ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」4/5 巨 3-2 De → 初回はどうなることかと互いに思った試合だったけど…

巨人 3-2 DeNA → 対 DeNA 1勝0敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:菅 野 2試合 1勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:今 永 2試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野 捕手:小林
DeNA:今永→三嶋→三上→パットン 捕手:伊藤光
本塁打
巨人:坂本2号、丸3号、ゲレーロ3号
DeNA:ソト4号、筒香2号
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:佐々木主浩 実況:初田啓介
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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの1回戦。巨人打線は一回、DeNA先発・今永から坂本と丸の2者連続本塁打で先行するが、その裏に巨人先発・菅野がソトと筒香に2者連続本塁打を浴び、試合は振り出しに。二回以降はお互いに二塁すら踏ませない投手戦となったが、七回にゲレーロが特大の中越えソロ本塁打を放ち、均衡を破った。菅野は八回先頭から4者連続三振を奪うなど最後まで隙を見せず、2失点完投で今季初勝利。巨人はエースの力投と一発攻勢で、6連勝を飾った
(http://www.giants.jp/G/result/201904051index.html)
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両チーム合わせて、総得点5点、すべてがソロホームランなんてゲームはなかなか無い

それだけ両チームとも一発のある打者が並んでいて、僅かなスキも見せることが出来ないチームだということなんだろうけど、それにしても初回の攻防で4本のソロホームランってのは・・・


開幕投手同士の投げ合いだから、僅差の勝負になるって思う部分もあるし、共に強打のチームだから何かをきっかけに打ち合いになる可能性もあった。

両投手の立ち上がりが二人とも順調ではなくて、それは強風のせいもあったかと思うけれど、自らの調子を確かめるように投げているところで、ガツンと行かれた感じ
助かったのは、同点止まりで済んだところで

もしも1点でもビハインドで終盤に差し掛かれば、作戦上、代打を出さざるを得ず、開幕戦同様、良いピッチングをしながら敗戦、もしくは勝ち負けつかず・・・となるところだったので、初回、楠本をゲッツーで仕留めてランナーがいない状況でソト、筒香を迎えられたのが結果的には幸いした


で、そこからは両投手とも、さすが開幕投手同士!というピッチング

菅野の修正能力が高いのはわかってはいることだけど、今永も素晴らしいピッチングで、そこから先は完全にエース対決の様相。非常に見応えのある投げ合いでした


3回以降の投手戦に動きをもたらせたのは、ゲレーロの一発

昨年まではソロ王!と言われていたゲレーロだけど、こういう展開でのソロは大歓迎(笑)
その影には坂本をはじめとするチームの雰囲気作りが効果を及ぼしているかな?
(プラス原監督の指導)

結果的には、そのソロが決勝点になったのだから、ソロばかりが悪いとは決して言えないですね。今年はランナーがいる状況でも頼もしい結果を出しているし、「去年のことは忘れてくれ」というのは(ここまでは)決して嘘ではないと思う


そのゲレーロの一発で勝ち越してからの菅野の投球は圧巻でした

もともと終盤にむけてギアをあげる投手ではあるけれど、中盤からカーブを混ぜて腕の振りを修正し、本来ならスタミナ的に厳しい場面で今日イチのピッチングが出来るあたりが2年連続 沢村賞の本領なのでしょう

技術的な裏付けと気持ちが入った時の本気のピッチングを見せてもらったような、素晴らしい内容でした

 

あとは、今日は8回の岡本さんの場面は残念でした、初球を打ちにいったことを批判するコメントや記事も目にしましたが、あの時点で投手はアップアップでしたし、押し出しはトドメになってしまうことを充分わかっていたでしょうから、ストライクから入ってくることを想定してスイングしたこと自体は悪いとは思いません。
今日は岡本の日ではなかったというだけだと思います


ただ、去年なら坂本が打っても岡本が打てなければお終いになるところが、今は吉川尚、丸、ゲレーロ、亀井らがいることで、誰かが打てない時は誰かがカバーということが出来ていることが、この連勝に繋がっていると思います
(なにげに小林も一日一善をしてますし)

 

初回にソト、筒香にやられたことで、その後に全く仕事をさせなかったのもさすがですし、巨人戦でキーになるロペスを抑え込んだことも今日の結果に繋がっていますね

 

さて、明日は澤村と京山

互いの打線を考えると、今日とは真逆の展開になる可能性は大きいですね、先発に復帰しファームで結果を残して投げる澤村ですが、パワーピッチングで押せば、パワーで押し返すだけの力をもったDeNA打線ですから、それをどういう風に組み立てるのか、そこがキーになりそうな気がします。もともとスタミナは人一倍ある投手ですけれど、先発調整は久しぶりなので力の入れ加減次第で、長く投げることも速攻でスタミナが切れることもありえます

ローテ争いは熾烈な状況なので、一発回答をしたいと考える澤村が、中継ぎ、ストッパーの経験を経て、去年までとどう変わったのか、そこに期待して見てみたいですね

幸いにも打線は好調、貯金もある、今日はブルペンも休ませられたという状況が味方してくれることを切に願います

 

管理人:みんぐ
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