ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/23 巨人 4-1 中日 → 苦しい時に理想的な勝ち方が出来た!

巨人 4-1 中日 → 対 中日:14勝6敗0分 東京ドーム

勝利投手:大 竹 20試合 9勝 6敗 0S

セーブ :

敗戦投手:山 井 21試合 9勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:大竹 捕手:阿部

中日:山井→パヤノ 捕手:武山→小田

本塁打

巨人:坂本12号2ラン、高橋由6号ソロ

中日:ルナ15号ソロ

日テレG+ にて観戦

解説:山本浩二 実況:佐藤義朗

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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの20回戦。巨人は初回に中日に先制を許すも、直後に坂本の25打席ぶりの安打となる2ランホームランで逆転する。その後は二回に大竹のタイムリーヒット、六回に高橋由のホームランで追加点を挙げ、4対1とリードを広げた。先発の大竹は、味方の堅い守備にも助けられ、中日打線を3安打、初回のホームランの1失点のみに抑え、移籍後初の完投勝利でチームトップタイの9勝目を手にした。チームは3連勝で、今季60勝に到達した

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亀井、菅野がおらず、長野が抜け(登録抹消はされていないが)、セペダも抜けて、いよいよ満身創痍の巨人軍。阿部の状態が上がってきたとは言いながら、一方で坂本も24打席ノーヒットと元気をなくし、実は状態としては今シーズンの中でも底に近いのではないかと思われている中、ギリギリのところで首位をキープしている状態

来週からの阪神との決戦に備えて、少しでも良いニュースが欲しいのだが、個々の選手云々というよりも、4位と6位との対戦とはいえ、延長にもつれながらも僅差のところで勝利を手にしている集中力と選手のモチベーションが良いニュースというか、今の巨人を支えていると思う

そんな中での大竹の先発

勝利と敗戦を交互に繰り返しているので、今日あたりは勝ちのめぐり合わせだし、相性の良い中日相手ということで、期待している自分がいる一方で山井から簡単に点を取れる気がしていない自分もいた(汗)

とにかく、久保、スコ鉄らを筆頭に中継ぎ陣は疲労がたまっているので、少しでも長くイニングを稼いで欲しいのだが、3回り目に捕まるという喜ばしくないジンクスも抱えており、一体全体どうなるのかゲーム前には全く予想がつかなかった

いきなりルナにホームランを打たれ、どうなることかと思っていたのだが、復帰してから元気の良い片岡がヒットで出ると坂本が2ランホームランで逆転

正直なところ、これが無ければその後の大竹の好投も、由伸の劇的なホームランも無かったかもしれないので、お立ち台には上がれなかったけど、実はこの坂本のホームランが今日のキーになったと思っている

その先発の大竹は、ヒーローインタビューでも打者1人1人、1球1球に集中していたと言うとおり、どこまで投げられるかではなく、目の前の打者をどう打ち取るかに専念していたようで、ぶっちゃけ「気がついたら最後まで投げていた」という状態だったのでは無いかと思う。それくらい、流れに飲まれること無く、集中していたのが功を奏したピッチングに繋がったように見える

相性の悪い投手ということで、中日打線も色々と研究していたのだろうが、シュートを警戒する余り

シュートと見せかけてチェンジアップ

シュートと見せかけて、そのままシュート

のような形で、シュートを意識させながら、うまくボールを散らせて配球していたように思う。相手の予習を逆手に取ったことで、内野ゴロの山を築くというバッテリーの呼吸が圧巻だった

連敗で状態の悪い中日打線が相手だったとはいえ、僅か被安打3の完投勝利は自信に繋がっただろうし、なんだかんだと気がつけば9勝目。菅野にならんでチームの勝ち頭となっている。ほぼ中日から勝っているとはいえ、お得意さんを持っていることは大事なことなわけで、ここまでくれば相手も勝手に意識してくれるだろう。中日とは残り1カードしか無いが、今の巨人の順位を大竹と中日の相性の良さが支えていてくれたかと思うと、ちょっと安易に大竹をディスれない自分がいる(笑)

ま、今日に関しては自らタイムリーも打っているし、ディスレる要素は何処にも無いが・・・・

他球団ファンから、いくら勝っていてもこれだけブルペンがフル稼働では先がないよ!なんていじられることが最近多いだけに、大竹の完投勝利は単なる1勝以上の価値のある勝利となった

(本当はコレを内海にやって欲しかったんだけど・・・(涙))

阪神が負けたことでゲーム差は 2.5となり、さらに広島との差が 0.5 になるという事態となった。来週からの阪神との対戦前に首位陥落も覚悟していただけに、これは嬉しい誤算。仮に明日負けても阪神戦では最低でも1勝できればイイという状態でのぞめるのは何者にも変えがたい。

っていうか、明日阪神が負ければ2位はカープということになるし、DeNAと中日の勝敗に寄っては4位と5位も入れ替わるという変動の激しいペナントになってくる

ここからは、日替わりで順位も変わる可能性があるし、それこそ1試合ごとに一喜一憂する日々が続くのだろうが、それはそれで野球ファンとしては楽しい日々が続く・・・

セペダの代わりに急遽あがってきた隠善だが、今シーズン、ファームで何試合か見る限りは決して調子が悪いわけではなく、上の席が空かないためにチャンスを待っている状態という風に見えていたので、ココにきての昇格はファンにとって嬉しい

本来なら普通に1軍のベンチに入っていなきゃいけない選手だし、私からすると、隠善と加治前は、なかなか1軍に定着できなかった頃の亀井と矢野のコンビを思い出す

とはいえ、亀井と矢野にしたって、不動のレギュラーというポジションを勝ち取っているわけではないのだが、隠善、加治前にしたって派手さはないものの、走攻守とバランスよくまとまった選手で、ココぞという場面で頑張ってくれるというイメージは強い

降って湧いたチャンスを逃さないように、しっかりと結果を残し続けて、巨人の首位キープの原動力となってくれると、欲しくて欲しくてたまらなかったラッキーボーイの出現となるので、おそらく明日も先発で使ってもらえるだろうから、東京ドームで躍動して欲しいと思う

管理人:みんぐ

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