ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」4/4 巨 10-1 阪 → 早くも貯金4!ちょっと出来過ぎで怖いけど今は勢いにノッてゆこ!


巨人 10-1 阪神 → 対 阪神 3勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:高 橋 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:浜 地 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→桜井→大江 捕手:炭谷→大城
阪神:浜地→望月→島本 捕手:坂本
本塁打
巨人: 岡本2号、坂本1号、岡本3号、亀井1号
広島: 坂本1号(五回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:平川健太郎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
東京ドームで行われた阪神タイガースとの3回戦。巨人はプロ初登板初先発のドラフト1位・高橋がテンポの良い投球でスコアボードにゼロを並べる。打線は初回、岡本が2試合連続となる先制2点本塁打を放つなど、4本塁打を含む15安打10点で大量援護した。高橋は6回を投げて被安打4、1失点でプロ初勝利。巨人は10対1で大勝し、5連勝を飾った
(http://www.giants.jp/G/result/201904041index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


古田氏と矢野監督の対談を見た時、今年の阪神は怖いなって思ったし、開幕カードを勝ち越した時の阪神ベンチの盛り上がりを見て、今シーズンは対阪神の相性の良さはリセットされそうだ・・・って警戒してた

事実メンバーを見ても、投手力はリーグ屈指だし、なかなか点の取れないロースコアのゲームになると予想していたのだが…


3試合で25点も取るとは思わなかった


中でも、昨年相性の悪かったガルシア、青柳から勝てたのは、相手の調子が良くなかったことを差し引いても大きいし、今年もイケる!という気分にはなれたと思う


ただ、安心できないのは、何とか先制することが出来、相手の勝ちパターンを出さずにゲームを進めたからなので、次の甲子園での対戦でどうなるかわからない

また、阪神打線が湿っていたことも追い風になったので、そこは差し引いて考える必要があるかな

 

「勝って兜の緒を締めよ」 なので、とりあえず無条件に浮かれること無く、ある程度は冷静になっておきたいと思うのだが…

 

それでもやっぱり5連勝は浮かれちゃいますよね(笑)

 

何よりも対阪神の相性の良い岡本さんが、その相性そのままに目覚めてくれたのは、チームにとって勢いがでる。今シーズンの打線の並びであれば、出塁率の高い3人が自分の前に控えているので、昨年以上の打点を稼いでくれそうな予感がヒシヒシとしてくる

事実、すでに9打点でゲレーロと並んでトップ。さらに今日は左右にスタンドまで運ぶホームランですっかり状態は去年の良かった時に戻った。


それと今シーズン打線の調子が良いひとつのバロメータに、四死球の多さがある。
丸の加入による意識の変化は大きいと思うけれど、もともと選球眼が良く四死球の多い坂本、岡本さんに丸が加わったことで、より出塁率が上がり、チーム内打率1位の吉川尚が好調なことも手伝って、常に塁上を賑わす戦いが出来ているのが、今のこの状態を作り上げていると思う


チームが沈み込む時期や、相手投手の出来が良い時は、なかなかヒットで出塁することが難しくなるので、今のこの状態をどれだけ続けゆくことが出来るのか、この先、大きな連敗をしないで済むようにするには、どれだけ四死球を奪い取れるか、そこがキーポイントになりそう

(吉川尚、坂本、丸と足の使える選手が上位にいるので、盗塁数ももっと増えて欲しいところでもある)

 

個人的に今日のキーポイントは、初回のダブルスチールかな

岡本さんのホームランの後だから、こっちもイケイケで好きに打たせたくなるところだけど、相手が1軍初登板の浜地、正捕手ではない坂本ということで、浮足立ったところをついての走塁による1点は、相手バッテリーへ与えたダメージは大きいと思うし、キャッチャー出身の監督である矢野監督にとっても与えたショックは大きかったのではないかと推察するし、それがその後の展開に左右したのではないかと思う


こちらもルーキーの高橋優だから、点は1点でも多く欲しいわけで、初回の3点が、その後の好投を引き出したとすれば、原監督的にも思いっきり気持ちの良い采配だったのではないだろうか?

 

その高橋優だけれど、阪神打線が湿っていることを差し引いても、充分評価に値するピッチングだったと思う。入団して即プロで投げるわけだから、緊張するのは当たり前。ましてや巨人-阪神戦という大観衆でのゲームだから、四球連発で崩れないようにだけ気をつけて欲しいと思っていたけれど、終わってみれば6回101球 被安打4、奪三振5個、与えた四死球1個の1失点

課題のセットポジションのピッチングを余り見ることもなく、その辺の成長度合いはわからなかったが、逆に言えば、大きなピンチを作ることもなく非常にまとまった内容で文句をつけるところがほとんど無かった

大学時代の映像と比べると、まだまだストレートのキレは上がってゆきそうなので、現時点では伸びしろしかないのだが、1年間ローテを守って戦うスタミナを求めるのはキツイと思うから、これからその難しさを経験してゆくのだろう

ただ、味方の打線の援護をこの先も受けられれば、新人王を狙うことだって充分可能なわけで、評論家の間で名前の上がることのなかったのをひっくり返して、是非とも手に入れて欲しいなと思う

 

陽岱鋼死球だけは気になるけれど、仮に何かあっても、今はファームで手ぐすね引いている選手も多いので、無理して出場するようなことだけは避けてもらいたい

 

さて、明日はいよいよ菅野が再登場

こうなると、エースに勝ちをつけて、チームとしてはさらに勢いにノリたいところだけど、相手の今永も去年とは別人になっているので、簡単には勝たせてもらえなさそうだし、打線の怖さは"今の"阪神の比ではないから、菅野だからといって簡単に勝ちは計算できそうにない。開幕投手の宿命でしばらくは相手のエース同士での対決になってしまうから、この時期はしょうがないとはいえ、とにかく6回とか7回に菅野に代打を出さなければいけないような事態にだけならないよう、1点でもいいから先に点をとって、少しでも長く菅野を投げさせられるような展開に持ち込みたい

昨年とは別人の今永とはいえ、相性の良かった丸がどうプレッシャーを与えてくれるか、さらには右の坂本、岡本さんが少ないチャンスをモノに出来るかどうか、この阪神との3連戦で気持ちのあがっている状態を、どう明日に持ち込んでくれるかがキーになりそう

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/