるだろうから、あとは岡本が今日はタイムリーヒットが出たけれど、あと少しだけ状態をあげてくれれば、さらに恐ろしい打線になる


でも今日は、というか、今日もだけど
やっぱりゲレーロだね、広島戦の2戦と合わせて、え~っと・・・3試合で9打点?ヤバすぎでしょこれ(笑)いつまで続くかわからないけど、今のバッティングは確実に原監督との個人レッスンの効果が出てて、しかもその指導を素直に受け入れている姿が見えているので、今の感覚を持ち続けれくれれば少なくとも去年のようなことはないかな?
昨年の入団時、ナゴドを本拠地にしながらホームラン王を取ったという肩書きのワクワクを今シーズンはようやく果たしてくれそうな期待感がある。マギーと契約延長しなかった事を悔いていたけれど、その心配を払拭してくれることを切に願いたい


それと今日はヒットこそなかったけれど、初回の陽岱鋼のセカンドゴロによる2点目が大きかったと思う

1~4番のこの並びは、初回に1点をとりにゆく野球ではなく、初回から2~3点を取りにゆく攻撃的なオーダーで、1~3番に連続ヒットが出た形を作れたところで、1点で終わるのか2点以上取れるのかというのは非常に大きいし、山口俊のその後のピッチングにも影響したことを考えると、岡本で点を取れなかったところを陽岱鋼がフォローしたという形が作れたのは、今日のゲームを大きく左右した一打だった


で、今日は上位打線がチャンスを作り、仮に取りこぼしてもゲレーロが回収
3回は岡本のタイムリーの後にゲレーロのダメ押し
ある意味、フォローしあえている理想的な攻撃が出来たと思う
(ビヤヌエバが今日は空気だったけど、それを忘れるくらいだったし(笑))

 

いずれにしても、今日のホームランとお立ち台で丸は完全に巨人の一員になったし、ファンにも完全に受け入れられた。
本人が一番ホッとしているだろうし、明日からはさらに肩の力を抜くことが出来ると思う


明日はメルセデス
今日で福留を起こしてしまったかもしれないので、糸井、福留をどれだけ抑え込めるかがキーになりそうだし、今のところ4番のプレッシャーで空回りしているように見える大山を封じれるかが大事

投手力はリーグNO1だけど、攻撃面が弱いという前評判の阪神打線は、出来るだけ湿ったままにしておきたい
去年8つの貯金を作った相手だから、阪神側から見れば、最初のカードで勝ち越して「今年はちゃうで!」って意気込みで来ただろうから、出来れば最低でも勝ち越しで終わらせて「やっぱり今年もか・・・」って思ってもらわないといけない

カープとの開幕カードで苦手意識払拭のきっかけを作った形を、逆に阪神に取らせないためにも、明日の試合はとても重要

3戦目に予定されている高橋を少しでも楽に投げさせるためにも、特に阪神打線の左打者には仕事をさせないように、吉川光、戸根、大江、中川を積極的につぎ込める展開に持ち込みたい

そうすれば、3戦目は高橋がヤバいと思えば、ロングリリーフの出来る今村を早い段階で投入することが出来る
(今日投げたことで、今村の肩の力も少し抜けたろうし)

 

最後に
今日解説していた由伸元監督はどんな気持ちで見ていたのかなぁ~
もしも監督を続けていて、その上で丸が入っていたのなら、同じような事が出来た!って思っているのか、ゲレーロを上手く扱えなかったことを悔いているのか
この戦力なら、俺でも今年はイケた!って思っているのか
それとも、あの重圧からとりあえず開放されて、ただただホッとしているのか

今はニュースZEROや巨人戦の解説を純粋に楽しんでいるように見えるけれど、まだまだ現場を見れば「自分だったら・・・」に置き換えてしまっているんだろうなと思う

とにかくしばらくは
こうやって今までとは違う位置から巨人を見て、色々と吸収して次のチャンスの時に花が開くように頑張ってほしいなっていう感慨深い気持ちで中継を見てました

 

追記

奇しくも長野と丸とで移籍第一号が同じ日ってのは偶然にしても

何か運命的なものを感じる

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/