ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/28 巨 2-3 広 → この歴史的な敗戦で、何かが変わることを期待するしか…

巨人 2-3 広島 → 対 広島:1勝10敗0分 東京ドーム

勝利投手:今 村 21試合 1勝 1敗 8S

セーブ :一 岡 14試合 1勝 2敗 1S

敗戦投手:カミネロ 20試合 0勝 2敗 13S

・投手リレー

巨人:田口→マシソン→カミネロ 捕手:小林

広島:中村祐→中田→中崎→ジャクソン→今村→一岡 捕手:會澤→石原

本塁打

巨人:

広島:エルドレッド13号2ラン

日テレG+ にて観戦(録画) 解説:水野雄仁 実況:辻岡義堂

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東京ドームで行われた広島東洋カープとの11回戦。巨人先発の田口はテンポの良い投球で序盤からアウトを積み重ねていく。打線は三回の立岡の右翼線への適時二塁打で先制すると、五回には田口が自らのバットで追加点を挙げ、2点のリードを奪う。しかし、七回に田口がエルドレッドに2点本塁打を浴び、同点に。以降は両チームの救援陣が踏ん張り、試合は2対2のまま延長戦へ。十回のマウンドに上がったカミネロが、代打の西川に痛恨の適時二塁打を浴び、広島にリードを許してしまう。この1点が決勝点となり、2対3で接戦を落とした。今季初の負け越し1、対広島戦は7連敗となった

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まずは今日の良かった点、暴れ馬のような広島打線も、低めを中心に左右をキッチリついて、キレのある球とセットでタイミングを外せば、そうそう打たれないという事を再確認できたこと

一方で悪かったのは、相手の弱点をつこうとしても、ほんの僅かな一球でチャラにされてしまう集中力の高さを広島打線が持っているということ…

ん~~~、結局ところ菅野、田口に好調のマイコラスしか太刀打ち出来ないということか・・・(笑)

先発の田口は本当に良かった、投げるごとに勝つために必要な何かを確実に自分のものにしていると思う。エルドレッドに打たれた2ランも、苦手なインハイに構えたところに投げてしまった失投が原因ではあるが、田口なら次に同じ場面が来た時は「当たったらゴメンなさい」くらいの気持ちで、小林が構えているところよりもさらに内側に投げてくれるのでは無いかと思う、いや、そういう気持ちを感じるような悔しがりかただった

かつて5回までしか投げさせてもらえなかった若武者は、打たれたとはいえ7回までしっかり投げさせてもらえる投手に成長しただけでなく、完投を期待されるところまで来たと思う。このままおごること無く、1試合ずつ経験を積んでゆくことで、我々が期待しているように左のエースとして近いうちに確固たる地位を手に入れてくれるのではないかと思うし、打たれても、失敗しても、確実にそれが糧となっているという実感を見ていて感じる事が出来る

同じような期待をいただかせてくれるのかどうか、個人的には宮國の次回登板に期待している

まぁ今日の敗因もご多分に漏れず、2点しか取れなかったことが直接の原因で、5回、6回にもう1点でも取れていれば・・・と、大事な終盤の7~10回で1本もヒットが出なかったことが明らかな問題

マギーを4番に昇格して、今ひとつ結果のでない阿部を5番に配置するなど、苦し紛れに見えなくも無い変化をつけてきたけれど、終わってみればクリーンアップが13打数1安打+1四死球ということであれば、点が取れないのも当たり前

なかでも、阿部に引きずられるかのように坂本がチームが勝てない焦りからか、やる気が空回りしてるように見えることが拍車をかけて、ますます重い空気になってしまったように思う

1,2番が良くなれば・・・と期待して、長野を1番に抜擢して何となく結果が出つつあるように見えたけど、そうすると今度は6、7番がやっぱりダメだと、長野を7番に戻す。相手投手との兼ね合いや、中井の守備力の問題でベテラン脇谷を1番に持ってきたが、今日は四死球1個と犠打1という結果(まぁ3回の四球は得点に繋がったので良しとするけど)と決して良いとは言えず、あちらを立てれば、こちらが立たずという歯がゆい状況は続く・・・

今日はどちらかと言えば巨人に風が吹いていると感じられるような展開だったので、勝って今週を最低ノルマの5分で終わらせて欲しいなと思いつつも、あくまでも個人的な考えを言わせてもらえれば、昨日も書いたように今日も負けて、歴史的な(対広島の)連敗をした方が、何かが変わるきっかけになるのではないかと思い、中途半端に今日勝って何も変わらずに交流戦からのシーズン中盤に向かうよりは、そのほうが首脳陣、フロントが「新化」するきっかけになるのではないかと思っていたので、田口には可哀想だが負けて良かったのではないかと思ってます

逆に言えば、今日の敗戦をきっかけに来週以降に何も変わらないようでは、仮に最後の希望として期待している山口俊と陽岱鋼が上がってきて、杉内も1軍に加わるようになっても、今の順位から上がってゆくことは難しいのでは無いかと想像してます

もちろん大きく変えることにはリスクも伴うわけで、さらに泥沼にハマる可能性も多分に秘めてます。それでもその泥沼が将来のためになると思えれば、見ているこちらも我慢できるし応援も出来るわけで、もう一度、シーズン開幕前の「新化」というスローガンに立ち返ることが出来るかどうか、明後日以降の戦い方に注目したいですね

この状況下で、今でも不調な選手を確信ではなく、(良くなって!という)願望で使い続けるような策に出るのであれば、仮に今シーズンAクラスくらいで終わったとしても、何かを変えるリスクを背負う覚悟を持つことが出来ないまま、年数を重ねることに繋がってしまうことになり、長い目で見れば強い巨人を取り戻すのが数年遅れてしまう可能性が高くなるので、失敗しても構いませんから、由伸監督が交流戦及び後半を戦う形を前向きに見つけようとしている姿を見てみたいと思います

*今日は朝5時から東京から松本へ向かい、夜中に帰ってきたため、ちょっといつも以上に全体的な話に(主に愚痴ですが)なってしまってすみません

(録画したゲームを見て書いてますが、気持ちの中で今日の個々のプレーに対する感想よりも、↑のような思いのほうが強くなってしまったもので…)

管理人:みんぐ

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