ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/22 巨人 4-3 中日 → 徳俵での強さを見せつけたが…内海ぃ~(涙)

巨人 4-3 中日 → 対 中日:13勝6敗0分 東京ドーム

勝利投手:久 保 39試合 3勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:伊 藤 3試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:内海→西村→山口→マシソン→久保 捕手:阿部

中日:大野→田島→又吉→福谷→祖父江→伊藤 捕手:谷繁

本塁打

巨人:阿部14号ソロ

中日:

日テレG+ にて観戦

解説:堀内恒夫 実況:鈴木芳彦

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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの19回戦。先発の内海が初回にタイムリーを浴びて1点を失ったが、二回に阿部のソロホームランで同点に追い付く。四回にはセペダのタイムリーなどで2点を勝ち越したが、五回に再び同点に追いつかれる。それ以降は、両チームのリリーフ陣による投手戦が続いた。試合は互いに譲らない展開となったが、延長十二回にロペスが犠牲フライを放ち、4対3と巨人がサヨナラ勝ちを収めた

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初回の初球、5回森野への初球・・・この2球が悔やまれる

追い込まれる前に打ってゆきたいという中日打線だったので、初球こそ最も気をつけなければいけない球だったと思うのだが・・・

復帰しての勝利で2ケタ諦めてません!と言っていた内海だけど、さすがにココに来ての2ケタはもう無理。あとは、今シーズンの鬱憤を晴らすかのようなピッチングと、少しでも疲弊している中継ぎを休ませるようなリーダーとしての立ち振舞を期待したい

ま、今日は中継ぎを休ませるどころか総動員させる羽目になってしまったが・・・

内海にとって天敵の和田、平田が両方共揃っていたら、もっと早く降板することになってしまったかもしれないが、和田がいないことが幸いだった。ただ、平田にはタイムリーを2本打たれているので、次に対戦することがあるとしたら、しっかりとおさえて、次こそは中日戦で勝利をしてもらいたい

さて、オーダーに目をやると、14試合ぶりにキャッチャーに阿部が戻ってきた。スポーツニュースでは内海だからとか、首の調子が良くなってきたからと言われているが、個人的には昨日のロペスのホームランを受けて、ロペスのバッティングの調子が上がってきたので、ファーストで使いたいから阿部をキャッチャーに戻したと思っている

事実、今日のロペスはヒットこそ無かったけれど、5打席目のショートライナーは良いバッティングだったし、試合を決めた犠牲フライも見事だった

もちろん、ロペスがファーストに入ってくれれば、守備力も上がるし(5回、平田にタイムリーを打たれたところでのロペスのバックアップはさすがだと思った)、これが機能するならそれに越したことはないという布陣となる

(来期は放出で他球団が狙っているなんて噂も上がっていたので、是非ともこれから先、活躍して来年もメンバーの中に残っていて貰いたいと思う。なんだかんだ言って、守備の上手い外国人野手は少ないし・・・いざとなればセカンドサードも守れるし)

キャッチャーとしての阿部のインサイドワークに不安はあるけれど、なんだかんだ言って、實松、小林よりはチームが締まるのも事実。手だけで取りにゆこうとして後ろにそらしたり、盗塁を簡単に許すようなことさえ無ければ、もしくはそういったミスがあってもバッティングで帳消しにしてくれるのであれば、文句をいうつもりは無い

セペダに関してはタイムリーを打っているので、先発起用は正解だったと言えるのだろうが、4回の森野のヒットを見ると分かる通り、セペダのいるレフトに打球が飛ぶと、バッターは躊躇なくセカンドへ突入しようとする。実際はあの打球はセペダじゃ無くても間に合わなかった可能性はあるが、セペダが守備についているということで、走られた可能性は高い

ここまで巨人が苦戦している原因のひとつにセペダが期待以上の活躍をしてくれていないことと、守備のもたつきで余計な点を与えてしまっているということがあげられるので、今日のタイムリーをきっかけに、それらを取戻す活躍をしてくれればいいなと、期待はしておきたい

大きなガッカリだったのは、矢野のスリーバント失敗か・・・橋本が得点圏打率が良いだけに、しっかりと送れていれば・・・ともしも負けていたら、あの場面を悔いていたかもしれない。

それにしても、バントしようとすると、どの選手もみんなボール球を当てにゆこうとするのはやめてもらいたい。私の教えるアマチームでも多々見られる光景だが、バントの体制を取ると、目線が変わることで意外にストライクとボールの判定が難しくなる。しかも、少々のボールでも当てようと思えば当てられるだけに、わざわざ難しいボールに当てに行くということになるのだが、プロなんだからバントエンドランのサインでも出ていない限りは、普通に打つ以上にボールのコースの判定にはシビアになるべき。相手も簡単にはさせないようなピッチングをしてくるわけで、そのせめぎあいになるのはわかるが、あのバントを川相ヘッドがどんな気持ちで見ていたのか・・・心中を察するに余りある

あとは大田のバッティング

ファームではソコソコ捉えることができている変化球も、1軍レベルのピッチャーになると途端に空振りしてしまう。まるで入団1年目のバッターがプロに変化球について行けないようなバッティングをしているのを見ると悲しくなる。

5打席目の三振は完全に手打ちというか、上半身だけで当てにゆこうとして当たらなかったというカッコ悪い三振だったし、とりあえず追い込んで外に変化球を投げとけば三振してくれるという、悪い時の長野のようなスイングはいただけない

変化球が打てないなら、ストレートを投げたくなるような場面を作りだす(変化球狙いのような演技をするなど)とか、ファールで粘って、みえみえのストレートが来るような状況を演出しないといけない。相手の配球も読まなきゃいけないし、少ないながら、過去の自分との対戦を思い起こして、ある程度予測するなどしなければ、折角の良い素材がもったいない。

ある程度、経験も積んできたわけで、そろそろ本領を発揮してもらわないとねぇ

(そういう意味では11回に三振した後の井端の粘っての四球ってのは非常に参考になる打席だったと思うが、ちゃんと見てたかなぁ?)

話は変わるが、ガッツが出て、代走に工藤が出るという光景を何度か見たが、やはり元同胞が二人して1軍で出ている姿を見るとグッとくるものがある。ゲームには勝ちたいが、彼らが活躍してくれるとマジで嬉しい

明日は大竹 vs 山井

大竹は中日に、山井は巨人に相性が良いというピッチャー同士の対決だけど、両チームとも今日は中継ぎをつぎ込んでいるので、明日のゲームはブルペン陣がどれだけ頑張れるかが勝負のキーとなりそうな気がする。巨人としては西村が帰ってきて、キョドることなく堂々と投げていたのが明るい材料で、今日も久保が抑えていたけれどピンチを作ってしまう場面があったように、ブルペン勝負となると若干こちらの方が分が悪い気がする。

ただ、不思議と打たれるときは簡単にやられるが、競った場面ではおさえたりして、僅差のゲームをモノにしてきているのが今シーズンの巨人なので、膠着したゲームに持ち込めれば勝機はあるかもしれないと思ってる

とはいえ巨人打線も、又吉、福谷といったイキのいい投手には簡単に捻られているので、この二人を攻略しないことには、なかなか厳しい

大竹に頑張って中継ぎ陣を休ませるピッチングを!と期待するのは酷かな?と思っているが、今後のためにも鬼門の3回り目を克服して、少しでも負担を軽くしてもらいたい

それにしても・・・今シーズン4度目(だったよな?)のお立ち台の鈴木・・・スゴすぎ(笑)

明日のバース・デイは越智特集なんで、ゼヒとも見なければ!

管理人:みんぐ

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