ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/3 巨 5-0 中→ 田口初完封&4連勝!強く冷静なあのメンタルは21歳とは思えない

巨人 5-0 中日 → 対 中日 :5勝8敗1分 ナゴヤドーム

勝利投手:田 口 18試合 7勝 6敗 0S

セーブ :

敗戦投手:大 野 12試合 5勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:田口 捕手:小林

中日:大野→伊藤→阿知羅 捕手:杉山→木下

本塁打

巨人:村田13号3ラン

中日:

解説:彦野利勝 実況:宮部和裕

TBSチャンネル1 にて観戦

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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの14回戦。序盤は巨人先発・田口、中日先発・大野の両左腕の好投で投手戦の展開に。しかし、巨人は四回に、ギャレット、田口にタイムリーが飛び出し2点を先制すると、続く五回には村田が3ランホームランを放ち、5点のリードを奪った。投げては、田口が二回以降、二塁も踏ませぬ圧巻のピッチングで、被安打2、無四球でプロ初の完封勝利を飾った。先発の快投、主軸の一発と投打がかみ合った巨人は、連勝を「5」に伸ばした

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今日は左の大野だし、2番には橋本ではなく大田、7番には脇谷ではなく山本じゃないの!?ってゲームは思ってたんだが・・・

正直スマンかった m(__)m

今日打った10本の安打のうち6本が左バッターによるもので、今の巨人打線には右左はあんまり関係ないんだなって事を感じるとともに、良い時はいじらないことの大事さも改めて感じた

(ま、橋本のヒットは大野から打ったものじゃないけど・・・(汗))

昨日もそうだけど、打線が二回りめになってからの相手投手に対する対応力が上がっているのが大きく、中でも坂本と阿部の調子が良いことがプレッシャーになり、投手のほうが勝手に警戒して自分のピッチングを出来なくさせているというところが、今の打線のつながりと得点力に大きく貢献している

村田に関しても、日によって波はあるもののトータルでは3割を越えているし、甘く入れば一発があるし、ギャレットにしてもそう(特に村田は勝負弱さが無くなってきた)。坂本と阿部の調子が良いからと、逃げのピッチングをしてもかえってピンチを広げるだけになってしまうために、勝負せざるを得ないという流れも打線に栄養を与えている。これで、1、2番が安定して出塁出来るようになると、それこそ2ケタ得点を狙える打線になるので、攻撃面においては、特に長野の打率向上が直近の課題となる

(長野が出塁するのであれば、2番に関しては進塁させる事のできる能力に長けていれば、打率そのものは多少悪くても構わない)

その上で、ここ数試合の脇谷のように勝負強いバッティングをしてくれるバッターがいたり、小林のよう時々だけど得点に絡む結果をだしてくれる選手がいれば、全体の雰囲気もとても良くなる。

投手に関しても内海の復活以降、先発に勝利がつくケースが圧倒的に増え、マシソン、澤村の状態が安定していることで、少なくともリードしている展開で勝利を取りこぼすことは圧倒的に減った

欲を言えばキリがないけれど、ひところのように3点取るのが精一杯だった打線から比べれば遥かに攻撃力は上がったし、打線の援護が期待できるようになった相乗効果で投手のメンタルも落ち着いてゲームが作れるようになった

(昨日は別だが、早い段階でそれなりのリードが取れているので、先発投手を長く引っ張ることも出来るようになった)

これで、クルーズや亀井、片岡らの実績組が戻ってくる上がり目はあるし、杉内もまもなく戻ってくる。若手では立岡、重信、辻、和田らも虎視眈々と狙っているし、吉川、堂上ももう1度上でやりたいと頑張っている。江柄子は下で結果を残しているし、1度1軍を経験した長谷川も再昇格に向けて投げ続けている。そこに新人の桜井も加わることで、今上にいる西村、戸根、髙木も安穏とはしていられない

