ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/19 巨 1-0 ヤ→ 篠原 初登板初勝利オメ!チームも連勝でドームに帰れる

巨人 1-0 ヤクルト → 対 ヤクルト:2勝0敗0分 鹿児島県立鴨池野球場

勝利投手:篠 原 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :カミネロ 9試合 0勝 1敗 6S

敗戦投手:ブキャナン 3試合 1勝 1敗 0S

・投手リレー

巨人:高木勇→篠原→池田→マシソン→森福→カミネロ 捕手:小林

ヤクルト:ブキャナン→石山 捕手:中村

本塁打

巨人:

ヤクルト:

・解説:中畑清 実況:田辺研一郎町田浩徳

日テレG+ にて観戦

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鹿児島の県立鴨池野球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの2回戦。巨人は初回一死二、三塁から、阿部が中犠飛で挙げた1点を、先発・高木勇の負傷で、急きょマウンドに上がったプロ初登板の篠原ら、6投手の無失点の継投で守り切り、3試合連続の零封勝ちで4連勝となった。巨人はこれで33イニング連続無失点となり、4月16日に支配下契約を結んだばかりの篠原は3回無失点の好投で、巨人の育成出身投手としては初めての初登板・初勝利を飾った。

Yomiuri Giants Official Web Site

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ゲーム後の篠原の嬉しそうな顔を見た時、本当に「よかったね!」という言葉がテレビの前で口から飛び出た。

恐らく、ろくに準備も出来ていない中での緊急登板。事前に登板を伝えられていたとしたら、色々と余計な事を想像し、考えてしまい悪い結果になったかもしれなかったけど、本人もコメントしているように急遽だったことで、何も考えずに小林のミットだけを見て投げることに集中できたことが功を奏したのだろうか?

昨日の記事で、できれば5点差くらいリードしている状態で篠原のデビューをお膳立てしてあげてほしいと書いたけど、ある意味、今日のようなシチュエーションで結果オーライだったかも

ネガな事を言えば、畠山が抜け、山田、バレンティンが調子を落としているヤクルト打線が相手だったことが幸いしたといえるけど、投げているボールはプロ初登板とは思えない生きた球を投げていたと思う。

145km/h前後のストレートは力強く、見る限り結構重そう。コントロールはまだアバウトなところはあるが、まだ新人なのだから打たれようが何されようが、強気に投げてくれればそれでいい。過去の最高球速は153km/hくらいだったと思うので、これから暖かくなれば少しずつ上がってゆくかな?あの投げっぷりでのスライダーとのコンビネーションが今日は良かったし、何より初登板とは思えないマウンド度胸は武器かな。

人とはいえ独立リーグから這い上がってきた26歳の投手なので、1軍登録された以上は即戦力投手として今現在手薄な右の中継ぎ枠をしっかり勝ち取って、できれば勝ち継投の中に入ってこれるほど活躍してくれれば、宮國を先発に回すことも出来る。

真価が問われるのは週末の阪神戦、来週の広島戦での結果を見てという事になるだろうけど、個人的には逃げないタイプの投手だと思っているので、この先も見たくなった

攻撃面ではブキャナンが非常によくて、150km/hを越えるストレートにチェンジアップというだけでも手強いのに、カーブがさらにやっかいで、打とうと思うと的を絞るしかなく、四球で自滅するタイプにも見えないため、この先も苦労させられそう

何度かチャンスは作ったけれど、ここぞでもう1本が出なかったのは残念

(初回の1点もブキャナンのボークが無ければ無失点だった可能性は高いし)

3回の立岡の盗塁失敗は痛かったけど、2アウト1塁のあの場面では、普通に考えて1ヒットが帰るのは難しいので、何とか阿部の打席でスコアリングポジションに進めたいとトライするのは悪くないと思う。先日の盗塁も含めて、何度かチャレンジさせているけれど、失敗を恐れていては相手にプレッシャーにもならないし、失敗することで立岡自身の盗塁スキルも上がってゆくはず。個人的には坂本、阿部、マギーの得点圏打率の高さを考えれば中井はともかく、立岡を走らせることには大賛成です

(6回の坂本の打席で中畑氏は走らせて欲しかったみたいだけど、あの場面は1アウトだったし坂本なら最悪でも進塁打くらいは打ってくれるかもという期待もあったと思う。もしも足を絡めるなら、カウントにもよるけどエンドランくらいかな…)

