ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/12 巨人 2-1 広島 → エース対決は2勝1敗、何より初戦を取れて良かった

巨人 2-1 広島 → 対 広島:4勝5敗0分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 8試合 4勝 4敗 0S

セーブ :澤 村 18試合 3勝 2敗 11S

敗戦投手:前 田 8試合 3勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:菅野→マシソン→澤村 捕手:小林

広島:前田 捕手:會澤

本塁打

巨人:

広島:

日テレG+ にて

解説:山本浩二 実況:平川健太郎

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東京ドームで行われた広島東洋カープとの9回戦。試合は両エースの菅野、前田の投げ合いとなり、五回まで両軍無得点が続くが、六回に菅野がタイムリ二塁打を浴び、試合が動く。しかし七回、中日から移籍後初スタメンの堂上のタイムリ二塁打で同点。直後、前田の暴投の間に勝ち越しに成功する。菅野は7回1失点の粘投。最少点差のリードを救援陣が守り切り、カード初戦を制した

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1勝5敗と惨敗だった先週のゲーム、そのきっかけとなったといってイイ広島との3連戦。ある意味、広島に勢いを与える基点となってしまっただけに、しっかりとやり返して、断ち切ることは巨人の責任であるとも言える(大げさか…)

シーズンは1/4が終わって間もないというのに、マエケン vs 菅野の対戦はこれで3度め。阪神戦のローテもそうだけど、今シーズンは同じ投手対決ってのが、例年以上に多く感じるのは気のせいか?

まぁ開幕投手は、その後、一ヶ月くらいは同じ対戦が続くものではあるのだが、週の前半でよく戦うチームと、後半で戦うチームが被りすぎな気がしなくもない

チームが首位を独走してるとか、菅野が勝ち続けて貯金が多いとか、余裕があれば良いのだが、今日のゲーム前の時点で3勝4敗。今日負ければ3勝5敗となり、エースと呼ばれる存在ありながら借金2を背負うというチームにとってあまりよく無い状況になるだけに、正直なところ「マエケンとはもうイイんじゃね?」っていう気持ちが強かった

(本人はそう思ってないだろうけど)

そして、菅野自身にとっても大事なゲームであると共に、チームとしても今日負けると、勝ち越すのがしんどくなり、相手にさらなる勢いを与えてしまう…単なる週初めのゲームという事以上に重要なゲームであった

初回、いきなり田中を四球で出してしまい、続く菊池にあっさりヒットを打たれた時にはどうなることかと思ったけれど、ここを無失点で凌いだのは本当に大きかった(田中の打球判断に助けられた)。ただでさえ、1試合に3~4点取ることが大変な巨人打線、マエケン相手となれば1点ですら重い事になってしまう。初回から変化球が多くて、どうにも攻めの姿勢が見えない菅野に不安を感じたけれど、2回以降は落ち着きを取り戻し、ストレートでファールを奪う、決め球に使うなど、らしいピッチングが見えたので安心した。

(それでもまだストレートが少ない気はするけど、今日は変化球のどれもが制球されていたので良かった)

一方の巨人も2回に誕生日の井端、1軍登録即先発の堂上のヒットでチャンスを作り、小林のレフト前ヒットで井端をホームに走らせてアウトになってしまう。次が菅野だったので、送球が逸れることを願って走らせたことには異論はないし、會澤の良いブロックもあって点に結びつけることは出来なかったが、欲を言えば、あそこは村田が何とかしなければいけない立場だった

復調傾向にある村田だけど、一貫してストレートに食い込まれる現象は直ってないし、直るそぶりも見られない(涙)。ほんの数センチ、ヒッティングポイントを前に持ってくるだけの事がどれだけ大変なことなのか、そして村田ほどキャリアのある選手であっても、その修正が簡単では無いということを改めて感じた。ただ、だからといって「大変なんだろうな、仕方ないね」ではすまない世界だし、他の選手の何倍もの報酬をもらってるわけで、やはり少しでも早く乗り越えてもらわなくてはならない

