ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/5 巨 7-6 中日 → 互いに投手を出し切っての総力戦!何とか連勝を手に入れたのは良かった

対 中日 7勝6敗0分  バンテリンドーム

勝利投手:田中千 (2勝3敗0S) 
セーブ :ビーディ (0勝4敗1S) 
敗戦投手:祖父江 (3勝4敗0S) 

・投手リレー
巨人:グリフィン→鈴木康→三上→菊地→高梨→中川→大江→田中千→ビーディ 捕手:大城
中日:髙橋宏→岡野→藤嶋→齋藤→勝野→清水→マルティネス→松山→祖父江 捕手:石橋

本塁打
巨人:岡本和 19号(1回表満塁) 
中日:鵜飼 3号(3回裏2ラン) 

JSPORTS 2にて観戦 解説:森繁和 実況:節丸裕一
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230705_19021_1/)
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グリフィンと髙橋宏斗の投げ合い、しかもバンテリンドームですから、1点が重い投手戦になると予想


してたのは見ている我々だけではなく、プレーしていた選手、ベンチも同じ気持ちだったでしょう。
初回いきなり、ブリンソンの打球が髙橋宏に当たり、その影響か一気にピンチを作り、岡本キャプテンがグランドスラム。結局、髙橋宏は1イニング持たず18球で降板するという緊急事態に・・・


不可抗力とはいえ、侍戦士の一人である髙橋宏のことは心配になりつつも、いきなりの4得点に


今日はこのまま逃げ切れるかな


なんて甘い考えが頭を過りましたが(そう思ったのは私だけではないはず)


そう簡単にはゆきませんでした。


それにしても、グリフィンは・・・持ってない?良いピッチングをすれば、援護に恵まれず、逆に早々にある程度点を取ってもらった、このゲームでは初回に失点し、じりじりと追い上げられる。


以前の原監督なら5回のピンチは躊躇なく代えていたでしょうけど、何とか投げ切らせようとしたのは、ここまで良いピッチングをしながら勝ちに恵まれていない外国人投手に対して「勝たせてあげたい」という温情もあってのことだったかもしれません。


ただ・・・投げ切ることはできませんでした(涙)


ゲーム前には準備をしっかりしてきたと言ってましたが、その甲斐なく降板。最終的に巨人が勝ったので敗戦投手にはなりませんでしたが、本人は相当悔しかったことでしょう。バンテリンドームとの相性は悪くなかったはずですし、中日との相性も悪くない。


イケる!という心の隙があったのかどうかはわかりませんが、逆に中日打線の「負けたくない!」という気持ちがヒシヒシと伝わってくる展開になりました。


中日側は先発が初回で降板したので、投手リレーになるのはやむなしですが、翌日はゲームが無いということもありますし、こちらも5回持たずだったので、そこからは出し惜しみなしのブルペンリレー合戦


延長に入りそうという9回の時点で、選出する投手をどうするか?ってベンチはあわただしくなりますし、投手側の方も自分はどのタイミングでゆくのだろうかと、準備も難しかったことでしょう。


ブルペン合戦になると、若干不利に思える巨人ですが、それも昔の話。


今は随分と頼もしくなりました。


とはいえ、高梨の2イニングが無ければ厳しかったことは事実なので、8回こそバタついてしまいましたが、そのあとはピシャリと抑えてくれたのは本当に大きかったですし、その前の鈴木、三上、菊地がゲームを立て直したのは本当に大きかった


中川をどこで投入するかに注目してましたけど、そこで勝負が決まらなかったので、そこからがバタついてしまったのは予想外。
とはいえ、相手のホームですから顔も見たくないマルティネスを先に投入してくれたのは、個人的にある意味ラッキーだと思いました。
(全く手が出なかった相手にあわや!という場面も作り出せましたし)


田中千晴がピンチを招きましたが、前日厳しい降板となってしまったビーディが、それを取り返す火消しをしてくれて本当に助かりました。

原監督も言ってましたが、あぁいうしびれる場面を経験して、良い糧になったことでしょう。


打線という点では、ブリ丸が共に猛打賞、秋広マルチ、岡本がグランドスラムを含む4安打と上位陣は当たってました。
14安打で7点ですからギリギリOKで、欲を言えばもう少し点が欲しかったところですけど、バンテリンドームで中日投手陣相手となれば、そうそう簡単に点がとれるわけもなく、坂本離脱以降、貧打に喘いでいたチームですから、前日、このゲームと、点が取れたことを素直に喜ぶべきでしょう。


