ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/17 巨人 3-2 ヤクルト → 大勢おかえり!とはいえ、ほろ苦い復帰戦になったかな

対  ヤクルト  15勝8敗0分 東京ドーム

勝利投手:大勢 (3勝0敗14S) 
セーブ :
敗戦投手:清水 (1勝8敗0S) 

・投手リレー
巨人:メンデス→船迫→中川→大勢 捕手:大城
ヤクルト:小澤→石山→木澤→清水 捕手:中村

本塁打
巨人:丸 17号(6回裏ソロ)、岡本和 41号(6回裏ソロ) 
ヤクルト:サンタナ 16号(4回表ソロ) 

日テレG+ にて観戦 解説:荒木大輔 実況:平川健太郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230917_8003_1/)
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同点に追いつかれ、ベンチでうなだれる大勢。

悔しさからうなだれる大勢


復帰戦で9回1点差、まさに「大勢復活!」をイメージづけるにふさわしいシチュエーションでしたが、結果は同点に追いつかれるという悔しさと反省が残る登板となってしまいました。


球速こそあったものの、投げるコースが全て高めに行ってしまっては、ヒットはもとより、犠牲フライ2つは簡単に打たれるのは当たり前。
チームとしては、楽な場面で投げさせてから、しびれる場面で・・・って選択肢もあったでしょうけど、そんな調整登板させていられる残り試合でもありませんし、上げた以上は万全だと思って送り出すしかないので、しょうがない。


一番反省しているのは本人でしょうから、次からはやってくれるでしょう。


8回 中川、9回 大勢の形を作り、先発投手は6回まで、7回は相手の打線に応じて臨機応変、場合によっては一人一殺でもOKという体制がようやく作れました。
仮に大勢が追いつかれたとしても、控えの投手には余裕が出来る展開になりますので、中川、大勢の出番が4連投、5連投とかに なるような事さえなければ、相手にとってもプレッシャーをかけられることになります。


見ている側としても、その流れで追いつかれる、逆転されるなどした場合は、もう仕方ないとあきらめがつきますし、本来なら春から見たかった光景でしたから、ここにきてやっと・・・という感は強いです。


劣勢だった状況から、丸、岡本とお兄ちゃんが逆転し、大勢が打たれた後は、岡田、門脇という若手が試合をひっくり返す。
ゲーム展開的には反省点も多かったゲームですが、主軸と若手が頑張って、大勢の復帰戦を負けではなく、勝利投手にしてお祝いするという形になったので、文字通り


終わり良ければ総て良し


で、いいのではないでしょうか?


先発のメンデスはしっかりゲームを作りました、6イニングを投げて与えた安打は3個のみ、四死球も1個、失点はサンタナに打たれたソロホームランのみですから、素晴らしいピッチングだったと思います。15試合に投げて5勝4敗ですが、防御率は2.09ですから、シーズン最初からローテを守っていれば、防御率争いに加わってもおかしくない。
このゲームでも、何とか勝利投手にしてあげたかったですが、大勢が追いつかれてしまった時点で勝利投手はお預け、一番がっかりしているのは本人でしょうけど、うなだれて戻ってくる大勢に声をかけるなど、気遣いの場面も見せてくれました。


グリフィン、メンデス、バルドナードはここまでのところ、しっかりと戦力になっているし、立ち振る舞いも好感持てるので、来季もチームに残って欲しいですね。


オーダーでは3番に坂本を持ってきてくれました。残念ながら、このゲームでは快音は聞かれませんでしたが、チーム内での打率は岡本に続いていますので、規定打席にも到達しましたし、しばらくはサカオカコンビで行って欲しいです。
出来れば5番は中田にして欲しかったですが、小澤との相性を考えての5番、大城だったかな?


そしてプロ初のサヨナラの一打を放った門脇。


この日、投手に投げさせた球数が36球だったというのが話題になってますが、まぁ5打席ありますし、最終打席が10球投げさせてますから、そこまで言うほどではないかと・・・とはいえ、好球必打でファーストストライクから積極的に打ってゆくのが特徴の巨人打線において、こういう存在は非常に貴重。
追い込まれたら徹底的に引き付けてファールで粘る。まるで近藤健介のようなバッティングは個人的に大好きです。
本当なら、吉川、重信、松原と足がある選手にもこういうのが伝染してくれると、チームとしてのバランスがよくなりますし、相手からしても本当に嫌らしいと思ってもらえるでしょう。


こけそうになりながらもホームへ突入した岡田も良かったです。出来れば、その後の中山に良い当たりが出てくれればよかったのですが、清水のピッチングが良すぎました。


いずれにしても、先に点を取られて重い展開になっていた中で、主軸が逆転し、若手が最後に躍動したという勝利は球場が盛り上がるには十分。
負けられないゲームは続きますが、今日のグリフィンもこれに続いて、メンデスと共に、来季も外せない!と思わせてくれるようなピッチングに期待しています。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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