ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/27 巨 0-1 広→ 今季初の零封負け、そして2カード連続負け越し

巨人 0-1 広島 → 対 広島:1勝5敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:大瀬良 4試合 1勝 0敗 0S

セーブ :今 村 10試合 0勝 1敗 4S

敗戦投手:宮 國 5試合 0勝 2敗 0S

・投手リレー

巨人:宮國→マシソン→池田 捕手:小林

阪神:大瀬良→ジャクソン→今村 捕手:會澤→石原

本塁打

巨人:

阪神

・解説:松本匡史金石昭人 実況:石原敬

JSPORTS1 にて観戦

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの6回戦。試合序盤は今季初先発の宮國と、広島先発の大瀬良による投手戦となる。宮國は五回に犠飛で先制を許すが、6回を投げて失ったのはこの1点のみ。一方の打線は再三好機を作るもあと1本が出ず、0対1で敗れた。巨人は好投の宮國を援護できず、今季初の零封負け。広島での3連戦を1勝2敗で終えた

Yomiuri Giants Official Web Site

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

う~ん、今年は相性の良いチーム、悪いチームがはっきりしそうなシーズンになりそうな予感。現時点でのBクラスに勝ち越して、Aクラスには負け越すという、今の順位通りの強さのチームになってしまっている

まぁ、勝てる相手からはキッチリと勝ち星をいただくってのも大事なことなんだけど、チームとしては今シーズンは何としてでも優勝を取り返さなければいけないわけで、この3連戦のようにすべて1点差の競ったゲームほど、勝たないと優勝は難しい

広島も決してベストな状態とは言えず、今日に関してはお互いに4安打ずつで、四死球は4つ余計に貰っているのだから、本来なら1-0もしくは2-0で勝っていなければいけなかった。

ノーアウトでランナーが出る機会が5度もありながら、最後まで得点に結び付けられなかった原因はなんだろう?

まず1番には先発の大瀬良、そしてジャクソン、今村の出来が良かったというのはある。あと一歩というところで粘りの投球をされ、うまく打ち取られてしまった。打てるボールも決して多くはなかったし、大瀬良は大胆なところと繊細なところをうまく組み合わせ、読みにくい配球の會澤のリードと相まって素晴らしいピッチングだった

次に阿部の不調と6番バッター問題

阿部に関してはパッと見には特に不調に陥っているようには見えないのですが、初回にセカンドを抜けると思ったのか菊池の守備を忘れて全力疾走を怠った判断ミスや、好調期なら技ありの一打を放っていただろう6回、8回の打席など、得意とするバットコントロールにほんの僅かな狂いを感じます。身体の張りをうったえていたという話も聞きますし、開幕から突っ走ってきた反動が来ているのかもしれません。

阿部のセンスなら、このまま出場し続けてもそれなりのパフォーマンスを発揮してくれると思いますが、無理をすることで故障につながり長期離脱になるほうがチームにとっては大きな痛手になりますので、もう少し休ませるほうが良いかもしれません

まぁトレーナーと首脳陣との間でしっかりと話あってくれると思うので、明日からの3連戦でどういう使われ方をするかによって、阿部の状態も判断出来るかもしれません

そして今日に関しては厳しかった6番問題

前日の元気の良さを買われての今日の石川の先発だったと思いますが、7回には貴重な四球で先頭打者として出塁したものの、下位打線からということもあって得点に結びつかず、4回には1塁が空いていることもあってマギーが勝負してもらえませんでした。

坂本、阿部でチャンスを作っても6番に脅威がないとマギーが勝負してもらえないというケースはこの先も出てくるでしょうし、石川も思い切りの良いバッターですが、相手バッテリーにとってプレッシャーのかかる選手では無いため、やはり長野の早期復調が望まれます

奇跡的に投打が噛み合っていた状況とは違い、あと一歩のところで相手を上回る事ができにくい状況になりつつあるので、ここは首位から大きく離されないように、打線の奮起を期待したいところですね

先発の宮國は非常に素晴らしかったと思います。失点した5回は次が大瀬良だったので、最悪歩かせても良いくらいギリギリで低めに投げ続けられれば良かったのですが、うまく會澤に犠牲フライを打たれてしまいました。まぁ先頭の松山への球が甘かったというのもありますが、6イニング投げて被安打3、1失点は文句のつけようのないピッチングですし、何と言っても四死球が0だったのは立派です。こちらがリードしていれば7、8回くらいまでは楽に投げれそうな感じでしたし、去年からのフォーム変更は相手バッターにとってナチュラルにタイミングの取りにくいピッチングになっているので、この先も楽しみです。

というか、今日のピッチングで完全にローテの座は奪ったといえるでしょう。よほど大崩でもしない限り、少なくとも大竹よりは安心して見ていられそうな感じです

さて、こうなると明日からの神宮3連戦が非常に大事になってきました。例年苦労させられる神宮球場ですが、ここで取りこぼすと来週のDeNA戦、中日戦で1敗もできないという事になりかねません。

上位3チームがお互いに下位からの取りこぼしが許されない争いになっているので、引き離されないように明日から大型連勝するくらいの気持ちで踏ん張ってほしいですね

管理人:みんぐ

http://ameblo.jp/ming-maro/