ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/29 巨 6-3 中日 → 山崎伊7月4勝で8勝目をゲット!最多勝争いに加わった!

対  中日  9勝6敗0分 東京ドーム

勝利投手:山﨑伊 (8勝2敗0S) 
セーブ :中川 (1勝1敗3S) 
敗戦投手:髙橋宏 (3勝7敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊→今村→鈴木康→中川 捕手:大城
中日:髙橋宏→藤嶋→齋藤→松山 捕手:石橋

本塁打
巨人:
中日:

日テレG+ にて観戦 解説:能見篤史 実況:伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230729_8003_1/)
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山崎伊は今、ノッっている状態で、一方の高橋宏はノリ切れていない状態とはいえ、厳しい戦いになることが戦前の予想でした。
恐らく1点を争う序盤、中盤となり、先に点を取って主導権を握り、先発を降板させてからが本番どっちが先に点を取るか?というところに注目していたのですが・・・


立ち上がりに苦労していた高橋宏を先に攻略したのは巨人打線の方でした。


ここ数試合、吉川の状態が良くて初回からチャンスを作るものの、攻めきれずに点を取れないという展開が続いている中、このゲームでもいきなりノーアウト満塁で岡本というチャンス到来。
打点も争っている岡本にとっては、これ以上ない美味しいシチュエーションでしたが、残念ながらセカンドフライ。


ノーアウト満塁は意外と点が入らない


これは野球あるあるですけど、特に最初のバッターで点が入らないと、緊張が伝染して相手の術中にハマることが多いですし、守る側からしても、どこに投げてもアウトに出来るので守りやすい。
岡本がアウトになった時点で、嫌な予感が走りましたが、秋広がボテボテの内野ゴロを打ってくれました!!!


もちろん、ホームランとか綺麗なタイムリーヒットとか、そんな形で点が取れるのが一番カッコイイですが、初回ですし、相手は高橋宏ですし、犠牲フライでもエラーでも、押し出しでもどんな形でも良かったので岡本の凡打を秋広が救ってくれたという点で、5番抜擢の意味がありました。
肩の荷が下りたところで、丸も内野安打で続き、梶谷の走塁でアウトになってしまいましたが、どんな形であれ、初回に1点ではなく2点取れたということが、このゲームのキーになったかと思います。


一方の山崎伊は初回から色んな球種を投げて、今日はどれが使えるかを確認しているようなピッチング。解説の能見氏は決め球はフォーク、そのためにストレートが重要と言ってましたが、相手にはシュートのイメージもあるでしょうし、もともと球種が豊富な投手ですので、まずは軸となるボールを探している感じでした。


前日に起こしてしまった細川にタイムリーこそ打たれましたが、中盤まではまずまずのピッチングだったと思います。


7回2アウトを取ったところで三好に2ベースを打たれ、降板することになってしまいましたが、四死球2個の3失点ですから、役割はきっちり果たしたと言えるでしょう。

(本人は不満でしょうけどね)
村松迎えて、代打が出ることはベンチも想定していたでしょうけど、前日にも投げていた今村をここで投入。個人的には2点差ありましたし、山崎伊にそのまま投げさせてもピンチは切り抜けてくれたと思いますが、原監督は割と容赦なく代えましたね。


今村が何とかピンチを切り抜けた時の山崎伊の喜びようを見れば、どれだけ悔しくて、そして嬉しかったかがわかります。


以降は復帰した鈴木、9回は中川が締めて勝利。


ちょっとブルペンがお疲れ気味だったので、マシンガンにならなかったのは助かりました


投手陣が3失点以内に抑えて、打線が4点以上取る。
それが今の巨人のスタイルですから、それが実現できたのが良かったですし、長野のタイムリーで2点差ではなく3点差に出来たことも大きかったです。
とはいえ、中日打線も3点は取っているわけですから、高橋宏の調子が良くて、2点くらいしか取れなかったとしたらヤバかった・・・


ホームランなしでの6得点。復帰組の坂本、丸も結果を出し、門脇もマルチで吉川もタイムリーを含むマルチでお立ち台。
このゲームでは岡本が音無しでしたけど、そういう時に回りがサポートできるのは、ベンチの空気が良くなることの一つ。
阪神相手に連敗した時は、かなり落ち込みましたが、徐々に追撃態勢が整ってきた?と感じさせる3連勝となりました。

(今日負けたらまたネガティブモードになりそうですけど(笑))


ただ、忘れてはならないのが、門脇、吉川、坂本の守備


山崎伊は彼らに感謝もしなければいけません。中でも、プロ野球ニュースで Play og the Day に選ばれた坂本の2つのファインプレーは秀逸
門脇のショートも良かったですけど、やはり坂本の打球への追いつく足運びとハンドリングは、門脇が見習うべき点の多い上手さが光ります。
門脇、吉川の二遊間も近未来を感じさせて良かったですけど、坂本の安心感に比べるとまだまだと感じさせてくれますね。
ただ、門脇サードでの坂本との三遊間もある意味で鉄壁。
ファーストは岡本でも、中田でもどちらでも素晴らしいですが、今の状態を考えると、巨人の内野守備はセ・リーグだけでなく、12球団を見回してもナンバー1ではないでしょうか?


あとは外野ですけど、原監督のコメントの中で、秋広の送球についての小言が出てましたね。まだ高卒3年目で色んなポジションを任されている中でのことですから、期待を込めてのことだと思いますが、秋広のポジションに関しては、今シーズンはともかく、来季以降は考えなくてはいけません。


ファースト専任であれば、持ち前の手足の長さを生かして、多少送球が逸れても取ってくれる安心感はありますが、ゴロの捌きと連携という点でハンドリングには課題。
一方で外野守備であれば、これまたその身長を生かしてフェンスを越えそうなギリギリもキャッチする期待感も膨らみます。

(実際そういうプレーもありましたし)
投手出身ですから、送球技術を身につければレーザービームを投げることも出来るでしょうし、実は足も速いので守備範囲も広い。あとは経験を積んで、予測技術を身に着け、打球判断力さえ向上すればこれまた屈指の外野手になれる素養は充分
ライトだったり、レフトだったりするのだけが心配で、見てる景色が全然違いますから出来れば、そこは固定してあげて欲しいくらいでしょうか?
ま、守備に関しては、シーズン中にどうこうというのは難しいので、オフの課題です。


さて、オールスターがあけて、上位のDeNAには連勝したものの、首位タイガースには負け越し、暗雲が立ち込めつつある中で、中日には勝ち越しを決めて、7戦終って5勝2敗。
坂本、丸、ブリンソンが帰ってきて、あとは大勢を待つだけ。
守備はいいけど、バッティングが課題だった門脇、吉川の状態もあがってきて、落ち込んでいた中にも光が差してきました。


先週に続き、今日も勝って土日連勝となれば明日が気持ちよく迎えられますし、来月に向けて勢いをつけられれば、原監督の言う「8月攻勢」も現実味を帯びてきます。
優勝ラインの数字を逆算すると、まだまだアレ(笑)を口に出来る状態ではありませんが、先日も言った通り、若手を育てながら、上のチームにヒヤっとさせる戦いを、これからも期待したいです。


追記
三浦貴の訃報が飛び込んできました。
確か阿部と同期入団だったかな?(記憶があいまい)投手として入団して、頭部へのデッドボールをきっかけに野手に転向。トライアウトを経て西武に入団、母校浦和学院の教師になったところまでは、何となく覚えていましたが、大腸がんを患っていたとは・・・・まだ若いのに、本当に残念です。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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