ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/18 巨人 4-3 ヤクルト → 2夜連続のサヨナラ勝ちも・・・しんどい勝利でした

対  ヤクルト  16勝8敗0分 東京ドーム

勝利投手:船迫 (3勝1敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:田口 (1勝4敗32S) 

・投手リレー
巨人:グリフィン→松井→今村→菊地→中川→バルドナード→平内→船迫 捕手:大城→岸田
ヤクルト:山野→石山→星→阪口→高梨→田口 捕手:中村

本塁打
巨人:吉川 7号(6回裏ソロ) 
ヤクルト:オスナ 23号(7回表ソロ) 

日テレG+ にて観戦 解説:五十嵐亮太 実況:平松修造
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230918_8003_1/)
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いやはや、2試合連続で相性の悪い投手との対戦、今季、チームとしては相性が良いとはいえ、1つ勝つのがどれほど大変なことか、あらためて思い知らされた勝利でした。


高津監督が嘆いていた、あと1つのアウト、あと1本の安打、これが如何に勝敗を左右するかというのも同時に・・・です。


ここ数日、3番坂本が如何に適正か書いてきましたし、実際、5番から3番へ打順は変更になりましたが、その理由は2番門脇が機能しているからに他なりません。
このゲームでは、その効果が如実に表れる感じでした。


1番が出れば、門脇が送る、坂本の最大の武器は2ベースですから、6回にはその流れで逆転、ランナーがいなくても今の門脇なら出塁できますから、シングルならそこからの盗塁、長打なら、そこからの坂本の2ベース。8回はそのパターンで得点。
1塁が空いての坂本なら、勝負を避けたいところですが、後ろに岡本が控えているとなればそうも行かないし、8回の場面は2アウトで門脇ですから、後ろの坂本を意識するなら門脇でこのイニングを終わらせたいと勝負を焦る気持ちも出てくる。


実際、バッテリがそう思ったかどうかはわかりませんが、坂本の影がチラついたのは事実でしょう。


唯一問題があるとするなら、坂本が2ベースを量産することで、1塁が空き、岡本が勝負をしてもらえないこと。このゲームのように1点が重い展開なら尚のことです。
確かに打率という点では、中田よりも大城の方が高いので、右が続くのを嫌がる意味も含めて、大城を5番にするのはわからなくはありませんが、心理的な部分で、嫌だなと思うのはやはり中田じゃないでしょうか?代打専門で使うなら話は別ですが、先発起用をするのであれば、やはり岡本の後に中田を置くことで、岡本を歩かせるかどうか、迷いが生じるのではないかと思います。今の中田にベンチの信頼がそこまで無いのかもしれませんが、対戦相手として相手球団に中田の名前があれば、状態にかかわらずやはり怖いですし、今季前半のように追い込まれたらコンパクトに・・・というバッティングが完全に復活するなら、得点する確率も高いでしょう。


ってことで、続いては、もはやお馴染みになりつつある、門脇マンセーですけど、この日も6打席あったとはいえ3安打の猛打賞。うち2つは足で稼いだものですが、注目は犠打と2塁打、ランナーがいれば一発でバントを決めて得点圏へ、ランナーがいなければ自らが得点圏へ・・・これ、2番の役割としては完璧じゃないですか?


惜しむらくは2つの三振ですが、これも対戦が増えて自分への攻め方や、相手の球道が引き出しに増えて行けば自然と減ってくるでしょう。ただ、同じ三振でも、配球を読んだり、長く見ようとしすぎると体が固まって、見逃し三振をすることもありますが、2つの三振はどちらも振っての三振なので、問題ないと思ってます。


先発のグリフィンはもっと投げられたと思いますし、打順が回る6回で交代で良かったんじゃないかと思いますが、久しぶりということや、ゲームが膠着しているということを考慮しての交代かもしれません。先に点を取っていれば、もっと投げさせてもらえたのかもしれませんが、7連戦の最終戦、翌日は移動日ということも加味してのことか?
意図ははかりかねますが、ファンの想いとしては、残り試合も登板数も少ないので、こちらがリードするまでは投げさせてあげて欲しかった・・・ではないでしょうか?