贅沢を言えば、重信の本塁突入が僅かにボールがそれてくれれば、それで決まったのではないかと思いますが、後藤がそのあとのファールフライキャッチもふくめ、素晴らしいプレーを見せたので、そこはもう相手を褒めるしかありません


反省点があるとするなら、吉川、中山ですね。


二遊間は守備重視でいいという意見もありますが、特にセカンドにおいては、巨人よりも上位のチームはセカンドの攻撃での貢献度も大きいですから、そこが順位の差に表れているのか?って思ってしまうところもあります。


中山に関しても、ショートの守備は普通だが、攻撃力は門脇よりも上だという判断で起用されたと思ってますが、それなのに、打てない、送れないでは、ちょっと擁護してあげられない
同じ打てないなら、守備力、走力は門脇の方が圧倒的に上なので、石川に打たれたタイムリーも、あの瞬間「門脇だったらアウトにできないまでも止めることは出来たのでは?」って思ってしまったのは事実です。


吉川もBSテレ東で里崎氏に散々「差し込まれている、何でも上手く打とうとしている」と2日連続で注意されていましたが、まぁその通りですね。
本人は何とかしたい!という真剣さの現れなんでしょうけど、追い込まれる前から何でも引き付けて打とうとしているのは彼らしくない。


以前から何度も言うように、吉川のバッティングの真骨頂は亀井パイセンのような、変態インロー打ちだと思ってますが、そこには見極めはもちろんですけど、脇を締める技術とボールの内側を意識する技術、さらには思い切りが必要です。


足があるので、当てさえすれば可能性はある打者ではありますが、三振を恐れるあまり、ギリギリまでボールを見すぎているような気もします
それは追い込まれてからすればいい話ですし、もう経験値も高い打者ですから、ゲーム状況や相手バッテリーに合わせて配球を読むなりして、あわや!って相手がヒヤっとするような打球を打つことも必要なのではないかなと。


もう若手ではありませんし、今や副キャプテンですから、岡本と一緒に塁をにぎわせることも必要ですし、1、2番を任されるようになってくれないと困ります。


な~んてことは、吉川も中山も十分わかっていることでしょうから、これ以上は言いません。


岡本の死球が心配でしたが、報道を見る限り大したことは無さそうなので、そこは一つ安心。
とはいえ、故障ではないけどバッティング時には気になるってことになれば、感覚が狂ってしまうこともあり得ますから、まずは次のゲームでどういうスイングが出来るかに注目です。


また、報道では7日のDeNA戦から浅野が1軍へ合流という話も出ています。


ただのお試しではなく、直近で結果を残しての堂々たる昇格ですから、臆することなく、自分が持っている力を出し切るつもりで目の色変えて打席に立って欲しいですね。
ブリ丸を外したくないので、先発起用されるかどうかわかりませんが、個人的にはブリンソンをレフトに回してでもセンターでスタメン起用して、しっかりと3打席、4打席なりを経験させてあげて欲しい
1軍レベルの空気と投手を相手に経験することで、次なるモチベーションが生まれてくるでしょうし、結果が出れば自信に、出なければ次なる課題が生まれるわけですから、練習だけ参加して、代打で終わり・・・


というのだけはやめて欲しいなと


とはいえ・・・どんな起用であっても楽しみです

 

少しでも上を目指すには、2連戦ですから1勝1敗ではダメ。

首位との差は縮まってませんが、何よりも貯金を増やすことが大事なので、遠い上を見るよりもまずは足元をしっかり固めましょう。阪神戦が悶々とした結果だったので、ここで2つ貯金を増やせたことが、とにかく大きかった。

 

追記

梶谷選手!1,000試合出場おめでとう!自らの記念日を最後は印象的な1打で祝いましたね。ただ、ファンが求める活躍はこんなものではありません!もっともっと勝利に貢献してくださいね、でも誰でもが出来る記録ではありませんから、お祝い申し上げます。

1,000試合出場おめでとう!

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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