ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」8/24 巨 8-6 De → 劇的サヨナラ勝ちでマジック点灯!久しぶりだわ…

巨人 8-6 DeNA → 対 DeNA 9勝9敗0分 東京ドーム

勝利投手:田 口 39試合 1勝 3敗 1S
セーブ :
敗戦投手:エスコバー 60試合 3勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→大竹→高木→澤村→中川→デラロサ→マシソン→田口 捕手:大城
DeNA:石田→武藤→国吉→三嶋→山崎→エスコバー 捕手:戸柱→嶺井
本塁打
巨人:丸21号(四回ソロ)、ゲレーロ17号(四回2ラン)、丸22号(六回ソロ)、石川3号(十一回2ラン)
DeNA:嶺井2号(八回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:山本健太
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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの18回戦。巨人は八回に3点のリードをひっくり返されるが、九回二死走者なしから打線が粘り、坂本が左前適時打を放ち土壇場で6対6の同点に追いつく。中継ぎ陣が踏ん張って迎えた延長十一回、代打の石川がバックスクリーン右に2点本塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。総力戦を制した巨人はDeNA戦の連敗を5で止め、今季初の優勝マジック「20」が点灯した
(https://www.giants.jp/G/result/201908241index.html)
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今日はどうしても、11回の場面が印象強すぎて、そこに触れないわけにはゆかないので、しょっぱなにもってきます。
エスコバー回またぎからの重信のヒット、ストレートに強い重信ですが、それでも良い感じにバットのヘッドが立ってましたね、だからこそ強い打球が生まれてライト前に抜けてゆきました。その前の山崎からの四球を奪った場面も素晴らしかったので、これを機会にちょっと目に見えて疲れている亀井を休ませられる存在になればいいのですが・・・


で、田口がバントの構えで打席に立てば、DeNAベンチも100%送りバントだろうと集中しているところでの盗塁。
嶺井の送球がそれたことを見ても、バッテリーにとって予想外だったことがうかがわれます、走る方もサインを出す方も勇気がいったことと思いますが、1アウト2塁を選択するよりも1アウト3塁までもっていって坂本に回したいという気持ちが強かったのでしょう。終盤のチャンスは手堅くゆきたくなるものですが、あえて強気に攻めた采配に驚きました。

 

田口のバントは最悪、点が取れなかったとしても次の回も投げさせるというメッセージではありましたが、実はそう思わせておいて、油断させての盗塁、そしてボールが先行してからの代打でこの回に一気に決める!というシナリオだったとしたら、それはさらなる驚きですが、多分、そこは結果論でしょう(汗)

 

そして、右方向へ強く打てと石川に耳打ちした原監督。つまりは、2塁ランナーを進ませようというアドバイスだと思いますが、それがまさかスタンドまで飛ぶとは・・・打った後のガッツポーズは私は前進守備の外野を越えた!っていうアピールだと思い、カミさんはホームランを確信したんだよ!とで意見が分かれましたが(笑)ゲーム後のコメントを見ると、私の感想に近かったようで・・・
フルカウントになって、ストレートしかない場面ではあったけれど、それをしっかりと振り抜けたことが、あの打球になったわけですが、本人も興奮したでしょうね。
前日のゲッツーなどチャンスに代打で出て淡白なバッティングが続いたことで、叩かれることも多かったですが、このサヨナラをきっかけに「2代目サヨナラ慎ちゃん」を命名したくなりましたし(阿部はまだ引退してませんけど(笑))、こういう場面で何かをやってくれる矢野謙次を思い出して、本人同様、ちょっと目頭が熱くなりました

 

恐らくですけど、右方向を意識して1アウト3塁を作るだけの活躍だったとしても、今日の坂本、丸ならどちらかでサヨナラを決めてくれたと思いますが、それでも常にベンチで声を出し、早出特打ちを続ける苦労人が試合を決めたことが明日以降の戦いに勢いをつけたと思えば、価値のある一打だったと思います

 

延長戦は勝った方は疲労を感じず、負けた方はキツイってのが定石ですから、明日はデーゲームってことを考えると、この勝利は大きいですね
今夜は興奮して寝れないかもしれませんけど、明日の試合まで時間が無いので、しっかり寝てくださいね(笑)

(この時間に記事書いている俺もか(笑))

 

ということで、サヨナラの場面を振り返り、原采配をたたえましたが、そうはいっても反省材料はありますね。
高橋優が6回持たず、ピンチの場面でリリーフを送るのは仕方ないにしても、大竹を使うのは早すぎじゃね?って思いましたし、ロペス、ソトに回る8回に中川はデラロサと逆じゃね?って思いました。少なくてもロペスに四球を出したところで今日の中川は良くないと見切るべきでした。
大城をつっこませた元木コーチの判断も、先日、ゲレーロをつっこませた事と合わせて「どうなの?」とツッコみたくなりますし、本当なら5-3くらいで逃げ切る試合をして高橋優を勝利投手にしてあげなければいけないゲームだったと思うと、結果オーライで勝ったものの反省すべき点はあったと思います

 

その高橋優ですけど、立ち上がりの失点は反省ですが、それ以降は彼らしいピッチングが出来ていたと思いますし、逃げずに向かっていってました。個人的には6回は投げ切らせてあげたかったですが、やはりロペス、ソトの並びは怖かったですね。あそこで続投させてもらえる信頼感を得ることが高橋優の課題でしょう。
とはいえ絶対に負けられない試合のマウンドを任されて、初回にいきなり失点した状態ながらゲームを壊さなかったことは評価して良いと思います防御率もギリギリ2点台をキープしてますし、当然次もチャンスをもらえるでしょうから、今日の反省を生かして次は6回、7回と投げられるように頑張ってもらいたいですね

 

打線に関しては、丸が復調し、岡本、ゲレーロの状態が良いだけに坂本が打てば活気が出ますね。とは言いながら、4回、6回の得点の場面では坂本は絡んでいないのですが・・・(笑)久々の猛打賞で9回に貴重な同点タイムリーを打ったのですから、キャプテンの働きはしっかりやったと言っていいでしょう。
それでもまだ体調面では好調とは言え無さそうな動きですけど、今日は気力で身体を動かしてましたね。この猛打賞がきっかけになって、身体の動きが良くなれば明日以降も期待できますが、きっかけになったのかどうかは明日のゲームでわかることでしょう。

 

9回に流れを切るようにソトを代えて守備固めに乙坂を出したことも、次の10回の場面で効いた感じもありますし、ラミレス采配も万全ではなかったところもあるので、両者痛み分けみたいなところで、最後にかろうじてこちらが勝ち切ったという感じでしょうか?

 

このDeNAとの3連戦、次の広島との3連戦はどちらも1勝出来ればチームとしてはOKですが、やはり優勝を狙うからにはどちらにも勝ち越したい。初戦を落としていて、3戦目が今永だけにどうしても取りたいゲームだったので、内容はともかく結果として勝ったことは本当に大きかったですね。
明日の山口 vs 今永は最多勝を争う同士のマッチアップですから、両チームの攻撃陣も何とか今季のエースに勝たせたいと必死になることでしょう。
今永から序盤で大量得点出来れば防御率の争いでも少し後退させることもできますし、そうなれば山口俊の投手3冠だってワンチャン出てきます。チームが誰かのために!とか一丸になって!というきっかけになりそうな劇的な勝利だったからこそ、明日のゲームでは原監督のかかげる「和と動」を感じられるような戦いが見れると、優勝へさらに加速できそうな気がするので、とても大事な試合になりそうです

 

管理人:みんぐ
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