ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」10/9 巨 5-2 阪 → 岡本さんの「キャリアハイ」ワロタ、まずは快勝!ということでオケ?

巨人 5-2 阪神 → 対 阪神 1(+1)勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:山 口 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :田 口 1試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:望 月 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:山口→中川→デラロサ→田口 捕手:小林
阪神:望月→岩貞→能見→守屋 捕手:梅野
本塁打
巨人:丸1号(一回ソロ)、岡本1号(一回ソロ)
阪神
日テレG+ にて観戦 解説:山本昌高橋由伸 実況:上重聡、田邊研一郎
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東京ドームで行われた「2019 セノン クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」初戦。巨人は初回、丸と岡本の2者連続本塁打で2点を先取する。二回には、亀井の適時二塁打と坂本の2点打も飛び出し、序盤で5点のリードを奪う。大事な初戦を任された先発・山口は、八回途中まで投げて1失点の快投。九回にデラロサが押し出し四球で失点するも、最後は田口が締めてリードを守り切った。5対2でCSファイナルステージの初戦を制した巨人は、アドバンテージを含めて2勝とした
(https://www.giants.jp/G/result/201910091index.html)
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間隔があいた状態で勢いにノル相手と戦い


「あれ?おかしいな?なんで?」


って言ってる間に短期決戦が終わってしまった…というのが一番怖いので、
とにかく初戦の入り方が大事だと思っていたし
そのためには打者1順までにどれだけ主力選手が元気なところを見せられるかがカギになると思っていたけれど・・・


立ち上がりとしては1回表は2三振を含む三者凡退で山口の入りは完ぺき
緊張しているはずの望月から四球を奪い、畳みかけたいところでの坂本のゲッツーは残念ながら、その後のマルオカの連発は、実戦感の無いチームにとっては何よりの勢いになりました


その後の攻撃も見事
由伸監督は小林の四球を褒めてましたけど、個人的には田中俊のヒットからのワイルドピッチによる進塁が、小林の打席での見極めを楽にして、後に繋げたと思うので、田中俊の方が貢献度は上かなと思ってます


もちろん、そのチャンスをモノにした亀井、坂本のタイムリーは言うまでもなく見事


初回、2回で1~4番にタイムリーが出たことで、ベンチの空気は随分と楽になったと思います


もちろん、それ以降に点が入らなかったことは大きな課題ですが、阪神の中継ぎ陣から点を取るのはなかなか大変だというのは、もともとの想定内。だからこそ、まだ経験の浅い望月から早い段階で点を取れるかどうかがキーになっていたわけで、そういう意味では思惑通りの試合だったと思う

 

先発の山口俊は先ほども書いたように立ち上がりは完ぺき
さすが投手三冠というピッチングを見せて、チームに勇気を与えてくれたと思う。
4回、5回にあれ?って思うところはあったけれど、あぁいうのはシーズン中でも何度か見た。
脱力フォームを手に入れて、バッターにとって打ちにくいピッチングスタイルを手に入れたけれど、まだまだ完全には自分のモノにしきれていないのかな?という印象
崩れた時に、立て直す引き出しがまだないのか、フォークが引っかかってからちょっとリキみが入った感じ
(以降、スライダーの方が増えたし)

 

ただ、再度、力を抜いて立て直すあたりはレギュラーシーズンとはあきらかに違う形だったし、あれがあったから原監督も8回まで行かせたのだと思う。
結果的には8回を投げ切ることはできなかったけれど、何かまた新しいきっかけを掴んだんじゃないかと思う兆しはあったような気がします
(それはペナント最終戦で、ひょっとしてノーノー?っていうピッチングをした時にも感じたことだけど)
去年手ごたえをつかみ、今年、それが形になった今のフォームが、この後にどう影響し、来年またどれだけ進化するのか楽しみになるピッチングだったと思います

 

さて、その山口俊の代え時ですが…なんだかんだと長丁場になることもありえるファイナルステージってことを考えると、素人考えでは6回くらいで先発を降ろし、まずは1人相手でも投げたいであろう中継ぎに実戦を経験させたい気持ちもある中で、原監督は8回続投を選択しました
試合後のインタビューを聞く限りでは、状態を見ながら、先のことは考えずに、今日の1勝のためにベストの選択をすることを考えていたのだと理解しましたが、こうなると、通常ではファイナルでの山口の登板はなかなか考えにくいですね


つまりは、長期決戦にするのではなく、あくまでもなるべく手短にファイナルは終了させようということを考えたのだろうなと・・・
それはそれで勇気のいる決断だと思いますが、一見すると頼りなさそうに見える、メルセデス、高橋優も対阪神ということを考えれば、相性は悪くなく。どちらかでつまづいても、菅野を投入するという計算もあってのことなのだと推察しますけれど、それ以上に今日の試合を取れば


巨人は残りを2勝3敗でよくて
阪神は4勝1敗でなければいけないという


明日以降のプレッシャーを軽減するために、あの時点では山口の続投がベストだと考えたのでしょう

 

田口の投入は想定外でしたが、結果的には初戦でブルペンをざわつかせることを最小限に抑えて勝利したという点では、悪くなかったのではないでしょうか?


そのデラロサも、シーズン中にはあまり見られなかった制球に苦しむ場面やベンチに戻ってイラつくところも見せましたが、久しぶりの登板、かつて経験の少ないであろう異様な雰囲気の中での投球を考えれば、致し方ないところ。
今夜は出来ればマシソンあたりに慰めてもらって、明日は今日とは違うピッチングを見せてくれれば、落ち着くと思います

 

最後を締めた田口の気迫は見事でしたし、中川も腕の振りは戻ってました
明日はメルセデスなので、ブルペンは早い段階で準備をして、今日は投げていない澤村、大竹、高木あたりの登板もありそうですが、初戦をとって少し楽になったところで、しっかり投げてくれれば、完全に勢いはこちらに来そうな気がします

 

何はともあれ、このファイナルで一番大事な初戦を今季のエースで勝利できたことは素晴らしいスタートであり、主軸にそれぞれタイムリーが生まれることで、「俺が逆シリーズ男になるのでは?」という不安を払拭出来たことは大きい

 

中でも岡本さんの「キャリアハイ」には笑わせてもらいましたし(笑)

(明日猛打賞なら、さらにキャリアハイだよ!(笑))

あれが口から出てくるという事は、彼が「シリーズ男」になる可能性も秘めているなと予感させてくれる一幕ではありました。
昨年はポストシーズンで不調だった丸がいきなり一発回答してくれたことや、ゲッツーのあとのキャプテンのタイムリーなど、チームが波にのる条件はそろっていると思います

 

確かに3回以降に点が取れなかったことは痛いですが、亀井、坂本、ゲレーロの当たりは紙一重で決して悪くなかったので、相手に疲労と隙が見えれば、中盤以降でも何か起こしてくれそうな予感は感じています
あとは阿部にスカっとするヒット、打点、ホームランが出るかどうかなので
そこに注目しながら、今日のゲームをもう一度、最初から見ながら
美味しいビールを飲みたいと思います

 

追記
亀井のフォームとタイミングの取り方が今までと違う気がする

 

管理人:みんぐ
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