ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/7 巨人 2-0 中日 → 山崎伊、今季最初の完封勝利!涌井との我慢比べに勝利

対  中日  4勝4敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:山﨑伊 (3勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:涌井 (2勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊 捕手:岸田
中日:涌井、藤嶋、橋本 捕手:木下

本塁打
巨人:
中日:

フジテレビTWO にて観戦 解説:鈴木孝政 実況:斉藤誠征
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240507_19021_1/)
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前回、涌井は炎上してたので調子が戻ってないことを期待していたんだけど、さすがのベテランですね、しっかり修正してました。
もともとタイミングの取りづらいフォームな上に、ストレートのキレもあって制球力も抜群。2回に坂本が打ったような軽打を狙ってゆくしか突破口は無さそうな感じだったのですが、坂本レベルのバッティング技術を今の若手に求めるのは酷
経験値の高い丸と、最近調子の良い吉川、そこからの岡本の復調に期待するしかないなと思っていたんですが・・・


ふた回りくらいまでは手も足も出ない感じでした


7回にようやくチャンスを作り、満塁の場面で門脇がセンター前にタイムリー、丸が四球を選んで押し出し。
連打で点を積み重ねたわけではありませんが、今の巨人では、こういう地味な点の取り方をするしかないので、出来る精一杯をやったと言ってもいいでしょう。


バッティングの良い山崎にボテボテのゴロでゲッツー崩れの追加点も期待しましたが、涌井がクリーンアップを抑えるかのような配球で三振に喫しました。
ただ、結果的にはバットに当てず、塁に出ることも無かったので、次のイニングへの準備も出来るという形が作れ、それもまた完封への足掛かりになったでしょう。


幸いにも中日打線が積極的に振ってきてくれたおかげで、中盤まで球数を抑えて投げることもでき、阿部監督も評していた通り、終盤になっても球速、フォークの切れも落ちなかったことから最後まで投げさせるという判断をしてもらえました。


木曜がゲームが無いので、バルドナードや高梨らをつぎ込むことも出来ましたが、山崎本人もそれは望んでいなかったでしょうから、恐らく8、9回はギアを上げて投げていたのではないでしょうか?


(月曜の超ジャイアンツで杉内ピッチングコーチへのインタビュー特集がありましたが、その中で、山崎に関しては自分と非常によく似て、マウンドではかなり熱くなるタイプ。そういや、杉内自身も若い時、怒りに任せてベンチの壁を殴ってケガしたことがありましたけど(笑)それに近いくらいカッとなる性格のようで、ゲーム後に声をかける時は、冷静さを取り戻して心の温度が冷えるまでは話しかけないそうです。

あと、センスがありすぎるって)


個人的には投手はそれくらい負けん気が強くないといけないと思っているので、優しそうな表情とは違って、熱いハートを持っているのは頼もしいです。


規定には達していないものの4割近いアベレージの村松、ホームランキングタイの細川に仕事をさせなかったことが、この結果に繋がったと思いますし、バンテリンで投げるには徹底的に低めをつくということを最初から最後までやり通せたことも繋がりました。
キャリアでは上でも、年齢は1つ年下の戸郷とチーム内で競ってもらうことがチームとして理想ですし、そこにベテランの菅野が加わり、3人が先を争って最多勝を狙うようなことになれば自然と順位も上がってゆくでしょう。
この山崎の完封が戸郷のハートに火をつけてくれたら、嬉しいですね。


見どころと言えば、それくらいなので、あとは書くことないのですが、今日のゲームが堀田 vs 小笠原なので、実績から言えば分が悪く、もし、このゲームを落としていたらスイープされることもあり得たので、その点でもチームを救う勝利になったことは大きかった。

山崎が完封してくれたので、今日のゲームは中継ぎをフル動員できるし。


追記:
巷では阿部監督の「秋広には期待していない」発言がパワハラだと問題視されてますが、それは記事の一部を切り取った部分だけを見ている人、他の巨人情報にふれてなくて阿部監督と秋広の関係性を知らない人が批判しているだけ
例えば、先日のサンデースポーツPUSH」では麒麟の川島が阿部監督へのインタビューの中で秋広への塩対応の件について質問していました。
阿部監督に対してもタメ口聞いちゃうような自然体の今どきの若者の秋広には、こういう塩対応が適しているとの判断で、誰かがお尻を叩いてやらなければいけないとのこと、2軍監督時代から目をかけているのは明らかですし、阿部監督自身、期待の裏返しとちゃんと公言しています


先の杉内コーチの山崎に対しての対応なども含め、選手個人個人の性格をちゃんと把握して、その選手にあった気の使い方をしている中で、秋広に対しては監督は塩対応なのでしょう。恐らく、その分、他のコーチや先輩たちが違う扱い方をしているのではないかと思います。


これまで何度も書いてきたように、私が秋広に求めるのは2年後のスラッガーですから、今はもっと筋肉量を増やし、スイングスピードも上げ、1軍の一流投手への対応に慣れることが第一で、求める結果はその先にあると思います。
個人的には代打要員で1軍に置くくらいなら、2軍で試合に出続けて、吐きそうになるくらい練習して欲しいというのが本音ですが、1軍で結果を残せば、本人もベンチもノッてくるかもしれません。大きな期待をするのは禁物だけど、若い選手は1本のヒットで伸びることもありますから、その辺も期待しての昇格と、あの発言なのだと思います。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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