ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/6 巨 3-2 広→ 今日は投手の粘りが良かった!連夜の1点差勝ちで勝負強さ発揮!

巨人 3-2 広島 → 対 広島 :10勝7敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:大 竹 9試合 4勝 1敗 0S

セーブ :澤 村 42試合 3勝 1敗 27S

敗戦投手:黒 田 18試合 7勝 7敗 0S

投手リレー

巨人:大竹→戸根→マシソン→澤村 捕手:小林

広島:黒田→今村→ジャクソン→中崎 捕手:會澤

本塁打

巨人:

広島:

解説:槙原寛己 実況:清原正博

TBSチャンネル1 にて観戦

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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの17回戦。先発・大竹は初回に2点を失うが、打線がすぐに反撃。二回、長野のタイムリーで1点を返すと、五回には坂本、村田のタイムリーなど4安打を集中して2点を奪い、試合をひっくり返した。大竹は2回以降、要所を締めて追加点を許さず、後を受けたリリーフ陣も無失点でつないで1点のリードを死守。巨人は3対2で広島に連勝し、連勝を「7」に伸ばした。広島とのゲーム差を「4.5」に縮めた

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序盤の大竹の不安定さといきなりの2失点、2度の満塁のピンチの場面などもあって、流れ的には完全な負けゲームだという印象が強かったけど、気がつけば勝っていた…

(いや、作ったチャンスはこっちのほうが多いんだけど)

昨日のレポートで2失点まではしょうがないけど、3点目をどっちがとるかがキーになりそうだというような事を書いたが、まさにその3点目が勝負を分けた試合になった。

大竹は、どのボールが使えるのかはっきりしない立ち上がりで、それはまぁ毎度の事なんだけど、途中からスライダーの精度があがり、シュートも使えるようになって、何とかゲームを作ったと思う

広島の攻撃陣も相変わらず良いスイングをしているんだけど、ひところの爆発力に比べれば、多少堅さが感じられて、あぁ監督は平常心と言っているけど、やはり大なり小なりプレッシャーは感じているだろうし、ここまで好調すぎた反動も多少は来てるのかな?という印象。チャンスは作るけどあと一本が出ないという感じで、それは巨人打線もちょっと前に味わったけど、これを繰り返して敗戦も続くと、打線自体が湿ってくる事につながるので、広島打線としてはゲーム差以上にちょっと黄色信号が灯っているのかな?という気がする

一方の巨人は、初回に絶好の先制のチャンスを潰し、その裏にいきなり2点の先制をされたけれど一向に焦っている様子が無かった。とにかくクリーンアップにさえ繋げば何とかしてくれるという空気感からか、打席でも悲壮感は全く感じられず、非常にリラックスしているように見える。今日は3点しか取れなかったけど、長野がタイムリーを含む3安打、橋本が2安打+2犠打と久々に1、2番が良い働きをした、当たり前のことだが、そうするとクリーンアップが仕事をしてくれるチャンスが増えるという、良い循環が生まれ、少なくとも2イニングに1度は得点チャンスが出来ている

その中で、今日のように1試合に1度でも下位からチャンスを作れれば、さらに相手投手を疲弊させることが出来るので、この流れが途切れないように、今後も集中力を持ちながらリラックスして打席にたってもらいたい

中でも坂本の調子が上がり続けているのが本当にデカい

今日で8試合連続マルチ安打で球団タイ記録らしいけど、今日も四球を含んで5打席全てで出塁している。何がスゴイって、打率は.344でリーグトップなのはもちろんなんだけど、出塁率も.442とリーグ2位につけているところ。その上には山田が.447、坂本の下には筒香の.426と打率部門の上位者が並んでいるけれど、どちらかというと山田と筒香は帰る人ではなく、返す人なので歩かされてもそこから大量得点には繋がりにくい

しかし、坂本の後ろが安定している巨人の場合は、坂本と勝負をすれば打たれるし、逃げれば阿部、村田をチャンスで迎えることになるという形ができているので、相手からの厄介度具合は山田、筒香よりも上だと思う

ついでに言えば、得点圏打率になると .357と跳ね上がり、さらには84打席ある得点圏での打席で三振は僅かに12個。まぁ得点圏打率になると上には上がいて、坂本も6位なのだが上位10人の中での三振の少なさと、併殺の少なさはトップクラスで、チャンスでがっかりさせられることの少ないバッターに今年は変貌している

