巨人 3-0 DeNA → 対 DeNA：13勝10敗0分 東京ドーム
勝利投手：大 竹 ９試合 ３勝 ３敗 ０S
セーブ ：澤 村 52試合 ６勝 ３敗 31S
敗戦投手：井 納 18試合 ４勝 ８敗 ０S
投手リレー
巨人：大竹→田原誠→山口→澤村 捕手：加藤
DeNA：井納→岡島→須田 捕手：嶺井
巨人：アンダーソン６号ソロ、村田12号ソロ
DeNA：
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解説：水野雄仁 実況：蛯原 哲
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東京ドームで行われた横浜ＤｅＮＡベイスターズとの２３回戦。巨人は二回、アンダーソンの２試合連続となるソロホームランで先制。先発の大竹は７回を３安打無失点に抑える好投で試合を作る。巨人打線は七回に坂本のタイムリーヒット、八回には村田のソロホームランで小刻みに加点してリードを広げ、ＤｅＮＡ打線の終盤の反撃をリリーフ陣が断ち切り３対０で勝利し、３連勝。首位ヤクルトに０・５ゲーム差とし、今季の対ＤｅＮＡ戦の勝ち越しを決めた
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昨日と今日はAクラス３チームがBクラス３チームとのバトルという戦いで、例えば巨人だけが負けて上位２チームが勝って差を広げられるということもあれば、その逆もあるという状況。巨人としては目の前の相手に勝って、あとは広島、中日に頑張ってもらうというスタンスなのだが、日数的に不利な巨人としては、何はともあれ目の前の試合に勝つ、下位球団から取りこぼさないというのが大前提となる
結果的には巨人はDeNAに連勝し、阪神は広島に２敗１分、ヤクルトは１敗１分となって、とうとう首位に0.5ゲーム差に迫るところまで来た。広島、中日に感謝だけど、何よりも選手たちの頑張りに拍手を送りたい
それにしても今日の大竹は良かったね、１軍に復帰してからピッチングが力強くなったけど、今日もストレートはキレていたし、変化球はどれもコントロールよく決まっていた。制球に大きな乱れがないから安心して見ていられたし、何よりも気合が入っていた。昨日今日とDeNAに連勝しているのでうっかり忘れがちだけど、チーム打率はリーグ２位、本来打数はリーグ唯一の１００本越えをしているチームなんで、それを７イニングで被安打３におさえるのは、そうそう出来ることじゃない。
先発のコマさえ揃っているなら、ポレダと共に左右のリリーバーで頑張って欲しいくらい（ま、無いだろうけど）
１点しかリードしてない状態で、いつボカスカとホームランを連発されてもおかしくない打線を相手に０行進を続ける展開に持ち込めて、勝利をもぎ取ったのは間違いなく大竹のピッチングに尽きると思う
それと、やはりアンダーソン、村田の２試合連続の一発だろう。ここに来てチームに本塁打が出るようになり、ようやく巨人らしい戦いができるようになった。変態インコース打ちは坂本の専売特許だと思っていたけれど、アンダーソンのあのバットを内側から走らせる変態打ちも見事でした。下位打線に一発が飛び出す可能性が増えれば、相手バッテリーにかけるプレッシャーは大きくなるので、精神的なスタミナを削るという意味では、彼ら二人のバッティングは今後も重要になってくるだろう
一方で長野、阿部に元気が無かったけれど、今日に関して言えば坂本、アンダーソン、村田が補ってくれたので良しとしましょう。逆に他の選手が打てない時に、今度は阿部、長野が活躍してくれればそれでＯＫ
（今日は長野は守備で貢献したしね）
さらに立岡が昨日に続いての猛打賞で、らしさが戻ってきたことも大きい。特に７回のレフト前へのヒットは勝負どころとしても見応えのある場面だったし、無理に引っ張ろうとしない姿勢が非常に良かったと思う
坂本のタイムリー後の満面の笑みでのピースサインも萌えたわ（笑）男の私から見ても、一瞬惚れそうになってしまった（爆）やっぱりキャプテンが打つと雰囲気が良くなるね、なんだかんだいって打率も.280だし、悪い時もあるけれどそれが長く続かず、またすぐに打ってくれる所は頼もしい
阪神戦から原監督のギアがあがり、送りバントはしないわ、ピッチャー交代の見切りは早いわ、代打の人選がドンピシャだわと、采配がハマっているのが素晴らしい。それに応える選手たちもさすがに勝負どころがわかっているなと思うけれど、この３連勝の流れを見る限りは確実に采配で勝っていると言っても間違いない。
噛み合わなくなることと紙一重ではあるけれど、今の選手達の集中力が持続してくれるなら、まだまだこの先も期待できそうな予感は・・・ある
澤村はもちろんのこと、中継ぎ陣に疲労が見えるので、来週が月から木までの４日間で１試合しか無いというのは非常にありがたい。週末からは７連戦しかも頭の４連戦はビジターという厳しい戦いが待っているので、火曜日の広島戦は総力戦でゆくにしても、とりあえずは７連戦に備えて体力を取り戻して欲しい
その広島戦だけど、おそらくジョンソン vs 菅野ってことになるだろう。上位のヤクルトに菅野を当てたい気持ちはあるけれど、神宮での菅野のジンクスを考えると、シーズン序盤ならともかく終盤の今はあえて回避させることも策の一つだと思う。
その広島戦はかなりヘビーな戦いになりそうだ。現在の直近の勢いから言うと、広島の勢いは非常に怖い。ＣＳ出場に向けて並々ならぬ気持ちの入り方で向かって来ることを考えれば、菅野でもその勢いを封じることが出来るかどうか不安がよぎる
中継ぎに若干の不安がある巨人としては、出来れば菅野が投げきるくらい頑張って欲しいけれど、それより何よりもやはりキーは打線だろう。ジョンソンとは２試合対戦して、まだ１点も取れていないので、３度めの正直で今度はしっかりと予習して、何とか点をもぎ取ってくれることを祈る
管理人：みんぐ