コメントからは手ごたえを感じているなどの大人のコメントをしてますが、結果が全ての助っ人にとっては、一戦一戦、1イニングがとても大事なので、彼らのやる気を引き出す意味でも、信用している、期待しているという姿勢を見せることも必要なのではないかなと。


投手リレーの順番が、もともと決まっていたのか、行き当たりばったりだったのかもわかりませんが、そもそも大勢は連投させないという前提で組み立てていたようなので、菊池、中川は恐らく決めていたでしょうけど、それ以外は流動的だったような気がします。


松井颯は塩見を警戒しすぎて四球からの送球エラーで、その時点でもう脳内パニックでしたね。平内は監督のコメント通りですけど、ネットでは監督の顔色を伺いながら投げさせているから、投手はベンチと戦っている・・・と批判炸裂でした。
確かに、その側面はあるかもしれませんけど、そもそも四死球を出してしまうのは、その投手の力量の問題
四死球の少ない投手もいるわけですから、そこを言い訳にしては、この先も第一線で活躍するのは厳しいでしょう。


船迫がある時から吹っ切れたように腕を振ることで、多少甘く入っても打者を圧倒出来ているように、投手自身のメンタルの強さが求められますし、一方で首脳陣はそれを引き出してあげるように背中を押してあげることも必要
菊池が打たれても声を張り上げながら闘志をむき出しにして投げているように、そういう割り切りが必要なんじゃないかと思います。
ただ・・・船迫は何度も言うように、登板数多くて疲労が心配。


信頼できる投手が少ないというのもあるでしょうけど、使える!って判断したら、結構、そこに頼りがちなところがあるので、ある年はいいけど、翌年はさっぱり・・・という投手が過去に多くいたのも事実。
太く短くなのか、細く長くなのかは選手それぞれでしょうが、球団としては「太く長く」という投手をどれだけ育成できるか?常勝チームを作るっていうのは、そういう事だと思うので、単年で指導者がコロコロ変わるチームだと難しいですが、長期政権だったわけで、そういう未来像をもって投手育成、運用をして欲しかったな・・・というのは個人的に思います。


(当然、菊池も船迫も来年は研究、対策されるわけですし、今季の結果を踏まえて、もっと!って意識からオフに過剰にトレーニングすれば、壊れる可能性だってあるわけですから)


中川が追いつかれてしまったのが、最大の誤算だったと思いますが、前日の大勢同様、追い越されなかったのは良かったです。
最終的には8人の投手がリレーしての辛勝でしたが、勝ったことで報われました。


ってことで、7連戦は3勝4敗で甲子園での3連敗&胴上げプレゼントから始まり、下位チームとの戦績は3勝1敗で終わりました。
まぁ、連勝して上位と戦って返り討ちってのが今季の風物詩になっているので、消化モード&調整モードに入っているやもしれぬ阪神相手とはいえ、この2連戦が優勝決定!って予想してチケットを買っていたファンがあふれているでしょうから、また完全アウェーの中で戦う事になるんでしょう。
せめて最終カードで意地を見せて欲しいと思う気持ちはありますが、それをことごとく覆されてしまってきたので、もはや疑心暗鬼しかないですし、仮に連勝したとしても、「いや、阪神本気だしてね~し」って言われそうで(笑)なかなか複雑ですね。


チームとしてはCS争いをしているので、こちらはガチで行きますから、やはり最終カードくらいは連勝して終わって欲しいです。


追記:
前日バースデーだった秋広が試合前に、中田師匠、坂本にいぢられてましたね、観客にお礼&アピールしろよ的なひと幕があって、あぁ~なんか体育会系だなって思いましたが、思いのほか秋広が笑顔でノッてたんで、面白かったです。

イジられてからの・・・

観客へ投げキッス

追記2:

あ・・・岡田のバント失敗と、増田のファインプレー、サヨナラに触れてなかった。

岡田はこういうところでキッチリと仕事をしないと、下で手ぐすね引いている選手に場所を取られるし、増田は原監督に愛されてるんだなぁ~というのを感じた(笑)

確かにこういう縁の下の力持ち的な選手は必要だし、将来は良いコーチになるんでしょうが、個人的には走れるうちにもっと走って欲しいな…

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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