ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/13 巨人 1-0 広島 → 大田ナイス!やっぱりこの打線は落ち着くわ

巨人 1-0 広島 → 対 広島:5勝5敗0分 東京ドーム

勝利投手:大 竹 2試合 1勝 1敗 0S

セーブ :澤 村 19試合 3勝 2敗 12S

敗戦投手:大瀬良 6試合 1勝 4敗 0S

投手リレー

巨人:大竹→マシソン→澤村 捕手:阿部

広島:大瀬良→永川→ザガースキ 捕手:會澤→石原

本塁打

巨人:大田1号ソロ

広島:

日テレG+ にて

解説:江川 卓、野村謙二郎 実況:佐藤義朗新谷保志

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

東京ドームで行われた広島東洋カープとの10回戦。巨人は三回、大田の今季1号のソロホームランで先制すると、投手陣がこの1点を完封リレーで守り切った。4月1日以来の先発となった大竹は、粘り強い投球で七回を3安打無失点。広島打線に三塁を踏ませなかった。八回はマシソン、九回は澤村が広島打線の追撃をかわし、1対0で勝利した。大竹は今季初勝利を挙げた

Yomiuri Giants Official Web Site

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

田原、實松、中井がファームに行き、大竹、阿部、坂本が戻ってきた。先の3人はちと可愛そうかな、特に田原と實松はしっかりと結果を出していたし、中井も出番は少なかったし、チャンスで結果を残せなかったイメージはあるものの、実は数字的にはそんなに悪くなかった

それでも、誰かが上がれば誰かが落ちるのは仕方ない。次のチャンスが来るまで、またしっかりとレベルアップして、次にまた輝いて欲しいと思う

昨日のブログでは、阿部と坂本は離脱前に戻るだけでなく、良かった時に戻るまでは上げないで欲しいと書いた。その気持は今も変わってはいないのだが、上がってきた以上は普通の戦力以上の貢献をして欲しいと思うし、期待している。

特にキャプテンの坂本は、昨日の深夜に「新キャプテン坂本勇人の挑戦第2弾プロ初4番…激動の1か月密着SP」を見てただけに、単なる復帰だけでなく、内田コーチとバッティングの見直しをしているというのを目にしたので、まずは結果よりも内容を重視して注目して見ていた

結論から言えば、随分と良くなったと思う、特に6回のライトフライはしっかりと自分のスイングができていたと思う。ファームでも実戦が少なかったので、大瀬良の球にジャストに合わせるというのは難しかったと思うけれど、以前のような泳がされるような力の無いスイングは鳴りを潜めていた。8回のピーゴロは完全にタイミングを狂わされてボテボテだったけど、全体的には悪くなかったし、お疲れモードだった井端に代わってショートを守り、守備で貢献したので今日はイイ。

阿部に関しては、まずは1軍の敵チームと相対していないので、キャッチャーとして復帰した時に配球面で実戦不足にならなければイイなと思っていたのだが、解説の江川氏、野村氏の予想の裏をかくなど、問題は全く見られなかった。当然、ファームにいる間も1軍の試合は全て見てるだろうし、他球団も含めて情報収集は怠っていないと思うけれど、実際にグラウンドに入れば感覚の修正も必要になってくるわけで、特に先週負け無しで、45得点をあげている広島相手となれば、どこまで投手を引っ張ってくれるか気になってた。ポストゲームショーで宮ちゃんも言っていたように、大竹との呼吸もあっていたし、直接マウンドに行かなくても、表情やジェスチャーでしっかりと配球の意図を伝え、うまくコミュニケーションが取れていたと思う。さすがに、ああいう芸当は小林にはまだまだ難しい。復帰戦で緊張していただろう大竹が、完全に阿部任せでピッチングに専念できる状況を作り出せたことが今日の勝利に繋がったと思う。

バッティングに関しては、今日は相当リキんでいた(笑)けれど、スイングスピードは離脱前よりも上がってたのが印象的だった。多分、一本出て、少し落ち着くことが出来れば、長打を量産してくれるんじゃないかという気がする打席だったと思う

この二人が帰ってきたことで、今日は大幅にオーダーの変更をした

1(8)大 田

2(4)井 端

3(7)堂 上

4(6)坂 本

5(2)阿 部

6(9)長 野

7(3)アンダーソン

8(5)村 田

堂上を3番に入れたのは、前夜のバッティングをかってのことだろうし、本来なら阿部を4番に持ってゆきたいところ坂本にしたのは、左右のバランスを考慮したことと、キャプテンを4番に持ってきて、その上で結果が出れば、この上なくチームの雰囲気が良くなると考えてのことだろう

