ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/21 巨人 6-5 ヤクルト → 相手が何処だろうが、全力で勝ちにゆくしか無い

巨人 6-5 ヤクルト → 対 ヤクルト:9勝7敗0分 神宮球場

勝利投手:マシソン 49試合 6勝 3敗 21S

セーブ :

敗戦投手:江 村 18試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:澤村→田原誠→久保→山口→マシソン 捕手:實松→阿部

ヤクルト:石川→松岡→秋吉→中澤→バーネット→江村 捕手:中村

本塁打

巨人:長野10号ソロ、村田16号2ラン、ロペス19号ソロ、片岡5号ソロ

ヤクルト:バレンティン28号2ラン、畠山13号2ラン

フジテレビONE にて観戦

解説:石井一久 実況:鈴木芳彦

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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの16回戦。初回にヤクルトに1点を先制されるも、三回に長野と村田のホームランで逆転する。先発の澤村は五回までヤクルト打線をわずか1安打に抑えたが、六回にホームランを許し降板すると、2番手の田原誠もホームランを浴びて再びヤクルトにリードを許す展開に。4対5で迎えた八回、ロペスのソロホームランで同点に追いつき試合は延長戦へ。延長十一回、最後は片岡のソロホームランで試合を決め、6対5で勝利した。シーソーゲームを制し、首位の座を守った

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友人に「首位と最下位のゲームじゃねーな(笑)」

と失笑されたが、今の巨人は相手の順位がどうであれ、総動員で1つの勝ちを拾ってゆくしか無い。とにかく負けさえしなければ順位が入れ替わることは無いわけだし(汗)

ということで、ゲームを振り返る

ファームで決して結果を残しているわけではない澤村を登板させたことからも、ローテが苦しいことは見て取れる。川口コーチはダメだったら即2軍というプレッシャーをかけたようだが、そんなことは言われるまでもなく、澤村本人は重々理解の上だろう

復帰後の澤村にはコレといった自信のあるボールが無く、基本的にはストレートとスライダー、フォークのコンビネーションで抑えるしかないのだが、ストレートにしてもデビューイヤーのような糸を引くようなストレートでは無い

決定的なウイニングショットが無いだけに(解説の石井にも指摘されていたが)、制球が少しでも乱れれば、炎上必至のピッチャーとなっているので、個人的にはチェンジアップあたりをマスターさせて、緩急を付けられるようなスタイルを手に入れるまでは、ファームでしっかりと鍛えたほうが長い目で見れば澤村のためなんじゃないかと思っていたのだが・・・・

結果的には初回こそ立ち上がりの隙をつかれて失点したものの、最小失点で凌いだことから2回以降は制球も定まるようになり、内野ゴロと三振の山を築くようなピッチングができていたと思う

バレンティンに対して、力勝負でスタンドに運ばれたのは、もう少し何とかやりようはあったろうに・・・と思うけれど、澤村のピッチングスタイルであれば、バレには1本打たれるのはしょうがないと思っていたので、2ランってのが余計だったけど、まぁ想定内

それ以上に、田原が受けた一発が痛かった・・・・

おそらく畠山には力勝負では勝てないと踏んだ原監督の継投策だったのだと思うが、残念ながら裏目に出てしまった(涙)

大事な場面でピシっとおさえてくれるイメージの強い田原だが、実は同じくらい大事なところでポカンと打たれたりもしている(汗)

最近の登板数の多さを指摘する声も耳にするし、個人的にも頼りすぎじゃね?と思うところもあるのだが、当の本人はせっかく貰ったチャンスだし、もうファームには戻りたくないだろうから、与えられた場面に対して嬉々として投げるつもりなんだろうが、本来は制球力が重要なサイド投手なのに、どちらかと言うと気持ちを全面に出した勢いで勝負するピッチャーなだけに、タイミングを合わせられるとどうしてもスタンドへ運ばれるケースが増えてしまう。

使い所が難しい投手ではあるのだが、現状は接戦時には田原と久保に頼るしか無いので、身体のケアを怠らないようにして、出来る限り頑張って投げ続けてほしいとしか言いようが無い

300発の花火が綺麗だったが、それに負けないくらいの花火大会で、勝負を決めたのも片岡のホームランと、一発が勝負を分けるゲームとなり、最終的に巨人が僅差の勝利をモノにしたわけだが、その一方で長野の負傷、井端も大丈夫?というプレーもあって、明日以降の展開に不安を残すこととなった

どんな内容だろうが結果が大事と思えば、神宮でヤクルトに勝ち越せたのは周りが思っている以上に大きな勝利だと思っているが、今後の試合に影響が無いか?と言われれば、確実にあるとしか言い様がない

ちょっと気になったのは、三振の多さ11回までの延長とはいえ、13個の三振は多すぎ。前日は三振は少なく外野フライの嵐だったが、今日は阿部と村田の三振が目についた。両者ともマルチ安打で二人で4安打なのだが、同じく二人で4三振と、あっさりうなだれて帰ってくる場面もあって、村田なんか勝ち越しの2ランを打っているにもかかわらず、なんか印象が悪い

打つ時と凡退する時のバッティングに差がありすぎて、悪い方のほうが印象に残ってしまうという・・・・

いや、せっかく勝ったのにネガってもしょうがない。畠山のホームランで負けを覚悟し、阪神の勝利のニュースを聞いて、2位陥落おも覚悟したのだが、結果的には崖っぷちで踏みとどまるという、相変わらずの徳俵の強さを見せたことを素直に喜ぼう(汗)

明日は内海と大野

どちらもハマるとゲームを作れる投手だけに、どっちが先に先制点を許すか、その勝負になりそうだが、長野のケガの具合とちょっとここ数試合元気の無い坂本が気になる。

あ、最後に・・・・石井の解説面白かった(笑)結構的確なトコついてたし、勝負どころの見極めが的を得ていた。良い参謀に恵まれれば、監督として面白い采配をしそうで、ちょっと見てみたいと思ったわ

あと、バーネットの左肩にアブラゼミ・・・カッコイイブローチだなって(汗)

管理人:みんぐ

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