ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/2 巨 7-2 中→ あの時の巨人、中日とは違う!後半戦は立場を逆転させたい!

巨人 7-2 中日 → 対 中日 :4勝8敗1分 ナゴヤドーム

勝利投手:今 村 14試合 3勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:若 松 18試合 7勝 8敗 0S

投手リレー

巨人:今村→西村→マシソン→澤村 捕手:小林

中日:若松→阿知羅→山井→小川→祖父江→岡田 捕手:桂→武山

本塁打

巨人:

中日:

解説:鈴木孝政 実況:森脇淳東海テレビアナウンサー)

スカチャン2 にて観戦

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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの13回戦。巨人は四回、中日先発の若松をとらえ、4連打などで一挙4点を奪う。その後も村田の犠牲フライなどで計7点を挙げて逃げ切り、4連勝を飾った。約2か月ぶりに先発した今村が中日打線を5回2失点に抑え、5月14日以来久々の3勝目。5番の村田は勝負強さを発揮し、3安打3打点の活躍を見せた

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3勝8敗とシーズン前半は中日に分が悪く、このナゴド2連戦も心配する声が聞こえていましたが、あの思い出したくないゴールデンウィークの悪夢の3連敗の時とは、中日のチーム状態と巨人の打線の状態は全く違うので、個人的には実はそれほど心配してなかった

唯一不安だったのが、今村の出来だったのだが、今日に関しては宿題は多いものの、何よりも勝ち星がついたという結果に満足したい

とはいえ、なかなか負けてくれない広島を追撃するためには、6連戦を最低4勝2敗、基本的には5勝1敗でゆかなければいけないわけで、そのローテを担う投手としては、まだまだ厳しい。かといって2軍レベルのピッチャーではないので、早々落としてもいられないという難しい立ち位置の投手

課題は慎重になりすぎて四球を出してしまう事と、打たれだしたら止まらなくなってしまうこと。どちらもメンタルに関わる部分が大きく、こればかりは2軍で投げていてもなかなか手に入らず、1軍の緊張感の中で投げ続けてハートを鍛えるしか無い。合わせて、なかなか7回まで投げさせてもらえない不安定さ(スタミナ)も課題。まぁ、スタミナの問題は上記の慎重さを克服して、もう少しメリハリをつけて1回り、2回りを抑えられるようになれば、克服されてくると思う

同じ若武者で左腕の田口は今村よりも遥かに四球が少なく、しかも相手に向かって大胆に投げられているところが大きく違い、そこから試合数をこなしてゆくごとに、少しずつ長いイニングを投げられるようになってきた。同じ左腕でも田口と今村では持っている武器が違うので、組み立ては変わってくるけれど、打たれることを恐れずにもっと堂々と投げられるようになれば、今後もローテ候補として1軍に居続けられると思うので、今日の勝利をきっかけに、また一つレベルアップしてもらいたい

(今日はビシエドの不調さに助けられたところもあるし…)

あ、でもノーアウトでランナーを出さなかったところは評価してあげたい

投手リレーに関しては、この点差でマシソンだすか!?しかも引っ張るか!?と思ったのだが、由伸監督のコメントを見て理解した。とにかく、流れを渡したくなかったのと、今一番チームで良い球を投げているのがマシソンだったからなのね。確かに今のマシソンは非常に良い状態を継続してくれているし、本人も連投するほうが調子が良いというくらいなので、敵地でうっかり失点して一気に球場が盛り上がり、流れが変わることを考えたら最善策だったのかもしれない。ま、最後の澤村も本当に必要だったのかは???だけど、明日も同じカードだし、最後に打たれて明日に繋がるような展開にはしたくなかったのだろう

リードしている点差に関わらず、点を与えたくない場面で安心して任せられるのが2人しかいないというのが今の巨人の弱点の1つではあるけれど、昨日は試合なかったし、明日頑張れば木曜はゲームは無いので、ヘタに使わずに登板間隔が空いて広島に乗り込むよりは良かったのかもしれないと思うことにした

(明日は使わずにすむ展開に持ち込めれば、ベストだけど…)

攻撃陣に関しては、これまでやられ続けていた若松への予習がしっかり出来ていた感じで良かった。若松自身の調子が悪かったことを差し引いても、苦手としていたチェンジアップに的を絞って打ち返せていたのは大きく、これまでとは逆に若松の方に巨人に対する苦手意識をもたせられたかもしれないという点でも評価できる攻撃だったと思う

(ひと回り目はチェンジアップを余り投げてこなかったので、ちょっと面食らった感じに見えた)

ただ、橋本は…ダメだ(汗)

あのバットのヘッドを前に出してタイミングを取るやり方ではどうしてもワンテンポ遅れるし、強い打球を打つことを意識しすぎて大振りしすぎ。あれなら、5打席すべてセーフティバントの方が遥かに出塁の可能性は高い。相手に球数を投げさせることも出来ないし、2番バッターとして余りにも不甲斐なさすぎる。今日の阿部のように最短でバットを出しつつ、球道に対して線で捉えるような打ち方が出来ないと、もっているパンチ力を発揮できないので、個人的には何かを変えないかぎり3割を目指せるような成績には繋がりそうもない

かといって、じゃあ松本は?と聞かれるとこれまたバッティングに関しては期待ができず、左の外野手というポジションに関してはギャレットを除くと、ちょっと頼りない状態なのも今の巨人のアキレス腱のひとつ。亀井が戻ってくれば、そこは解消されるので、それまでは耐えるしか無いのだが、この先、数年のことを考えると、橋本にはもう一頑張りして欲しい。重信がもう少し経験を積んでくると強力なライバルになりそうなので、その足音を聞きながら焦りを持って日々試合に臨んでもらいたい

しかし今日は坂本は随分走ったね

阿部のタイムリーで走り、タッチアップ、盗塁など足を酷使してた。終盤ではちょっと痛みを感じているような素振りだったのが気になるが、今の時点で坂本に故障が発生するとチームとしては大打撃なので、とにかくなんでもない事を祈る

体調不良のギャレットも戻ってきて、今日は2安打。村田も今日は良かったし、クリーンアップの攻撃は文句なしだった。出来れば誰かに1発が欲しかったけど、ホームラン無しで7点取ったわけで、文句を言ってはバチが当たる(笑)

気づけば僅差ながらチーム防御率もリーグ1位に返り咲いているし、このままの状態をキープできれば、ひと波乱起こせるかもしれない可能性はまだ残していていると思う</span>

(こちらもなかなか縮まらないジレンマを抱えているけれど、広島にしても勝っても勝っても差が広がらないストレスは感じていると思う)

相変わらず広島も負けてくれないので、我慢比べみたいな状態になっているけれど、相変わらず打線は好調ながら先発投手に関しては不安定なところも見せているので、頑張ればきっとチャンスは来ると信じて週末の広島3連戦に向けて勢いをつけるためにも、明日も絶対に落とせないトーナメントのような気持ちで挑んでもらいたい

管理人:みんぐ

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