ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」6/8 巨 5-6 ロ → 昨日、接戦に強くなったと書いたばかりなのに…(涙)

巨人 5-6 ロッテ → 対 ロッテ 1勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:田 中 20試合 2勝 0敗 0S
セーブ :益 田 25試合 2勝 4敗 12S
敗戦投手:中 川 27試合 2勝 1敗 7S
・投手リレー
巨人:山口→森福→澤村→中川→田原 捕手:小林
ロッテ:土肥→東條→唐川→田中→益田 捕手:柿沼→細川
本塁打
巨人:陽4号(二回ソロ)、坂本21号(五回ソロ)、岡本11号(九回2ラン)
ロッテ:鈴木7号(四回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:赤星憲広 実況:平川健太郎
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東京ドームで行われた千葉ロッテマリーンズとの2回戦。1点リードで迎えた九回、巨人はリリーフ陣がまさかの乱調で逆転を許してしまう。守護神・中川が一死三塁から鈴木に右前適時打を浴びて同点とされると、中川に代わった5番手・田原が中村奨に中前適時打を許すなど、この回だけで4失点。それでも巨人は3点ビハインドの最終回に岡本がロッテ5番手・益田から右越え2点本塁打を放ち1点差まで詰め寄るが、反撃もここまで。最終盤でリリーフ陣が崩れた巨人は5対6とロッテに競り負け、連勝も2でストップした
(https://www.giants.jp/G/result/201906081index.html)
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終わってみれば、5-6と1点差負けなので、ここのところ多い接戦の試合で、何とか勝ってきたけど今日は負け・・・ってイメージなりますが、気分的には

大量得点できてたはずのゲームで点が取れず
自ら接戦にしてしまい
あげく、逆転されて負けたゲーム

という印象が強い・・・


基本的に点が取れないことを自分たちのせいにだけしたくないので、相手がそれを上回ったと解釈するタイプではありますが、初回の坂本、岡本のレフトフライが非常に良い感じにボールが上がって行っていたので、あれが二つとも入るか、フェンス直撃だったら、今日はこちらの一方的なゲームになっていたかな?って思いますが、あの当たりをレフトの守備範囲に留めさせた土肥投手が上回っていたのでしょう

一気に畳みかけられそうだったところをロッテバッテリーが上手く逃げ切ったことが、8回までの接戦の布石になったんだと思います


先発の山口は序盤は良い感じでしたが、中盤のもたつきが残念でした
結果論になりますが、同点打を放った鈴木大地と初回に坂本、岡本の当たりを良く取った菅野が今日のキーマンでしたね
4回、5回の清田の当たりを見ると、初回に慎重になって四球を出したのも納得できる感じでしたし、原監督も言ってますけど、今日はクリーンアップの活躍がこちらはチグハグな感じになってしまったことが敗因でしょうか?
(特に最終回)


中川はさすがに酷使しすぎなので、今日の失点は余り責めたくないですね
むしろ、流れ的には9回までに4~5点はリードしていてしかるべき展開で、中川(とマシソン)を休ませて、開幕前はストッパー候補でもあった、鍬原で終わらせるくらいの余裕ある内容でなければいけなかったので、反省点は投手陣よりも攻撃陣でしょう


6回の若林に阿部を代打に出した場面を指摘された方がいらしたので、そこにちょっと触れたいと思いますが

原監督はもともと動くのが早いタイプなので、ホームですし膠着したゲームの流れを一気にこちらに手繰り寄せるために、好調だった若林に代えて阿部を送り出したのでしょう
それはそれで、ギリギリまで動かずに結局使わずじまいで終わることの多かった由伸監督よりは私は嫌いではないですし、これまで、早めの動きで流れを変える局面も多かったので余り責めたくはないのですが、若林自身が成長するためには、ぐっとこらえて代打を出さない選択肢をとって欲しかったというのは、私の本音かもしれません

それでも、6回は相手のミスとはいえ勝ち越しには繋がったわけで、完全な悪手だったか?と言われると微妙なところではあります
(阿部にタイムリーが生まれていれば、流れは完全にこちらに傾いたわけですしね)


結果的には初回に主導権を握れそうなところで握れなかったこと
中盤のどちらに流れがゆくかわからなかったところで引き離すことが出来なかったことが敗因でしょうか?

ロッテ目線で言えば、4、5回にもっと点を取れていれば、楽に勝てたという気持ちでしょうから、ゲームが動いたのは9回でしたけど
勝負の綾は4~6回だったかと思います


今日勝てば、久々のスイープの目があっただけに、厳しい敗戦となりましたが
明日勝てば交流戦2カード連続の勝ち越しになりますし、復帰した菅野の登板となるわけですから、今日の勝ち負け以上に明日の勝利はチームの今後にとって大事なゲームになります。
敗戦の分析と反省は必要ですが、とにかく明日のゲームをエースが投げ切って、打つべく人が打って気持ちよい勝利をすることが、結果的に中継ぎを休ませて来週に弾みをつけることになりますから

終わりよければ全て良し

ではありませんが、明日の菅野のピッチングが交流戦の行方を占う大きな分岐点になりそうな、そんな予感がヒシヒシとしますね
(それは本人が一番感じていることでしょう)

 

管理人:みんぐ
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