ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」4/3 巨 6-3 阪 → 2カード連続勝ち越し決定!いい雰囲気で戦えている


巨人 6-3 阪神 → 対 阪神 2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:メルセデス 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :クック 3試合 0勝 0敗 3S
敗戦投手:青 柳 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス→クック 捕手:大城→小林
阪神:青柳→飯田→藤川 捕手:坂本→長坂
本塁打
巨人: 丸2号(三回3ラン)、岡本1号(三回ソロ)
広島:
日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:蛯原哲
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東京ドームで行われた阪神タイガースとの2回戦。巨人は3番・丸、4番・岡本が2者連続本塁打、岡本は七回に駄目押しの2点適時二塁打を放つなど、中軸の二人がともに3打点と活躍、先発・メルセデスは七回まで無失点、大勢の見えた八回に3点を失うも、九回はクックが無死一、二塁のピンチをしのいで締め、チームは4連勝。本拠地開幕カードの勝ち越しを決めた
(http://www.giants.jp/G/result/201904031index.html)
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いやぁ~なんか色々とうまくハマってるなぁ~

 

今日は天敵の青柳ってことで、5番に亀井、サードに田中俊、そしてキャッチャーに大城を抜擢。これは予想通りの形だが、残念ながら左バッターで青柳を打てたのは丸(と田中俊)だけだった。
最初にハマってると言いつつ、それはないんじゃ?って思われるかもしれないけれど、3回のビッグイニングは田中俊のヒットからなわけで、苦手投手相手にそうそうチャンスは作れないって考えれば、たった1度のチャンスを演出し、モノにしたってことでオーダーがズバりハマったと言ってもいいと思う


その天敵 青柳だけど、ピッチングスタイル変更で制球力が去年よりも増している。ただ、あくまでも個人的な考えだけど、打ちづらかったのは多少荒れながら変則で投げられてしまったからで、去年よりも安定している分、狙い球は絞りやすいのではないか?って初回のピッチングを見て思った

なかなか想定して練習することが難しい相手なので、一回り目こそちょっと苦しみそうな予感がしていたけれど、坂本、丸といった実績のある首位打者候補たちはやはりモノが違う。初回からちゃんとアジャストしているし、2回り目には岡本もバットの軌道を修正していた。


ポストゲームショーで村田元ヘッドも言っていたけれど、個人的に今日の攻撃面でのMVPはメルセデス送りバントだったと思う。昨年、犠打はさんざん失敗してチャンスを潰していたけれど、今日のように何とか決めさえすれば、今シーズンの上位打線は点に結びつける可能性が高い。それを考えると、結果的に丸のホームランを引き出したのは、メルセデスだったと言えるし、もしも失敗していたら、吉川尚のセカンドゴロはゲッツーになっていたかもしれない

ちゃんと送れて1塁が空いたことで、坂本は四球を意識しながら落ち着いて打席に立てていたのも大きい。去年までなら、坂本が最高の打者だったので自分が何とかしなければという気持ちになっていたかもしれないけれど、後ろに丸、岡本が控えていることで出塁すればなんとかなるという意識を持てているのではないかと予想する

相手バッテリーからしても、1塁が埋まっている状態では丸と勝負せざるを得ないし、仮に勝負を逃げても岡本がいる

立場を変えて見てみると、やっかいな並びだなってのがよく分かる


ま、一番スゴいのは、その期待に応える マルオカ なんだけどね

 

先発のメルセデスは昨年までの相性の良さそのままに、危なげないピッチングをしていたと思う。矢野監督の目指す積極的な攻撃が今日はこちらにとって良い形になり、球数も少なく打たせて取るピッチングが出来ていた

3失点はしたものの、8回まで投げきって、何よりも四死球が0というのは素晴らしいと思う。今季初登板ということで、ちょっとスタミナが切れたか捕まってしまったが、初戦ということを考えれば上出来だろう
(ま、ひょっとして完封か?って期待はしてしまったけれどね(汗))


クックが早くも3セーブというのも幸先良いし、かといって連投しているわけでもないってのは、それこそ上手くハマっている感じ。明日はルーキーだから、場合によっては今村のロングリリーフも視野に入れなければいけないから、使わずに済んだのも好都合

やはり投打が噛み合っていると感じる


さて、その明日の高橋だけど、相手の浜地も1軍初登板で互いにルーキーのようなもの。
初物に弱いと言われ続けている巨人だけど、実は阪神もそうなので、投手戦になるのか打撃戦になるのか、さっぱり読めない。ただ、互いの先発メンバーを考える限り、打ち合いになればこちらに分があるはずなので、まずは早い段階で点を取り、高橋を楽にさせてあげたいところ。キャッチャーの予想はしづらいけれど、若い投手ってことで炭谷が受けることは考えられるかな?

 

いずれにしても

昨年までの嫌な相性を開幕カードの広島戦で払拭し、逆に相性の良かった阪神には勝ち越しを決めた。苦手を払拭し、良い相性はそのままなんて、まさに理想的なスタートを切れたし、2カード連続の勝ち越しでチームは勢いに乗る。昨日の丸のインタビューの「岡本さん」や、今日の岡本の「どさくさに紛れて打て」など、お立ち台でジョークが飛び出すくらいベンチの雰囲気が良いのは伝わってくる

この空気を背中に新人の高橋が「打たれても味方が挽回してくれる」と開き直って投げてくれれば、先週からの流れで5連勝するということも充分考えられるわけで、期待は膨らむ

 

2017年は打てなさすぎて、投手は2失点までがノルマ
2018年は先発はゲームを作れど、中継ぎが崩壊して5点とっても勝てない

という状況だった。
今シーズンもまだ中継ぎの不安は払拭されていないけれど、少なくとも菅野は当然としても、山口俊、ヤングマンメルセデスもしっかりゲームを作れることはわかった。
残りの2枠は熾烈な争いの中で、候補たちが切磋琢磨してゆく形だしその候補はわりと豊富。仮にそこから漏れた投手がいても、高いレベルで争いに負けている状態であれば、中継ぎに配置転換することも出来るし、単に実績がない、現段階では投げさせてみないとわからないというだけで、消去法でやむなく・・・という去年の状態とはまるで違う

送り出す宮本コーチは心臓バクバクだろうけど、故障者さえ続出しなければ、夏までに数パターンは作れるかもしれないし、連投連投で疲労の中、投げさせなければいけないという昨年のような自体は避けられそう、という点でも、割と今は明るい状況にあると思う

 

何より平均して5点以上取ってくれそうな打線があれば、先発も中継ぎも思い切ったピッチングが出来るわけで、昨年の広島のような打ち勝つ野球が出来るかもしれないというのは見ていてワクワクさせてくれる

 

ま、そんなうまくはゆかないとは思うけど、せっかくの4連勝

気持ちよく勝った時くらい、愚痴とか不安とかなしで、気持ち良いお酒を飲ませてくださいな

 


管理人:みんぐ
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