巨人 6-3 阪神 → 対 阪神 10勝7敗0分 東京ドーム
勝利投手:田 口 20試合 11勝 2敗 0S
セーブ :カミネロ 43試合 2勝 5敗 21S
敗戦投手:青 柳 11試合 4勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:田口→西村→マシソン→カミネロ 捕手:宇佐見→小林
阪神:青柳→岩崎→石崎→伊藤和 捕手:梅野
・本塁打
巨人:宇佐見2号2ラン
阪神:
日テレG+ にて観戦 解説:中畑清、原辰徳 実況:平川健太郎、田辺研一郎
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東京ドームで行われた阪神タイガースとの17回戦。巨人先発の田口は初回、福留の適時打で先制を許す。直後の一回裏、阿部の適時打で同点に追いついたものの、二回に連続安打で1対3と勝ち越されてしまう。追いつきたい打線は五回、無死一塁からプロ初先発の宇佐見が同点本塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。さらに阿部、村田、亀井の三者連続適時打でこの回一挙に5点を挙げ、6対3と逆転。援護をもらった田口は粘り強く投げ6回3失点。巨人は七回から勝ちパターンの継投で無失点で逃げ切り、勝率を再び5割に戻した
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今週は菅野を回避することにしたわけで、この阪神との3連戦ではどうしても田口で1勝は確保しておきたかっただけに、今日の逆転勝利は本当に大きな1勝になった
先発の田口は、ここのところ疲労からかボールが高めに行ってしまうことが多いので、東京ドームで投げる時は心配になるのだが、それは多分、本人も充分にわかっているんだろうね、気をつけようとしているだけに、逆に行ってしまうというボールが多かった
阪神打線も田口に対しては、苦手としているだけにしっかりと予習をしてきていた感じで、低めを捨てて目線を上げているように感じ、スライダーが真ん中近辺に来たこともあって、序盤はかなり苦しんだ
6イニングで四死球0個というのは、なんだかんだいってさすがだけど、結局、三者凡退で終わるイニングは作れず、田口自身は納得の行かない内容だったと思う
彼らしいピッチングがやっとみれた!と思ったのは5回の福留、中谷を連続三振に取ったあたりかな?6回に打席が回ってきたところで代打が出ることになったけれど、やっと自分らしいピッチングを取り戻したところだったので、もっと僅差だったら恐らく続投させていたかもしれない。
ま、中継ぎも休養充分だったし、3点リード出来たところでの降板なので、チームとしては良い形で継投に繋ぐことが出来たと思う
さて、今日初スタメンの宇佐見だけど、正直なことを言うと途中までは不満が多く、小林だったらほぼ走られないところ、盗塁を許してしまうあたりは、送球の正確さという点でまだまだ及ばないし、キャッチングでもポロをするところもあって、投手として安心して投げられない怖さはやはりあるのではないかと・・・ただまあ、それは経験と練習で補える部分だし、現在宇佐見に求められているのはキャッチャーとしては最低限のことだけで、基本的にはバッティング。
特に今日は青柳ということで抜擢されたわけだから、バットで結果を出してナンボの出場。その点で、同点においつく2ランホームランは強烈な印象をベンチと球場のファンに植え付けたと思うし、中日戦での残念な結果に対してお釣りが来るくらいの結果を出したと思う。
(小林じゃあの2ランは無かったわけだから・・・(笑))
高木豊氏が言うように、勝運を持っているのかどうかはまだ未知数だけど、少なくとも攻撃面においては小林よりも期待できるし、素直な良いバットの出をしているので、これからもスタメン宇佐見で途中から小林にチェンジというパターンはあっても良いかもしれない(相手投手によってということになるけど)。
宇佐見の2ランに触発されるように小林にもヒットが出たし、ベンチで自分よりも若い捕手の動きを見ることで、感じるものもあるだろうから、相乗効果を期待するという点でも面白いかも
攻撃面では、初回に苦手な青柳からいきなり同点に追いついたところは良かったけど、結果的にチャンスらしいチャンスは初回、5回、6回しか無かったわけで、5回の宇佐見のホームランをきっかけに、2アウトから坂本の四球を挟んでの連打で逆転できたのは本当に大きかった。それも、1点リードとかではなく、3点に広げられたのは素晴らしかった
中でも暴走じゃ?と思われたマギーの突入もそうだし、阿部の走塁もそうだけど、貪欲にホームを狙う姿勢は、(結果がうまく行ったこともあって)評価してあげたい。
(アウトになってれば、何やってんだよ!になるけど・・・(笑))
陽と坂本に少し元気が無いのは気になるけど、今日に関しては坂本も四球で貢献したし、今日は阿部が当たっていたので無問題
ただ・・・問題は明日だね
戦前は、田口、菅野で2勝を確保して、あわよくば畠で3連勝って皮算用していたけれど、菅野を回避した関係で、残り2試合は敗戦の覚悟もしておかなければいけなくなった。DeNAが確変期に入りつつあるので、離されないためにも最低でも勝ち越し、出来れば3連勝と行きたいところなんだけど、さすがに谷岡にその任を負わせるのは可哀想だ。
とにかく後先考えず、目一杯投げてもらって、打線と中継ぎの援護を貰いながら、初先発初勝利でチームの雰囲気をよくしてくれることができたら・・・
畠は何だかんだいって、ゲームは作ってくれそうなので、明日勝てれば、それでやっと3連勝にちょっと期待がかかる
その上で、菅野が登板回避したことが、来週以降に良い方に流れてくれれば、仮に負け越したとしても、まだ希望は残る
なもんで、今日の勝利は1-3の時点で、青柳との対戦防御率と阪神の勝ちパの安定度を考えたら厳しいな・・・って思ってただけに、非常に大きな1勝だった
管理人:みんぐ