ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」8/11 巨 7-1 ヤ → 引き分け挟んで4連勝!これで少しは勢い出たかな?

巨人 7-1 ヤクルト → 対 ヤクルト 12勝8敗0分 東京ドーム

勝利投手:高 橋 11試合 4勝 4敗 0S
セーブ :
敗戦投手:高 橋 14試合 3勝 5敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→鍵谷→宮國→高田 捕手:小林→岸田
ヤクルト:高橋→坂本→寺島→平井 捕手:中村
本塁打
巨人:ゲレーロ13号(二回ソロ)、ゲレーロ14号(三回3ラン)、丸20号(五回2ラン)
ヤクルト:山田哲28号(六回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:山本健太
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの20回戦。巨人先発のルーキー高橋は6イニングを投げ1失点、9つの三振を奪う好投で試合を作る。打線は二回、ゲレーロがヤクルト先発の高橋から右越えの先制ソロ本塁打を放ち、四回には一死一、二塁から岡本に中前適時打、ゲレーロには2打席連発となる3点本塁打が飛び出すなど効果的に得点した。五回にも丸に2点本塁打が飛び出し、7対1で快勝。高橋が約3か月ぶりの4勝目を挙げ、8カードぶりの同一カード3連勝となった
(https://www.giants.jp/G/result/201908111index.html)
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先週は2位、3位との戦いで1勝5敗と4つの借金だったけれど
今週は5位、6位との戦いで4勝1敗1分と、とりあえず3つ返した

どこまで落ちるのか心配していたけれど、ようやくトンネルを抜ける手ごたえをつかんだように思う


明日からはマツダで広島との3連戦が待ってるので、下位チーム相手に大きく取りこぼしだけはしたくなかったから、成績としては良かったのではないだろうか?

 

内容的にも悪くない

まずは直近3試合で躍動しているゲレーロ「状態いいね」を流行らせたいのだろうが、個人的にはちょっとスベってる感は否めない(笑)でも、印象度の薄い巨人の外国人選手としては、何かキャッチーな言葉があるのは良いこと。
ベンチでも明るくてムードメーカーになっているし、阿部にいぢられているところも微笑ましい

打球方向も右、左と打ち分けられているし、今は来た球に素直に反応できている感じなので、あとはこれを持続させることだけだと思う。かつてのチャンスに弱い、ソロばっかりというイメージも、この3連戦に関しては無いし、コーチとの関係も良さそうなので、今の気持ちをもって後半戦のキーマンになってくれたら、相手から見ても非常にやっかいな打線になるなという期待は膨らむ


それと今日も打点を手に入れた岡本

ちょっとずつだけど、自信を取り戻しつつあるかな?という感じだし、打席での雰囲気が非常に良くなった。
坂本、丸はもともと好不調の波が小さい選手なので、4、5番に破壊力が出てくれば、チームの得点力は一気に上がる

あとは、若林、重信、山本、増田あたりの若手が機能し始めれば、さらにチームはノッてゆけるので、あくまでも打線のチームである巨人としては、(相手が最下位相手だからというのは抜きにしても)ひところの沈黙した打線の状態は抜けつつあるのかな?と思う


打線が活発になり、ベンチの雰囲気が明るくなれば、投手陣も大胆に攻められるようになるし、ビハインドでの登板でも粘ればゲームはひっくり返る!というモチベーションの中で投げることができるから、相乗効果で投手力もあがってくる可能性もある


先発の高橋優は2段モーションをやめ、セットから投げ、腕の横ぶりを矯正などしっかり修正して上がってきた。
さらに山口俊から調整法を学び、今日はストレート中心の配球で来るなど、今までとは違うと言うところを見せようという意気込みを感じたし、それが結果にも表れていたと思う。

S-PARKで宮本コーチの談話が追球取材で入っていたけれど、今日投げさせて、またローテを飛ばす予定だったが、今日のピッチングを見て、ローテに残したくなったというのもわかる気がする内容だったと思う
特に、4回の四球、雄平のヒットからの三者連続三振は非常に良かった

(ただ、点差が少なかったら、原監督のことだから交代させていたかな?)


