ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/4 巨 2-5 De→ 宮國ぃ~~~ちょっと気負ちゃったかなぁ

巨人 2-5 DeNA → 対 DeNA:4勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:ウィーランド 5試合 2勝 0敗 0S

セーブ :パットン 14試合 2勝 1敗 4S

敗戦投手:宮 國 6試合 0勝 3敗 0S

・投手リレー

巨人:宮國→中川→乾→池田 捕手:小林

DeNA:ウィーランド→山崎康→砂田→三上→パットン 捕手:戸柱

本塁打

巨人:坂本3号2ラン

DeNA:宮崎1号2ラン、梶谷6号2ラン

・解説:江川卓 実況:佐藤義朗

日テレG+ にて観戦

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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの6回戦。巨人先発の宮國は二回、宮崎に2点本塁打を許し先制点を与えると、三回にも2点本塁打を浴び、早々に4点を失ってしまう。四回にも適時二塁打を許した宮國は、4回5失点で降板。一方、相手先発・ウィーランドの前に無得点だった打線は六回、坂本が左中間へ2点本塁打を放ち、3点差まで詰め寄る。その後もチャンスを作る打線だが、DeNA救援陣の前にあと1本が出ない。最終回は三者凡退に倒れ、2対5で試合終了。序盤の失点が響き、坂本の一発を含めた3安打の活躍も及ばず、巨人は連勝が「2」でストップした

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東京ドームだから、ソロホームランは仕方ない、ただ四球のあとの2ラン、エラーの後の2ラン。1点x2を取られてしまったのが余計だった。

久しぶりの東京ドームでの先発マウンド、何とか良い結果で報いようと気持ちが入ってしまうのはわかる。チームも連勝していたし、その流れに乗りたいと思ったんだろうけど、それが空回りしてしまったか・・・前回のときのようなゆったりしたフォームからビシっと投げる形ではなく、開きは早いし、球持ちは悪いし、狙ったところから外れた球は甘いところに行ってしまう感じで、宮國らしくないピッチング

緊急登板のように何も考えること無く、ただ小林のミットをめがけて投げれば良かったのに・・・と終わったから言えるものの、今日を糧に次はやってくれると信じているので、まぁ、こういう事もあるよ、ですませてあげたい

せめて早いイニングで追いつくことができれば、また気持もリセットできたんだろうけど、今日のウィーランドは簡単に点を与えてくれなかった

特に2回のマギー、亀井、中井の三者連続三振は先制点を取られたあとだっただけに、攻撃陣が焦りを感じるようなピッチング。単発ではヒットも出るものの、なかなか点にまで結びつけるのが難しい

ストレートのキレが落ちてくる後半か、継投に入ったところでしか点を取ることは出来ないと思っていたし、ヘタするとこのまま無失点で終わるかも?というくらいの出来だったので、5点目を取られたところで、半ばあきらめてしまった。

ただ、宮國の後をうけた中川、乾、池田は、まだ何か起こる!というのを信じているような粘り強いピッチングで、それぞれ毎イニングランナーを背負いながら必死に投げていた。6回には希望が見える坂本の2ランで3点差にまでは詰め寄ることができ、8回には阿部か、マギーに一発が出れば追いつけるところまでは持ってゆけたものの、残念ながらそこで力尽きてしまう

8回の場面では、喉元まで「村田を代打に・・・」と言いかけたのだが、代打を出せばピッチャーは交代になったろうし、阿部に代わって先発で村田が出るならともかく、阿部の代打で村田となると、阿部の心中やベンチ内の空気を考えたら、それは出来ない。

決して左ピッチャーを苦にしているわけでもないし、相手だって決して楽に投げられる場面ではないので、あの場面では阿部を信じるしかなかった

その後となると、村田を出すタイミングは最終回の長野のところということになるが、2アウトランナー無しで村田に一発が出ても焼け石に水に近い。由伸監督的には長野が出て、続く立岡が出塁することがあるなら、そこで登場!とさせたかったんだろうけど、それほどうまくゆくはずもなく、今日も村田の出番は無いままにゲームは終了してしまった。

まぁ、良い投手(宮國)でも大量失点することはあるし、良い投手(ウィーランド)を相手にすれば簡単には点を取れないわけで、理由のはっきりしている敗戦はまだダメージも少ない(と思い込んでいる(笑))

中井のエラーは呆れを通り越して笑ってしまったが、それはもう想定内なので、何も言うまい。せめて攻撃でその分を挽回してくれ!と願ったら2安打と点には結びつかなかったものの、かろうじて踏みとどまった感じ。本人も情けないって思っているだろうから、明日以降、その悔しさを晴らす活躍をしてくれることを期待したい

そして、今日もっとも印象的だったのは8回、1アウト1、2塁で一発同点の場面でサードフライに倒れた阿部がベンチに帰って、まるで涙でも浮かべているかのような表情でグラウンドをじっと見つめていたところ・・・その表情から悔しい気持ちが画面越しに伝わってきた。

6回のセカンドゴロで一塁へ走る姿を見ても、開幕してしばらくのような全力疾走をしている姿は消えてしまっているので、決して万全な状態ではないんだろうなということは想像に難くない。状態が90%なら気力で足りない分は補えるけど、70%程度であるならメンタルでカバーしても満足なパフォーマンスにはやや足りない。休ませるのか、使い続けるのか、由伸監督も頭を悩ませていることだろう。ここにきて、なまじ2年前まで同じグラウンドでプレーヤーとして一緒に戦っていたという事、より選手に近い立場の監督であるという事が足かせになっていやしないかと心配になる。

ただ、出るからには万全でないことを言い訳には出来ないので、もしも明日、先発出場をするのであれば、今日の悔しさをバットで返し、我々を、いやチームを鼓舞してもらいたいと思う

管理人:みんぐ

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