ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/25 巨 3-9 広→ しかしよう打つね(打たれるね)、そして…打てない(点が取れない)ね

巨人 3-9 広島 → 対 広島:6勝4敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:野 村 9試合 5勝 2敗 0S

セーブ :

敗戦投手:田 口 9試合 2勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:田口→山口→田原誠→公文→宮國 捕手:小林

広島:野村→ヘーゲンズ→今村→永川 捕手:石原

本塁打

巨人:

広島: 田中3号3ラン、鈴木5号3ラン

解説:川口和久 実況:佐藤文康

TBSチャンネル1 にて観戦

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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの10回戦。先発は巨人が田口、広島が野村。田口は初回に2点を失うが、直後の二回、アンダーソンの今季初打点となるタイムリーですぐさま1点差に迫る。しかし六回、リリーフ陣が2本の3ランホームランを浴びるなどで7点を失ってしまう。終盤にクルーズ、代打・脇谷のタイムリーで1点ずつ返すが、反撃及ばず今季初の4連敗。首位広島とのゲーム差は2.5に広がった

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今日、最後までちゃんとゲームを見た(見れた)巨人ファンがどれだけいたのか、ちょっと不安になるレベルの敗戦だった

(私は最後まで見ましたよ、終わると同時に錦織にチャンネル変えたけど(笑))

安打数だけ比べれば(広島は8イニングだけど)広島の12安打に対して、巨人は11安打と決して負けてはいないんだけど、2本のホームランがいずれも3ランってのが響いてる

広島打線が元気だということと、巨人のチーム状態が悪いということは、先発の田口が珍しく四死球を6個出したというのが物語ってる。

小林のリードも弱気だし、田口もいつものふてぶてしさよりも、慎重にゆかなきゃ!という意識のほうが強いような感じだった。特に初回は天候が悪いことも重なってか、自分らしいピッチングができず、苦しい立ち上がりになってしまい、結果的にそれが5回1/3で110球という球数に繋がってしまったと思う。せめて、初戦を取れているか、1回の表に先取点でも取れていれば、もう少し落ち着いて投げられたと思うのだが、いかんせん一番年下なわけで、若いなりに「自分が何とかしなければ!」という気持ちが強かったのかなぁ

出来れば7回くらいまでは投げて欲しかったけど、難しかったか…(涙)

田口でおさえられないとなると、今の広島打線は菅野クラスじゃないとダメってことになるんで、明日の大竹とかは、炎上するイメージしかわかないのだが・・・前回相性の良かった九里相手とはいえ、あの時と打線の回りが違うんで、同じように打てるか全くわからない。

ってことで、今日に関しては細かいことを言えばきりがないけど、ポイントとなった場面で言えば、亀井のゲッツーとグッさんの3ランか・・・

6回表の時点では1-2で1点差だったんで、ここで最低でも同点に追いついていれば、広島打線ももう少し慎重なバッティングになったかもしれないし、田口も気持ちのリセットが出来て、もうひと頑張りできたかもしれない。1アウト1、3塁で1点入らなかったことの動揺が次の小窪の2塁打やフィルダースチョイスに繋がったのだとしたら、亀井の併殺打は単に点が取れなかった以上のダメージをチームに与えてしまったことになる…

あの時は、亀井じゃなくて大田スタメンでも良かったんじゃないの?と一瞬思ったが、その後、途中出場で出てきた大田のバッティングを見たら…(誰でも一緒だったか(涙))と思ってしまった

(おそらく打順的に村田だったとしても、ゲッツーのイメージしか浮かばない(笑))

そして、6回裏の1アウト1、3塁というピンチの場面で、まだ自分を取り戻せていないグッさんを送り出し、案の定、甘い球で3ランを浴びるという悪循環。確かにこれまでの実績から山口という名前は巨人にとっても相手にとっても大きなモノかもしれないけれど、直近の内容で言えば、公文の方が良い珠を投げているわけで、そこは実績重視ではなく、”今この瞬間に状態が良い選手”という視点で選んで欲しかった…

(だからといって、ここで公文を出して、おさえられたかどうかはタラレバになってしまうので、これ以上は言わないけど)

菅野があの防御率で勝利数が少なかったり、田口や今村が頑張っているのに勝ち星がつかないという状況ながら、先日まで首位を走っていたのは、少ないチャンスを得点に結びつけ、僅かなリードを中継ぎの踏ん張りで守り切ってきたから。

今は打線にあと1本が出ず(ゲームによってはチャンスすら作れず)、ブルペン疲労で球が上ずってしまっている状態で、仮に僅かなリードを奪えても、それを守り切る体力がない状態。多くの皆さんが言うように投打に崩壊している状態なので、ちょっと勝てる要素が見つからない。仮に菅野が相手を完璧に封じ込めても、同時にこちらも封じ込められる可能性が高くて、先発投手のストレスになってやしないかと、それが心配

先日は、個々に任せるのもいいけれど、チームとしてどう攻略するのか、首脳陣が動いてゲームを作らなきゃダメだと書いたが、それに合わせて、選手個々も自分たちなりに考えなきゃダメだなってのを痛感した。ファーストストライクを打ちにゆくのはいいけれど、「本当に、その球を狙ってた!?」とツッコミたくなるようなボールに手を出してるし、例え芯を外れても力強いスイングなら、野手の間を抜けるかもしれないというような打ち方をしていない(追い込まれたら、当てるだけのバッティングというシーンが多すぎる)。

昨日、今日と戦った広島打線の個々の思い切りの良さを見習って、もう一度、自分が打席でどういう姿を見せるべきなのか思い出して欲しいし、広島の野手陣が去年からあれだけ一気に成長しているなら、自分たちにも出来るはずだと、負けん気を見せてもらいたい

それが出来るメンツが揃っているはずだと信じてるんで・・・

重信が若武者らしく頑張ってるし、坂本も少しずつ打率が落ちながらも、内容は決して悪く無い状態で、クルーズに当たりが戻り、アンダーソンも復帰したばかりなのに結果を出そうと必死になっている・・・本来なら、1人、2人不調でももう少し点が取れてもおかしくないのに、あと1本が出ない

首位だった時に何だかんだと打ってた村田に少し元気がなくなり、長野が5月に入ってからさっぱり、亀井も同じく・・・というのが打線があと一歩のところで線になっていない要因か

多分、誰かを代えたところでチームの雰囲気がガラっと変わるのは難しいかもしれない、一人ひとりが自信を取り戻し、狙い球を思い切り良くスイングし、ファールではなく前に飛ばすことが出来るように修正するしか無い

今の流れだと、長野が復活したと思ったら、今度は坂本が不調に・・・なんてサイクルになりそうな気がしないでも無いが、誰でもいいからチャンスに強い打者というのがあと1人出てきて欲しい、個人的にはその役目を長野に担ってほしいので、明日こそ頑張って!

貯金もとうとう1つになってしまい、首位と2.5ゲームの差がついてしまったけれど、正直、そんなもんはどうでもイイ。個人的には今の広島の勢いがシーズン終盤まで続くとは思えないし(思いたくないし)、巨人にもまた無双する流れはきっとくる。

その時に一気に巻き返せるように、今は我慢しながら常に前向きにプレーして欲しい

交流戦まで残り4試合。出来れば2勝2敗、最低でも1勝3敗で借金1くらいなら、今のチーム状況を考えれば上出来だと思ってるので、何とか首位の背中が見えているくらいのポジションで交流戦に突入してくれることを願ってます

追記

はぁ~~チーム防御率が2点台だったころが懐かしい(涙)

管理人:みんぐ

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