一方で、その足の速さで内野安打も奪い取ってるし、今日はその安打1本だったけど、昨日の猛打賞が良い感じに積極プレーにつながっていたので、次に繋がるのではないかと期待は膨らむ

それにしても、ハヤトゥー・・・

Yahooニュースには”散々”って書かれてたけど、確かに今日は色んな意味で痛い登板になってしまった。これを書いている時点で症状がどうなのか報道が無いのでわからないけど、いくら手袋をしているとはいえ、あの当たり方は結構ヤバイ。

せっかく、ファームで結果を残し、1軍に上がっても良い内容で来ていただけに、ここで離脱されるのは本人的にもチーム的にも苦しい。皮肉にも代わりに登板した篠原がフューチャーされているので、スポーツニュースでも余り話題にはあがってないけれど、ハヤトゥーにとっては、ここで離脱するのか軽症で1軍に残れるのかは重大な問題だと思う、ヒビや骨折にいたってなくても次の登板に影響が出そうな時点で抹消されそうな気がするけど、並々ならぬ気持ちでいただろうだけに、ちょっと可哀想

(とはいえ、ピッチャーだから仕方ないかもしれないけど、あの避け方はないわ(涙))

7回マシソンにはちょっとビックリしたが、基本的に色んな意味で「対バレンティン」要員だったんだろうね。今日のゲームで一番怖いのは、山田、バレンティン、雄平の一発だから、あの回をクリアできれば、あとは何とかなる!って由伸監督も思ったのかな?その後も色々あったけど、結果的にはその判断が正解だという結果になったと思う

ただ・・・(今の)森福はやはり右バッター相手には怖い

鵜久森に打たれた球も、小林は目一杯インコースに構えているのに、そこに投げきれずに真中付近に行ってしまった。グッさんもそうだけど、右バッターに対して二人のやることはインコースでのけぞらせて外角で仕留めるってことなのに、そもそもインコースに投げきれないのであれば小林も配球に困る。正直なところ、ヤクルトのスコアラーもそのあたりの事はわかっていて、狙わせたのではないかと思うくらい。

1イニングを任せてもらいたくてソフトバンクを出たのであれば、試合の終盤に出ることが義務付けられている二人は、右バッターの代打が出ることは想定済みで、むしろ左バッターをおさえる以上に強気に行ってもらいたい。まだまだ森福の本気はこんなもんじゃないって思っているけど、首脳陣の信頼を本当に勝ち取りたいのであれば、「当たったらゴメン!」くらいの気持ちで思い切って行って欲しい

それと、やはり長野にも触れなければいけないのかな?

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170418-00010000-baseballc-base

を見ると、原前監督時代から、長野の異変について首脳陣がどれだけ頭を悩ませていたかがわかる

(以前私も触れた長野の動体視力について、原監督が検査させていたって話は不覚にも初耳だったけど、むしろ上がっていたという話にはさらにビックリ(笑)やはり才能ある選手だけに、こんなもんじゃないとみんなわかっているから、特にコーチ連中はどうやったらあの輝きを取り戻せるか本当に考えているんだなぁ)

1軍に帯同し続けて、何かのきっかけで取り戻すのが良いのか、ファームで自分を見つめ直して上がってくるのが良いのか、何が正解か分かり兼ねている自分がいるけれど、長野も決して若いとは言えない年齢になりつつあり、日ハムのラブコールを蹴ってまで恋い焦がれた巨人に入団してきたわけで、このまま終わってほしくない気持ちが強いだけに、今のこの現状にもがいた先に明るい未来が待っていることを願ってやまない自分がいます

と、勝ったのに重い話をした後で

状態の良くない中日、ヤクルト相手とはいえ5連敗のあとの4連勝。明後日には阪神と戦い、その後には前回苦い思いをした広島戦が待っている。

まずは東京ドームの阪神戦の初戦で勝利して、5連敗のあとの5連勝で、連敗をなかったことにした上で(笑)勝ち越してマツダスタジアムに乗り込みたい。

その意味でも、広島との3連戦で激増したチーム防御率がやっと2点台に戻ったことが実は勝利以上に嬉しかったりする

管理人:みんぐ

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