ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/18 巨 9-7 De → どうなるかと思った…(汗)勝つと負けるじゃ大違い

巨人 9-7 DeNA → 対 DeNA 10勝7敗1分 東京ドーム

勝利投手:カミネロ 42試合 2勝 5敗 20S

セーブ :

敗戦投手:砂 田 46試合 1勝 2敗 0S

・投手リレー

巨人:田口→西村→マシソン→カミネロ 捕手:小林→宇佐見

DeNA:石田→平田→三上→エスコバー→砂田 捕手:嶺井→戸柱

本塁打

巨人:マギー13号ソロ、坂本14号2ラン、陽9号3ラン、宇佐見1号2ラン

DeNA:梶谷14号3ラン

フジテレビONE にて観戦 解説:山本浩二 実況:蛯原哲

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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの18回戦。田口・石田の両左腕の投げ合いとなったこの試合。筒香の適時打で先制を許すも、マギーの13号ソロ本塁打などで逆転に成功。五回を2対1で折り返す。しかし、中盤以降は一転して打ち合いに、六回は田口、七回は西村が打ち込まれ、2回で計6失点。一方の打線も六回は坂本の2点本塁打、七回には陽の同点3点本塁打で一歩も譲らず、7対7と同点に。以降は両軍、救援陣が粘り、試合は延長戦へ突入する。打撃戦に決着をつけたのは途中出場の2年目、宇佐見。延長十回二死二塁から、ライトにプロ1号サヨナラ2点本塁打。両チーム計5本の本塁打が飛び出した空中戦で、巨人は劇的なサヨナラ勝ちを収めた

Yomiuri Giants Official Web Site

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まさにタイトルの通り

負けて6ゲーム差になるのと、勝って4ゲーム差とでは、まるっきり違う。しかも今日は田口の先発、カードの初戦、最初から勝利を計算に入れてるだけに、田口が5失点した時はどうしようかと、正直なところちょっと慌てた(笑)

先発の田口はここのところ、若干ボールが高めにゆく傾向があって、その上で決めなきゃいけないところでスライダーの精度が悪くなったりと、少しずつ蓄積された疲労が出ている感じかな?ここまでローテを守って貯金も作っているし、なんだかんだ田口自身、順調に来ているので、これくらいの試練があったほうがさらなる成長に繋がりそうな気がする

(ま、勝ったから言えることだけど…)

去年が26試合に登板で162イニング投げて、防御率が 2.72

今年は現時点で 19試合の登板で 129 2/3イニングで防御率は 2.64

残り試合を考えると、今年は去年よりもイニング数は少なくなるかもしれないけれど、内容的には去年を遥かに越えているので、今のところ充実したシーズンを送っていると思う。最多勝最優秀防御率のタイトルだって狙えないわけじゃないので、ここからもうひと踏ん張りして何かしらのタイトルを狙って欲しい

(結果的に田口自身の連勝は今日の勝利でまだ続いている感じになったし)

それにしても、今日のゲームは…

見ているこちらとしても上がったり、下がったりで、かなり精神的に上下した試合でしたね。

4回に逆転して(長野のピーゴロの判定は…でしたけど)、さすがにそれで安心したわけではありませんが、梶谷に3ランを浴びた時には、ちょっと諦めかけました(笑)

で、坂本の2ランで立て直しかけたところでのゴメスのタイムリーですからね…さすがにうなだれかけて…からの陽の3ラン

追いつくものの4回以降、リードは出来ていない中で、9回にカミネロ注ぎ込みましたから、延長が長引くと厳しいなと思っていた中で、宇佐見がやってくれて

終わりよければ全てヨシですが、見てるこっちが疲れたくらいですから、選手たちもかなり疲れたことでしょう

(勝ったので半減していると思いますが)

球場で見ていたファンは両チーム合わせて5本の花火大会という点の取り合いは興奮したでしょうね。

巨人が取った9点のうち8点はホームランによる点数なので、久しぶりに「らしい試合」をしてくれたという感じですが、4本のホームランのうち、ソロが1本だけであとはランナーがいた状態だったことが本当に良かった

それとマギー、坂本、阿部、村田にマルチが出たことも明日に繋がりそうですし、苦しんだ試合ではありましたが、結果的には坂本に復調の兆しが見えたことは今日の大きな成果のひとつではないでしょうか

そして、何と言っても今日触れなければいけないのは宇佐見ですね

プロ野球ニュースでは「打席での間がいい」と言われてましたけど、わたし的にはボールを捉えるポイントがいいなと思ってます。ま、結果的には同じことですけど、ある程度、配球を予測しながら一度見た球の軌道とタイミングを覚えてしっかりアジャストできてるところがイイ。1打席目の四球もそうだけど、しっかりボールも見えているし、スイングにも大きな無駄がない

どちらかというと、素直なバッティングなので、この先、1軍の投手の球にもっと慣れてくれば、さらなる上積みは期待できそう

(問題はむしろキャッチングと配球面かな、デーブにも指摘されていたように、キャッチングの際の左膝が下がるのは…アレはだめ)

小林のお尻を叩くためにも、明日の菅野の登板でも先発で使ってみるってのも面白いかも(配球面の経験不足は菅野が補ってくれる)。何よりも、結果を出した後ってのはご褒美(先発出場)をあげるってのは、若手を伸ばすには大事なことだし

(まぁ、由伸監督はやらないだろうけど)

今は「持ってる男」になりつつあるので、そういう運に賭けることも大事

あと気になるのは西村がちょっと登板過多になりかけているところ。リードしている時はもちろん、ビハインドでも起用していて、ちょっと多くない?って個人的には思っているのだが・・・昨日、宮國を多く投げさせているってのもあるし、田原を使いづらかったのもわかるのだが、タフな西村とはいえ、病み上がりなわけで、もう少し配慮は必要なのでは無いかと思う。今日負けていたら7回の2失点が痛かったと言われそうだけど、個人的には余り責められないかなと…

それと、もう少し宮崎に対しては慎重にゆこう、現在の首位打者だから簡単に抑えるのが難しいのはわかるけど、一応、坂本、マギーもそれに続いているわけで、彼らをアシストするためにも、何としてでも抑えてもらいたい

締めに

いやぁ~マジで勝ててよかった!

負けてたら明日の菅野で勝っても負け越しの可能性はあるし、この3連戦で負け越したら正直なところAクラスに入るには、何らかの奇跡が必要になると思っていたので…もちろん、まだ負け越す可能性もあるので安心はできないけれど、この3連戦は2勝1敗が最低条件で、3連勝して初めて借金返済とDeNAの背中が見える状態に持ち込めるってことを考えると、初戦を落とすのは本当にヤバかった。

初戦でいきなり3連勝の可能性を無くしちゃうと、見ているこっちのテンションも下がるので、どんな形であれ、ビハインドをはねのけて、最終的に勝利した巨人ナインに今日は感謝したい

管理人:みんぐ

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