対 広島 12勝8敗3分 マツダスタジアム
勝利投手:井上 (8勝5敗0S)
セーブ :
敗戦投手:大瀬良 (6勝6敗0S)
・投手リレー
巨人:井上、高梨、船迫、平内、泉 捕手:大城卓、岸田
広島:大瀬良、黒原、塹江、長谷部 捕手:會澤、坂倉
・本塁打
巨人:岡本和 26号(3回表2ラン)
広島:
日テレG+ にて観戦 解説:野村謙二郎、黒田博樹 実況:小野宏樹
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240920_31021_1/)
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世間が大谷のニュースであふれる中、日本のプロ野球も盛り上がってますよ!
正直言うと、先週の7連戦が始まる前は、この7連戦が終るころには、何となく各チームの順位が確定するような流れになるかな?なんて予想してましたが・・・
ふたを開けてみれば、予想外の大混戦
からの6連戦、巨人にマジックが灯ったものの、いつ消えてもおかしくない淡い光で、むしろ余計なプレッシャーがさらにのしかかるような状況。
とはいえ、阿部監督の言う通り、この時期にしびれるゲームを経験できるのは幸せなこと、『もう泥まみれになってやるぞ』とゲーム前に話したということですが、前日の走塁と同じく、今日も集中力を切らさずに相手のミスに付け込むことが出来ました。
まずは3回、2アウトからタイミングを変えて投げた大瀬良に対して、ボテボテのゴロだったものの、大瀬良のグラブをはじいて内野安打。続く浅野で終れば、なんてことはなかったイニングだったと思うが、浅野が四球を選び、そこから吉川のタイムリー。2アウトだったこともあり、打つと同時に走っていた浅野も帰って先制、さらにキャプテンの2ランで序盤に4点のリード。
苦しんでいた岡本が5戦で4発、特にここ数試合は甘い球を打ち損じなくなりました、3番の吉川が9月の月間打率 .397で自己新の145安打と当たりまくっている中で、岡本の状態が上がってくれば、得点力はもちろん上がりますし、この日はノーヒットだったものの、7回の得点も含めて全て浅野が絡んでいるのも大きなポイント。
丸の走塁への意識が高い状態に来て、浅野が持っていて、吉川好調、岡本に当たりが戻ってくれば、こういう展開になるのも頷けます。
9月に入って、広島の先発陣に勝ちが付かず、状態を落としていることを差し引いても、阿部監督がやりたい、泥まみれというのは、ナインに浸透していると感じますし、若い選手にとってマジック点灯がプレッシャーというよりも、やる気スイッチが入ったような感じで、あ~なんか今どきの子なんだなぁ~って昭和世代のオッサンからすると、意識の違いに驚愕します。
続く7回は、珍しい菊池のエラーから丸が出て、さらに2塁を狙うという好走塁。浅野がしっかりと送って、また吉川のタイムリー、岡本も続いて、ようやく出た坂本のタイムりー、さらにもはや恒例となりつつある、モンテ
流れるような点の取り方でした。
先発の井上は、前回の反省を踏まえてか、とにかく低めを丁寧についている印象、左投手なのに左バッターが苦手ですが、相手の左右に関係なく、しっかり強気にインコースをついて、三振もしっかり取れていました。
唯一のピンチだった4回も、坂倉、堂林を三振にとり、最少失点でしのぎ、2~3点取られていたら流れが変わっていたかもしれないところを投げ切ったのは、大きな経験になるでしょうし、3回の4点が効きました。
5回でスパっと代え、高梨がピンチと見るや船迫に代える継投が出来たのは、前日の戸郷の力投のおかげ。流れとして、いい風が吹いていると感じましたし、7回の追加点のおかげで、途中まで準備していただろう勝ちパも結局、使わずにすみました。
最終的に勝つか負けるかは時の運もあるので何とも言えませんが、雰囲気としては一つの目標に向かって、選手が同じ方向を向いているというのが垣間見えたのは良かったと思いますし、当初1軍昇格には懐疑的だった(私がね)浅野が「持ってる男」として、走攻守に張り切っている姿を見ると、結果論かもしれませんが、最適なタイミングで最適な人が加わったと言えるでしょう。
そのひたむきさと明るさに、他の選手がつられているように見えますし、毎度、円陣を任されるたびにナインを和ませる姿に、思わずウルっとしてしまいます。
とはいえ、ゲームはまだまだ続きますし、ちょっとでも気を抜けば一気に落ちるポジションにいるのは間違いありません、まだ可能性のある他のチームは、さらに目の色を変えてくるでしょうし、ヒリヒリした戦いは続くので、目が離せませんね。
2連戦とはいえカードの頭を取れたことは大きいので、僅かに息を吐きたいところではありますが、今日の横川の心境はそんな状態ではないでしょう、もらったチャンスを逃したくない気持ちで気合は入っているでしょうが、空回りしないよう、セットアッパーのつもりで飛ばしていって欲しいですね。
4位に転落したとはいえ、ポストシーズンに出てくれば、確実に投げてくるであろうアドゥワをそろそろ攻略して欲しいですし、このゲームもまた、如何にして泥臭く1点を取るかという野手陣の集中力が問われそうです。
追記:
余り周りのことを意識している余裕はありませんが、戸郷、菅野、グリフィンの登板間隔についてチクリと話していた岡田監督が、石井、桐敷の登板数のことには触れず、甲子園で戦いたくなかったビーズリーを中4でセットアッパーとして使い、戦う事が無さそうなのはちょっと助かりました。
阿部監督が焦っているというようなニュアンスに聞こえましたが、数週間も前からしっかり話をし、本人たちにも準備をさせていることが、この3人の間隔を詰めてのピッチングに表れています。山崎伊の離脱は計算外だったでしょうが、逆にそれが他の投手への起爆剤となり、その上で結果が伴うのなら、素晴らしい判断だったということになりますね。
追記2:
それにしても、大谷はスゴすぎる!盗塁はすんなりクリアするだろうけど、ホームランの方は49本を打ったら、そこから意識してバッティングが崩れるかな?なんて人の子の想像をしてたんだが・・・むしろ、あっけないほどあっさりクリアしてしまいました。
メジャーの実況じゃないですが、もはや人では無いような(笑)
おかげで、日本のプロ野球が熾烈な戦いをしていることを一般の人は知らないという(涙)
この土日の夜、朝のニュースは大谷一色なんでしょうが、どのチャンネルのどのニュースを見ても、ついつい興奮してしまうのは、もうしゃーないですね(笑)
管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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