シーズン通して落ち込んでいる間も少なく、苦しい時でも何とか耐えて、今こうやって首位に迫ろうかという戦いができているのは、間違いなくキャプテンのおかげだと思う

ショートという動きの激しいポジションで、5打席全てで出塁して走塁もして…となると本当に疲労と足や腰の具合が心配になるので、試合展開によっては積極的に休ませてあげて欲しいと思うのだが、坂本、阿部、村田、ギャレットのこの並びがあっての今の快進撃なので、あともうちょっと、首位の背中が目の前に迫ってくるまでは頑張ってもらいたい

あとは今日に関しては戸根だね

大竹に代わって出てきて、いきなり死球となった時にはどうなることかと思ったけど、相変わらずピンチでも動じない表情で強気に投げるところは非常に良かった。慎重になりすぎて歩かせたりするくらいなら、打たれたほうがマシとでも言いたげな投げっぷりは嫌いでは無いし、抹消される前のようにボールが暴れてしまうことも無いので、宮國のいない今は、戸根と田原で何とか7回を抑えてもらうような形を作り上げたい

マシソンはスライダーでストライクが取れている間はほぼ無敵で、その状態を長く続けてくれているから安心、澤村は・・・まぁいつも通り(笑)なので、ドキドキはさせられるものの、澤村でひっくり返されたらしょうがないという目では見れているからヨシ

打てない、失点を防げないという悪循環だった状態はすっかり鳴りを潜め、今は投打にバランスが取れているので、負けることはあっても大型連敗をすることは無いのではないかという期待が持てている。阿部を4番に据えてから9勝1敗、ちょっと出来過ぎな感はあるし、逆に言えば阿部に何かあったら、今のバランスが崩れてまたチャンスで1本でない打線に逆戻りの可能性もあるため、安心は出来ないけれど、それを恐れて消極的になっても仕方ない、良い流れの時は悪いことは考えず、その流れにのってゆけるとこまでゆく方が良いし、こちらが思っている以上に相手がビビってくれるだけでも効果はある。これだけ暑いと脱水で肉離れとかやっちゃったりすることもあるので、とにかく体調のケアだけは怠らないようにしてもらいたい

さて、最低でも2勝1敗と言っていた中で、その2勝を達成することが出来た。ここまで来たら3タテしたいという欲が出てくるのは当然だし、広島から見れば1つ取れれば御の字と思っていたら、その1勝が意外に遠かったという気持ちになっていることだろう。

多分、その焦りがビハインドでのジャクソン、中崎の投入に繋がったんだろうと思うが、それが明日にどう影響するのか、さらにはその後のペナントにどう負担となるのか興味深い。

(マシソン、澤村も連投だけど、勝った時の疲労度はまた違うものだから)

今シーズン広島とは初対決となるマイコラスだけど、変に気負わず平常心で投げてくれればゲームは作ってくれると思うので、連日同じことの繰り返しになるけれど、味方が早い段階で2~3点とってマイコラスが楽に投げられる状態を作って、こちら主導でゲームを進めたい。もし、明日勝てれば、ゲーム差としては 3.5だけれど、負け数の差が1個となり残り試合が4つ多いということで、ほぼ差がなくなったと言っても良い状態に近づける。菅野の抹消は痛いけれど、恐らく最短で戻ってくるだろうから、逆に良いリフレッシュとなって気分一新で戻ってきてくれればイイ

追記

いよいよオリンピックが始まった…明日からは甲子園でも熱い戦いが始まるし、イチローの出場試合も見逃すわけには行かない…しばらくは眠れない日々が続きそうです。私と同じように、スポーツの夏でワクワクしている方、お互い体調を壊さないように気をつけましょう!(笑)

あ、そうそう、明日は2016 WBSC U-15ベースボールワールドカップの決勝が福島のいわき市で行われます。選手の中に知った顔もいるので、今からドキドキしてますが、JSPORTS 1で放送されますので、見れる方は是非、応援してあげてください!

もひとつ9月には第7回WBSC女子野球ワールドカップも始まります、女子野球にも知り合いが関わっているため、こちらも全力で応援するつもりなのですが、こちらは放送予定がどうなっているかわからないので、判明次第、お知らせさせていただきます

管理人:みんぐ

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