いろんなパターンの組み合わせが出来る巨人の選手層だけど、今日に関しては左右バランスと攻撃力を重視したオーダーなのかな?と思った。守備力を重視するなら堂上のところは亀井だろうし、大田のところは橋本だろう。基本的にスタート時のメンバーとゲーム終了時のメンバーを大きく入れ替える事の多い原監督だから、このオーダーでスタートして、あとは状況に応じて臨機応変にしようということなのだろう。

そういえば、1つのポジションに力の拮抗した選手を2人配置するのがベストと、今週の週刊ジャイアンツでも言ってたし、その昔、ミスター自身も言っていたけれど、そういう意味では、堂上のところは亀井がいるし、井端には片岡がいる、外野は大田と橋本を筆頭に1人どころか大勢のライバルがひしめき合っている状態だし、阿部がファーストに戻れば、キャッチャーは小林と相川が(ライバルとは言えないけれど)火花を散らすことになる。

緊張感と向上心をチーム内ライバルを置くことで煽る原監督の方針は、まさに長島イズムを継承している感じだが、今日のオーダーは、なかなかインパクトがあった

結果的には僅か5本の安打数だった今日のゲームであるが、オーダーを見た瞬間の相手投手の心情は「マジかよぉ~キッイなぁ~」だと思うし、見ているこちらも、ワクワクするものがある(原監督は落ち着くという表現をしてたな)。額面通りの力を発揮すれば、上位下位関係なく、どこでも長打が生まれ、脚を絡めることもでき、大量得点が望めそうな打線ではある。リードを保って終盤に来れば、一気に守備力重視の配置変更をして守り切る野球にシフトチェンジすることもできるし、バリエーションの豊富さでは12球団1だろう

(オーダーは固定が一番と言われるが、個人的にはクリーンアップ以外を相手に合わせて毎試合変えるのはアリだと思ってる)

欲を言えば、ショートとサードに拮抗したライバルがいないため、なかなか代えがきかないというところなんだが、辻や岡本といった将来有望な若武者もいるし、あと数年すればそこも争いは激化しそうだ。

先発の大竹は今日は良かった。何と言ってもストレートが 146km/h出てたし変化球が高めに抜けることが殆ど無く、去年と比較しても私が見た中では1、2を争うくらいのナイスピッチングだった(問題は立ち上がりだけだったが、復帰初戦ってことを考えたらしょうがないだろう)。球数も少なかったし、復帰初戦じゃなく、リードも2~3点だったなら、最後まで投げさせたくなるほどの内容。これを毎試合続けるのは大変かもしれないけれど、出遅れた分、しばらくの間でも今日のようなピッチングを続けてくれるのであれば、打線が復調した暁には、それなりの貯金を作ってくれそうな期待感が今日の大竹にはあった。

大瀬良との対決なので、1-3くらいで敗戦することを覚悟していたのだが、今日の大竹のピッチングにチームは救われ、言ってはみたものの正直厳しいか?と思っていた「やられたらやり返す」ってのが、あと1勝ってところになったのは非常に大きかった

(特に、今日DeNAが勝っていただけに、負けるのはヤバかった)

そういや、7回の由伸の代打だけど…ここ数試合の実績から言えば、勝負強さを理由に金城だったのではないかと思うが、どうだろう?確率で言えば金城、でも球場の空気を一変させるという意味では由伸か・・・判断の難しい送り出しだなってテレビの前で唸ってた。イケル!って思った打球が菊池の守備力に阻まれたのが非常に残念

明日はマイコラス vs 野村かぁ

ファームで投げているところを見る限りは、最初の一回りは完璧、二回り目になって読まれ始める傾向があるので、出来れば5回、最悪でも4回くらいを全力でおさえてもらい、小山、宮國といった若いピッチャーを繋ぎながら勝ちパターンに持ってゆく形で何とかモノにできたらいいなと思う

マエケン、大瀬良、野村を相手に3連勝することが出来れば、これ以上ない形で先週の借りを返すことが出来る。

(ま、2勝出来ただけで、個人的には上出来だと思っているけれど(汗))

最後にプレゲームでストレッチ中の阿部と話をしていた美人さん、、、どこかのアナウンサーかマスコミの人だと思うけど、

一体だれ?(笑)

いや、ちょっと気になったもんで(爆)

管理人:みんぐ

http://ameblo.jp/ming-maro/