そうしてみると、実績組以外は結果を出して上がってきたとしても、期待通りの結果が出せるかはわからないが、ケガ人だらけで層が薄いと思っていたチーム状況も、少しずつ明るい材料は増えてきている。

おっと、概要ではなく今日のゲームの話をしなければ…

先発の田口は今日は本当に良かった。昨日のレポートで今村との違いはメンタルだと書いたけれど、昨日の後だっただけに、その違いがより明確になったピッチングだったと思う。四死球は高橋周平に当ててしまったデッドボール1個だけ。殆どの勝負でストライク先行でゆくことができ、今日はナゴドということでか外の出し入れと、徹底して低めに投げるコントロール、テンポの良いリズム、全く表情を変えずに淡々と投げる姿など、全てにおいて完璧に近く、これが本当に21歳の若武者か?と首をかしげるくらい、まるで何年もローテを守って投げ続けているかのようなオーラが出てた。

特に完封のかかった9回のマウンドでも大島にヒットを打たれながら、リズムを変えず、黙々と投げる姿は非常に頼もしかった。エルナンデスビシエドの調子が悪いことを差し引いいても、あれだけ低めに投げ続けることが出来れば、多少被弾はしても炎上しない安心感をナインにもたらせてくれる

(9回表に全く出塁する気のなかった打者 田口に対して、阿知羅が四球を出した時「なんてことしてくれたんだ!(笑)」ってテレビの前で叫んでしまったけど、長野がゲッツーを打って(涙)ベンチに戻ることが出来、さらにその後、橋本と寺内の内野安打のおかげで少し時間を作れたのでホッとした)

結果的には昨日マシソンを引っ張り、澤村を出したものの、今日は出番が無かったことで昨日のゲームが結果オーライになったし、そういう展開に持ち込んで欲しかったゲームで、しっかりと勝ちパターンを休ませられるゲームを作れたことが本当に良かったと思う

ただ、坂本の足の具合はやはり悪そうなので、明日一日の移動日兼休養でどの程度回復するのか、そこがちょっと心配ではある

今日はヤクルトの頑張りもあって、やっとのこと広島に土がつき、1つ縮めることが出来た。ゲーム差だけを見ればまだ7ゲームと遠いは遠いが、負け数に注目すれば5つしか違わない。明日は巨人がゲームがなくて広島はあるため、残り試合数も4つこちらが多い勘定となり、広島が3つ負けるところをこちらは2つという星勘定で進められれば、決して近づけない数字では無いという風に思えてくるし、週末の広島との直接対決も、3連勝が望ましい変わらないが、2勝1敗でも負け数を1つ縮めることが出来ると思えば、少しだけ気は楽になる

もちろん、残り試合数が多いということは、その分、日程も過密になるわけで良いことばかりではないのだが、3位以下とのゲーム差をもう少し広げることが出来れば、シーズン最後の下位球団との試合では、モチベーションの違いもあって、今よりも楽になる可能性もあるので、基本的には試合数が多いことを前向きに捉えたい

さてこれでオールスター以降10勝3敗と一気に7つ勝負差を埋めることが出来た。広島とは五分、DeNAには負け越してしまったが、それでも阪神、ヤクルト、中日の現在Bクラスのチーム相手にはしっかりと全勝できたのはデカい。その3球団が最も状態が悪い時に上り調子の状態で当たれたという運の要素もあって、そういう意味では流れがきつつあると感じている

今季2度めの5連勝と言うが、京セラドームで菅野が勝っていれば、8連勝でゲーム差も6になっていたと思うと、あの1試合だけが悔やまれる…タラレバを言っても始まらないので、その借りは次の広島戦で返すしか無いのだが、とにかく初戦を取って、広島ナインに「ん?マジでヤバい?」と焦らせることが出来れば、まさかまさかの展開が待っているかもしれない・・・という可能性を残すことが出来た中日との2連戦、そして今日のヤクルトの勝利だった

明日は全力でヤクルトを応援します!(笑)

管理人:みんぐ

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