ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/6 巨人 0-2 中日 → しつこく1点を取りに行くという細心さが見れなかったような・・・

対  中日  3勝4敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:梅津 (1勝3敗0S) 
セーブ :マルティネス (0勝0敗10S) 
敗戦投手: 横川 (1勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:横川、京本、船迫、泉 捕手:小林、大城
中日:梅津、齋藤、清水、松山、マルティネス 捕手:宇佐見、加藤匠

本塁打
巨人:
中日:

フジテレビTWO にて観戦 解説:権藤博 実況:斉藤誠征
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240506_19021_1/)
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5安打無失点、1マルチヒットなしですから、レポートの書きようが無い・・・


結論から言うと、1点を取ることに拘る阿部監督らしくないゲーム展開だったような気がするってのが印象。
長打の出にくい球場かつ、坂本を上がりにしていることもあって、2アウトからだろうが、四球だろうが僅かなチャンスを最大限に広げることをしないと今の巨人打線では点を取ることが難しい。


中日のチーム防御率は一見、巨人の方が上回っているが、先発が炎上したり、負けパが失点を重ねたりなどした結果なので、リードしている際の勝ちパは盤石だから、1点でもリードされたら厳しいゲーム。


そんな中でビハインドスタートしてしまったわけだから、より繊細なゲーム運びをしなければいけなかったのだが・・・なんか馬なりに走らせて、特に指示もしていなかったように見えた


確かに梅津のボールは荒れ気味で、的を絞るのは難しかったし、ココぞでいい球が来て、打ち切れなかったという展開ではあったけど、荒れていた分、球数は投げさせていたし、もっと粘って揺さぶるなど出来れば、あそこまで苦労することも無かったんじゃないかと思う。
以降の継投も含め、球に力のある投手が多いし、落ちるボールを多投する投手のオンパレードの中、特にパワーの無い打者も引っ張り傾向で前さばきでボールを捉えていたように思うし、配球データの傾向や曲がり具合などの伝達も機能していないような感じ。


(そもそも代打が増田・・・という時点で役割が違う気がするし)


7回、8回もチャンスを作りながらランナーをサードに進めることも出来ずに無失点。
特に8回は先頭の長野がいきなり2ベースだから、まずはアウトを献上しても3塁へランナーを送るのが定石。1点じゃ足りないだろうという意見もあるが、まだ9回の攻撃が残っているし、1点差で最終回を迎えれば、投手のメンタルも違ってくる
その辺は代打の大城もわかっていて、ボールに逆らわないよう、逆方向を意識していたと思うけど、力が伝わらずレフトフライ、だったら長野に代走を出して足で投手にプレッシャーをかけさせてもよいと思うが、それもせず、増田は進塁させることもできないサードゴロ


ここで点を取れていれば勝てたとは言わないが、やるべきことを全部やったか?と言われれば否というしかないので、既にベンチは諦めていたのか?って外から見ると思えてしまう。


マルティネスの連投は予想外だったけど、それでも2アウトから岡本が意地の2ベースを打ったが、欲しかったのはソコじゃなかった感が強かったし、淡白な攻撃は見慣れた光景ではあるが、それにしても工夫が無さ過ぎたというか、選手任せすぎじゃない?と思えたゲームだった。
(実際、現場では色々細かい指示があったのかもしれないけど)


先発の横川はマウンドの高いバンテリンは彼のピッチングフォームを生かせると思ったし、もともとコントロールは良い投手なので、カウントを作るのにそこまで苦労をしないと思っていたけれど、あとはメンタルの問題なのかなぁ~、あそこまでファーストストライクを取るのに慎重かつ苦労するのは余り見たことがない。
それでも、炎上することなく2失点でゲームを進めていたわけで、ファームに落とすほどではないんじゃないかと思ったが、その辺、阿部監督は非情でした。
杉内コーチは気持ちを切らさないようにと、早期での復帰を示唆しながらモチベーションを落とさないように配慮していたようだけど、この反省を踏まえて次!っていうのが大事なところだったので、判断するのは少し早いかなと思った。


とにかく中日打線は今、確実に巨人打線よりは状態は上


その中で無双中の村松と細川を如何にして抑えるかがキーになるところ、そのどちらにもヤラちゃってるわけですから、今日、明日のゲームではしっかり対策は練ってもらいたい。


その上で、打てない状況を打破するための配置転換はそろそろ検討しなければいけないかなと。
矢野コーチは個人的に大好きだし、日ハムで万波をブレイクさせた一人だと思っているので、期待はしているんだが、ある程度、技量のある1軍のバッティングコーチというよりは、若い選手の育成の方が向いているような気がしてきた
1軍のバッティングコーチに求められているのは、育成ではなく、ゲーム内においての攻撃の方針決定が主だと思っているから、そこに対しての対応力がどの程度あるのか、正直、ちょっと疑問。


(そこには、分析力と決定力が求められる)


じゃあ、誰なら?って話になって、1~3軍を含めて見回してもピッタリな人材が思い浮かばないのだが・・・・あえて言うなら、二岡ヘッドかな?
バッテリーコーチや分析班なども含めてゲーム中のあらゆる情報が入ってくる立場だし、ゲーム全体を俯瞰で見る能力もある。

既にヘッド兼打撃チーフコーチだけど・・・


最終決断をするのは監督にはなるが、最も良い決断をさせるために助言をするのが役割のポジションであるからこそ、特に攻撃面において彼の能力を発揮して欲しいなと思っている。


これ以上の連敗は避けたいので、山崎伊には少しプレッシャーのかかる状況となってしまったし、涌井は前回登板で炎上したけど、恐らく修正してくると思うから、今日も簡単には行かないゲームになりそうです。
幸いにもこちらの勝ちパは封印していたし、さすがにマルティネスに4連投は無いだろうと思うので、1点でもいいからリードして、何とか相手の勝ちパを封印し、勝利を手にして欲しいと思う。

 


管理人:みんぐ
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