ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/12 巨人 1-3 ヤクルト → 敵地でそう簡単にはスイープ返しはさせてくれないか

対  ヤクルト  4勝4敗0分 神宮球場

勝利投手:山本 (1勝0敗0S) 
セーブ :石山 (1勝0敗3S) 
敗戦投手:井上 (0勝3敗0S) 

・投手リレー
巨人:高橋礼、井上、平内、京本 捕手:小林、岸田
ヤクルト:サイスニード、エスパーダ、山本、木澤、石山 捕手:中村

本塁打
巨人:岡本和 8号(6回表ソロ) 
ヤクルト:サンタナ 5号(6回裏ソロ) 

フジテレビONE にて観戦 解説:元木大介 実況:立本信吾
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240512_8001_1/)
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神宮だから、岡本のホームラン1本で勝たせてくれるほどヤクルト打線は甘くないとは思ったが、長岡、サンタナにやられまくっての敗戦。
こちらも何度かチャンスは作ったが、大事なところで追加点が取れず、同じような場面で相手にやられてしまうという形。


、チャンスを逃せば相手に流れがゆくってセオリー通りに負けてしまった。


先発の高橋礼はプレッシャーのかかる打線を相手に慎重に投げようとしていたのかもしれないが、解説の元木氏が言うように、なかなか構えたところに投げてもらえず、小林も相当苦労してリードしていた。
正直言うと、6回1失点だったのは、たまたまかなと思える感じで、もちろん次もチャンスはもらえるだろうが、安心して見ていられるピッチングでは無かった。
(このゲームでも坂本のゲッツーに救われた)


サンタナの一発は球場を考えれば仕方ない部分もあるが、やはり3打席目になるとちょっとしんどい。
6イニングで1失点はゲームを作ったと言えるけど、村上が200本を意識しすぎてリキンでいた部分にも救われた。


後を受けた井上、平内、京本も投げてるボールは悪くないのだが、やはり精度という点でまだまだ課題は多い。初登板の平内はいきなりヘビーな場面での起用となり、リキんでいるように見えたが、ストレートのスピードは悪くない、フォークが投げた瞬間ボールとなったところで不利となり、追い込まれていたこともあって、サンタナは軽打に切り替えたところを痛打された。力で抑え込もうとしたんだろうが、サンタナの方が一枚上だったとしか言いようが無かったが、次の青木が当たっていなかったので、2人でアウトを取るという慎重さがあっても良かったかもしれない。


京本も四球が絡んでの失点で、そこは要反省。


攻撃面では4回、ノーアウト1、2塁の場面での坂本。理想は1アウト以内でランナーをサードに送ることだから、この場面でも強引に引っ張らず、最悪ゲッツー覚悟で逆方向へのバッティングを意識して欲しかった。
(長岡のファインプレーもあったけど)


7回、1アウト3塁という場面での長野の代打は理解出来るが、長野が何を狙っていたのかが問題。ランナーは小林だったから、内野ゴロで帰ってくるのは厳しかったと思うので、恐らく犠牲フライが頭を過っていたのではないかと思うが、一番甘かった初球の変化球を見逃したのが痛かったように思う。ストレート狙いだったのであれば、次の球で仕留めて欲しかったし、結局、追い込まれてしまったことで、低めのボール球に手を出して三振


当然丸は歩かされて、佐々木勝負となるが、これまた三振で折角のチャンスをつぶしてしまう。


さらに8回は代打岸田が当たり、センター前へヒット。外野は前進守備だから普通ならあの当たりで帰ってこれるわけもないのだが、今の巨人に連打を期待するのも難しく、ランナーが吉川だったこともあり、送球が逸れることを期待して手を回したと思うが、岩田の見事なプレーでこれまた阻止された。


これだけチャンスをつぶしてしまうと、冒頭に書いたように流れは相手に行ってしまう
勝ちパを出すのも難しい状況だったから、送り出す投手の選定も難しかったと思うが、こういう場面で結果を残して信頼を勝ち取ってゆかなければいけない立場だったんだけど・・・残念でした。


長岡に4安打されたことも敗因の一つではあるけど、巨人の若手、特に佐々木や門脇、秋広、萩尾、代打で出た泉口にも、あの長岡のバッティングを見習って欲しい。彼らのブレイク無くしては勝ち続けるのは難しいし、いつまでもサカオカマルにおんぶに抱っこでは、これから先が見えない。
もがいている最中だとは思うが、一人でも二人でも3割に近づける選手の登場を今季は待ちたい。
(それが見れれば優勝できなくても満足感はあるが、ブレイク選手が2人出てくれば、必然的に優勝の可能性が高まる)


明日は移動して、富山と福井でDeNA戦、一日挟んでマツダで広島と遠征週間。
なかなかヘビーな日程だが、翌週の阪神との甲子園を互角に戦い、首位争いをするためには気を抜けるゲームは1つも無い
幸いにも日程的には週5回のゲームだから、先発のローテは組みやすいし、ブルペンにも多少の無理は強いることが出来る。
誰を連れて行くかというところは気になるし、投手を減らして野手を厚くするという方法も無いわけではないと思うが、阿部監督がどういう人選をするのかは興味深く注目したい。


結果的に一日天下となったが、昨日も触れたように順位を気にする必要は無いので、負け数が増えないように気を付けるだけ。なので、出来れば、このゲームは翌日にゲームが無いので、ブルペンに少し無理をさせても最低でも引き分けで終わるような試合運びをして欲しかった。

 

ただ、ゲーム的には互いに守備が締まったゲームで、見ごたえはありました。

 

追記:

打撃の神様川上哲治先輩に並んだ坂本、まだまだ通過点で、生え抜きという点では、長嶋さん、王さんが上に控えているが、坂本自身もまだまだ通過点。生きる伝説の現役選手となるためにも、今以上に頑張ってもらいたい。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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