宮本コーチが握力がなくなったか?という原監督の問いかけに対し、「ただのすっぽ抜けです」とフォローしたことで、続投になったようだけど、よくぞ続投させてくれたと結果論ながら言いたくなる。
あれを乗り越えたことで、僅かながら高橋優も成長したと思うし、自信にも繋がっただろう

最終的には6回を投げきり、失点は山田のホームランだけ。いつ崩れてもいいように、早めにスタンバイしていたという高田の出番を最後にさせるくらい頑張ったと思う。
最下位チームとはいえ、攻撃面に関しては破壊力抜群のヤクルト打線をしっかり抑えたのだから、今日のピッチングに関しては胸を張っていいと思う。次にすぐにチャンスをもらえるなら、来週の阪神との戦いということになるが、先発コマ不足の巨人にとって若武者が少し成長し、結果も残したことはとても嬉しいニュースでした

 

両チームともが7安打と同じながら、スコアは7-1
ランナーを置いてのバッティング、特に3回の2アウトからの岡本のタイムリーは、あと1本出ない病が蔓延していたチームにとって何よりの特効薬だし、それに追い打ちをかけたゲレーロ、丸の走者をおいての一発は、病から抜け出た感満載の気持ち良い花火でした。

残塁の少ない効率の良い攻撃が出来た試合で、球場に応援に来ていたファンも気持ちよくゲームを見れたのではないでしょうか?

 

と同時に、デラロサ、中川を連続で休ませることもでき、次の戦いへの準備という点でも意味のある勝利だったと思います

 

そして、明日からは広島とマツダでの3連戦

広島は常に巨人と戦って元気をもらい、勢いづいてきた流れがあるし、優勝するためには勝ち越しどころか3タテを狙ってきていると思うので、そのモチベーションを相手のホームでどれだけ跳ね返せるかが、8月最大のポイントになりそうです。
チームの置かれた立ち位置としては、3タテさえされなければ首位をキープすることができるとはいえ、原監督はそんな弱気なことはコレっぽちも考えていないでしょうし、選手たちも同じ気持ちのはず
山口俊、メルセデス、菅野を並べることもそうですし、勝ちパを休ませたことも、すべては明日からの3連戦をにらんでのこと
3タテを狙ってくる相手に対し、こちらが3タテ返しすることが出来れば、広島の勢いを止めるだけでなく、しばらくの間はターゲットをDeNAだけに絞ることができるというメリットもありますし、今シーズンも苦い思い出の多いマツダで勝つということは、自らの勢いを加速させることにも繋がるわけで、相当な覚悟で戦うことになるでしょう


ヤクルト戦で火のついた打線が、レベルが上の投手を相手に同じような攻撃力を発揮できれば、決してできない事では無いと思うので、今の明るい空気のまま、「自分たちはもう大丈夫!」って自己暗示をかけて 乗り込んでいってほしいなと思います

(心配なのは台風ですね)

 

追記
野球ファンの集まるサイトや、掲示板などを見ていると、自分たちに不利な判定が出た時に、やれ**パイヤだの審判を買収してるだのと誹謗中傷が集まっているのを目にしますが(こういう事を言うと炎上の原因になりそうなので本当は言いたくないのですが)、審判に知り合いがいるので彼らの名誉の為にも言いますけど、彼らはプロ野球の審判をやっていることに本当に誇りを持っていて、体力と集中力のいる仕事ですから、選手並みに身体も鍛えていますし、非常にストイックな生活もしています

人間ですから間違うこともありますし、感情的になることが無いとは言いませんが、ビデオ判定を導入することを受け入れるという事も含めて、少しでも公平で正確なジャッジをすることを常に求めています

審判という仕事がどれだけ心身ともに大変な仕事なのかも考えずに、簡単に誹謗中傷する人は、次の試合、中継を審判の動きだけに注目して見てみて欲しい(球場で見るなら尚のこと)。彼らに一片の濁りも無いことや、如何に大変なことなのかがわかっていただけるでしょう

ファン同士が戦いに熱くなって、舌戦を繰り広げるのは一向にかまいませんが、中傷合戦になるのは野球ファンとして本当に悲しいことです

 

管理人:みんぐ
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