オーダーを見た時、打つ打たないという結果は別にして、阿部、坂本、長野がいないオーダーは、それだけで相手にとってのプレッシャーが随分と違うんだなって、なんか今更ながらに感じた・・・先日、野球ファン仲間に「なんか今の巨人打線って、井端と村田がいなけりゃファームのオーダーでもおかしくない並びじゃね?」って言われたことを思い出し、「そっかぁ~~~他球団からはそういう目で見られることもあるんだな」って認識させられた。そりゃ相手投手からしたら、どれだけ不調だと言われようが、阿部、坂本、長野を打席に迎えれば「調子悪くてもひょっとしたらこの打席をきっかけに打ちまくるんじゃないか?」という無言のプレッシャーはかかるだろう。新4番の大田が安定してヒットを打っていようが、威圧感とか得点圏での危機感という事では、まだ阿部の足元にもはるかに及ばないのは間違いない。

(その中で今の位置にいることが、逆に巨人の強さを代弁しているとも言える)

その、阿部、坂本がファームのゲームに出場し、それぞれヒットを打って実戦復帰した。テレビでは明日にでも復帰か?なんてテロップが流れていたけれど、先日も書いたとおり、戻ってくるのであれば、単に故障が治ったというだけでなく、好守において良かった時の状況に戻った、あるいは近づいたという「身体だけでなく調子も治った」という状態になってから戻ってきて欲しい。交流戦までは5割でイイと私も書いたし、事実、今の混セの状況はしばらく続くと思うので焦る必要はない。少なくとも貯金が底をつくまでは阿部と坂本は本来の姿を取り組むことに全力を上げて欲しい

(一度上がってしまえば、どんなに結果が出なくても故障するまでは、もう下で自分のことだけ考えて野球に打ち込むなんて時間は取れないだろうから)

そういう意味では、ジャイアンツ球場で2軍の選手と試合する阿部と坂本なんて、今後2度と見れないかもしれない、仕事さえなければ私もメチャクチャ行きたかったし、格安でしかも東京ドームよりも目の前で彼らが見れただろう、今日観戦した人が羨ましい

もしも、行けるとしたら・・・明後日かなぁ、それまでファームにいてくれるかなぁ、でもそれまでには上がってきそうだなぁ~~悩ましいな・・・と思いながら、ファームの試合結果を眺めてた(笑)

キャンプで絶好調だった堂上にはスゲー期待してた!元々、素質も力もありながら戦力外となり、巨人に拾ってもらって、改めて野球ができる事の喜びを噛み締め、底から這い上がることに懸命になっている堂上を見てて、今の巨人の主力に持っていない表情をしているなと思ってた。まさに「ひたむき」って言葉がぴったりの表情で、チームに新しい風を吹かせてくれるんじゃないかと思う。独特の柔らかく力強いスイングは左の中長距離打者が不足している今の打線にピッタリはまる(同じ意味で亀井もそう)。

ヒーローインタビュー後に井端と車に乗ってグラウンド一周する姿を見て、本当に東京ドームか?とテレビの前で笑っちゃった

それにしても、原監督の言うとおり、よく2点取れたね、マエケンでも暴投しちゃうことあるんだね、ある意味、ラッキーだったな…って正直思ったゲームだった

でも、勝利は勝利、今季カープからの2勝のうちマエケンからの勝利が2勝てのはデカイ。明日は大竹 vs 大瀬良ということで、こちらは取れて2点か・・・?大竹が2点以内でおさえるイメージがまだわかないのだが、良い意味で私の予想を裏切ってくれることを期待してる

そうそう、寺内を先発に持ってきたのは、井端もショートが疲れてたし、別にイイんだけど、まさか一昨年のCSでマエケンからホームラン打ったからって理由じゃないよね?(笑)ってのは冗談として、金城が出塁した時に送らせる意味で出したんだろうな。残念ながら今日は1~4番にヒットが出なかったので、チャンスは無かったけど(汗)

そういえば、阿部が坂本が上がってくるとして、そうすると誰が落ちるのだろうか?現状で考えると、寺内、中井ってことになるのかなぁ、個人的には長野を落として色々とリセットさせてあげたいなって思ってるんだけど・・・・

追記

ヤベー、やべぇ

1:39から日テレで「新キャプテン坂本勇人の挑戦第2弾プロ初4番…激動の1か月密着SP」やるの忘れてた、まだまだ寝れないわ

(これって、全国放送なのかな?)

管理人:みんぐ

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