ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/3 巨人 8-5 阪神 → やはりチャンピオンチームは簡単に勝たせてくれない…ただ、坂本スゴすぎ!

対  阪神  3勝3敗1分 東京ドーム

勝利投手:戸郷 (2勝1敗0S) 
セーブ :泉 (1勝0敗1S) 
敗戦投手:門別 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:戸郷、高梨、バルドナード、船迫、大勢、泉 捕手:小林
阪神:門別、岡留、浜地、加治屋 捕手:梅野

本塁打
巨人:岡本和 5号(2回裏2ラン) 
阪神:大山 2号(2回表ソロ)、中野 1号(6回表ソロ)、大山 3号(8回表ソロ) 

日テレG+(からの地上波) にて観戦 解説:篠塚和典 実況:町田浩徳
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240503_8003_1/)
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長嶋茂雄さんデーということで、ゲーム前から盛り上がり、途中には松井秀喜さんと共にグラウンドに登場して大規模なセレモニーが行われ、背番号3の配布シャツを着た観客と、メッセージボードと合わせて球場の空気が一変。
お元気そうな姿が見れて、我々ファンも熱くなりました。

ミスウターのお元気そうな姿が見れて良かった!



そんな中でのゲーム、巨人はヤクルトに3連敗して貯金が無くなり、首位阪神をホームに迎えての初戦。
阿部監督はスタメンを変更し、昇格してきた増田を2番センター、ベテラン長野を6番に入れてきた。
梶谷も上がってきているので、やるとしたら梶谷レフトで丸をセンターに入れてくるかなぁ~なんて思っていたのだが、予想の斜め上を行かれました。ただ、どっちにしても「外野の平均年齢は高いなぁ~(笑)」と思いましたし、若手で入っているのは門脇だけ、前カードまで打てない打線を見ていただけに、期待より不安の方が大きかったのは事実。


初回、丸、増田があっさり倒れた時は「やっぱ今日もダメかなぁ」なんて思ったけれど・・・吉川のヒットをきっかけに、岡本の四球からの4連打。2アウトから4点なんてどれくらいぶりだ?ってくらいの攻撃を見せてくれて、これが長嶋パワーか?なんてオカルトめいたものまで感じるほど。


さらに2回には岡本に待望の一発が飛び出した。
結果的にはこの6点目が決勝点になったわけで、これが無かったらじわじわ追い上げてきた阪神の投手継投も変わっていただろうし、追加点が取れなかった可能性があるので、ノイジーがエラーしないで普通に2回のイニングを無失点で終わっていたら、逆転されていた可能性もあった・・・(ノイジー様様です)


普通に考えれば、先発は戸郷、2回に大山に一発を浴びたとはいえ、序盤で5点差あれば7回くらいまでは当然、ヘタしたら完投もあるだろうし、阪神サイドも多少は諦めてくれるだろうなんて甘く考えていたのだが・・・


まさか6回途中降板になるとは・・・


点差もあって緊張感がそれほどなかったのか、そもそも調子がよくなかったのか、わからない(本人は大山の一発以降は思うように投げられたが、突然制球が悪くなったと言っているが)、まさかエースがイニングの途中で変わるなんてことは想定してなかったし、阿部監督も「だらしないピッチング」とお怒り気味。まぁ「気持ちいい勝ちではなかった」と本人も反省しているし、シーズンが進む中で状態を上げて言ってくれるでしょうから、良いピッチングをしても援護なく勝てない時もあるし、逆に崩れても勝てる時もある、なんだかんだで2勝目をゲットしたわけだから、これを良い風に変えてくれればいいでしょう。


6回までは来てたんで、そこさえ凌げばあとは勝ちパ導入で守り切れると、これまた甘く考えていたら、8回は西舘ではなく船迫。ここのところ良いピッチングをしていたので、勝ちパに昇格か?って思ってみていたものの、大山にホームランを浴びて雲行きが少し怪しくなる。

(結局、大山に浴びた2本のホームランはどちらもスライダーが抜けたように甘く入ったボール。この日の船迫はスライダーが抜け気味だったので、あれを要求してしまった小林はちょっと反省かな。ストレートは走ってたんで、最後、泉がストレートで押し込んだように速い球でねじ伏せた方が良かったんじゃないかと思った、結果論だけどね)


4点差はあったけれど、このゲームは絶対に落とせないということで、大勢の投入。2アウトまではスルスル行ったのに、そこから3連打。森下へのインコースはバットをへし折って打ち取ったかのような感じになったが、逆にへし折れたことでフェアグラウンドの中途半端な距離になってしまったような感じ(折れてなければファールでしょ?)。


からの違和感による離脱、泉が何とかピンチを凌いでゲームセットとはなったが、序盤の楽勝ムードと終盤の「あれ?ヤバくね?」という空気感の違いに戸惑いながら何とか勝利したという事になった。
さすが去年のチャンピオンチーム、現首位の阪神でした。観客席の「今日はこのくらいにしといたるわ」ボードで球場が笑いに包まれるなど、色んな盛り上がりのあるゲームである意味、見ごたえがありました。


巨人としては連敗をエースでとめ、キャプテンに一発が飛び出し、9安打で8点を取るという今季最高の得点効率の良いゲームを出来たのは、これからのきっかけにしなければいけないし、このカードで3連敗でもしようならシーズンの前半戦は厳しい立ち位置になっていた可能性はあるから、初戦を勝利して対戦成績を五分に戻したのは大きい。
阪神側は1つ勝てればOKくらいで考えているかもしれないが、もし、今日も勝てれば少し焦ってくれるかも。


また、菅野 vs 西勇 の師弟コンビの投げ合いで、菅野も嫌かもしれないが、勝利して新旧投手キャプテンで連勝出来ればチームの流れも変わると思うので、初戦を取ったからこそこのゲームが大事なんだと気合入れて投げて欲しい。


追記1:
それにしても坂本ってのは「持ってる男」なんだなぁ~長嶋茂雄さんデーの日に、本人の目の前で、長嶋さんの猛打賞記録に並ぶなんて、ひょっとしてこの日のために、猛打賞しないで取っておいた?(笑)なんてジョークでも言いそうになるくらいエポックメイキングなこと(普通ならお立ち台でしょうけど、立たないところが坂本らしい)。
そういや 2020年には原監督の球団最多勝にならぶ1066勝目の節目の試合に、ナゴドで1試合3本という本人にとっても初めての活躍をするなど、なんかそういう大事な時に打ってる印象が強い。
長嶋さん自身が天覧試合に代表されるように、注目度の高いゲームでは常に目立っていたように、坂本にもやはりスターの素質があるんだろうなというのをヒシヒシと感じた。


追記2:
平松さん・・・プロ野球ニュースで、まだシーズン序盤なのに「広島もまだCSに行けるチャンスがあるので頑張って欲しい」なんて、まるであと数試合でシーズンが終わるかのような言い回し・・・周りもちょっと戸惑っていたように見えたけど、ここのところトンチンカンな発言も出るようになってきたので、気を付けて欲しいな。

 

管理人:みんぐ
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