ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」6/24 巨 2-3 ヤ → 残念ながらスイープならず…でも今村良かった!

巨人 2-3 ヤクルト → 対 ヤクルト 6勝5敗0分 東京ドーム

勝利投手:小 川 7試合 4勝 2敗 0S
セーブ :石 山 31試合 2勝 0敗 12S
敗戦投手:今 村 3試合 1勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:今村→澤村→谷岡→アダメス 捕手:小林→宇佐見
ヤクルト:小川→中尾→近藤→石山 捕手:中村
本塁打
巨人:
ヤクルト:
日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:平川健太郎
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの11回戦。試合は巨人先発の今村、ヤクルト先発の小川の投手戦で六回まで両軍無得点が続く。試合が動いたのは七回表、今村が一死満塁のピンチで降板すると、2番手の澤村が二死後に西浦に走者一掃の3点二塁打を浴び、0対3と均衡を破られた。打線は九回、相手守護神の石山から阿部の適時二塁打、宇佐見の適時打で2点を返すが、あと一歩届かず。2対3で敗れた巨人は連勝が2で止まり、勝率5割復帰とはならなかった
(http://www.giants.jp/G/result/201806241index.html)
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3連勝中だった小川が相手なので、苦戦することはわかっていたけれど、それにしても打てなかったなぁ~

3度のチャンスで岡本が1本でも打ってればって思うけど、小川から打つには、もう少し対戦経験が必要なのかもしれないな。いいように打ち取られてしまった(涙)
逆に考えれば、4番が打てなくて負けたのなら、そういうことだ、しゃーない
って割り切ることも出来るし、今日一番悔しかったのは岡本本人だろうから、これを糧にして次に当たった時は、予習バッチリで今日の分も含めてお返ししてくれればイイ

それよりも個人的には陽のバッティングが非常に雑な感じになっているのが気になる
積極的と言えば聞こえはいいけれど、特になんの考えもなく、ただ振っているような感じ。良い時にそれがハマれば、連打になるし固め打ちとかするけれど、ここ最近のように空回りしてしまうと、チャンスで打てない、進塁させる事もできないということが続く

長野も似たようなタイプなので、この二人が悪い時はチーム全体が淡白な攻撃をしているように見えてしまうのが残念

ただ、今日に関しては小川はとても良かった。ストレートのキレも良かったし、しっかりアウトローにコントロールできたし、連打で打ち崩すってのは難しかったし、そんなに打てる球もなかった(特に対岡本)


なので、今日は失点をなくし、病み上がりでスタミナに不安のある小川から中盤以降で如何にして点を取るか?って展開しかなかったように思うけど、そういう点で言えば、中盤までしっかり押さえた今村も非常に良かった

かつての4球を気にして自滅するようなところは微塵見見られなかったし(四死球1個だったしね)、ランナー背負っても攻めのピッチングができていた。しっかり腕を振っている上に、良い時の杉内のように球持ちが良いので、スッポ抜けることも少なく、ヤクルト打線の各打者が非常にタイミングを取るのに苦労しているように見えた

あとは今のフォームのまま、低めの制球をさらに磨けば、ローテーション投手として計算できるだけでなく、勝ちを計算できる投手として認めてもらえると思う。
少なくとも、いつ炎上するかわからなかった吉川光よりは現時点で頼りになる存在であることは確か。

去年のファームでの結果を見れば、2軍ではもうやることはなくて、あとは上で経験を積んでスタミナをつけることくらいなので、このまま落ちることなくローテにしがみついて、さらに上のレベルで戦う術を身につけてもらいたい


ということで言えば、7回の1アウト満塁の場面では、あそこを0点、もしくは最小失点で切り抜けるって経験をさせてほしかったなぁ~というのもあるけれど、それはまぁあくまでも私の願望(笑)

 

ここから先は結果論によるボヤキになってしまうけど

澤村 vs 西浦の場面 カウント 2-2で押し出しを嫌うこちらとしては、ストレート勝負するしかなく、西浦自身もストレートに的を絞っていると思われるところ。
スプリットの制球が投げてみないとわからない今日の澤村だったけど、そこをあえて小林は要求して欲しかったなと…それでフルカウントになって、本当にストレートを投げざるを得ない時は思い切って高めに投げる
(2-2でストレートの場面でも高めのボールだったら、狙い球来た!って勢いで打ち損じてたと思う)

これも結果論になるけど、好調の西浦に対しては最悪押し出しで1点を与えることになっても安易に勝負にゆかない方が良かったのでは?って思ってしまう
(9回に2点取ったから言うけどね(汗))


9回の阿部の代打の場面は解説の桑田氏と立浪氏は意外であるかのように言っていたけれど、あの場面は一発が出ても同点にならない場面だったので、そう思ったんだろう。個人的には由伸監督はあそこで阿部に一発を期待したのではなく、阿部の上手さでランナーを貯めてほしかったんだと思う
で、その期待に阿部は応え、亀井が力走したと・・・で、大城と宇佐見に賭けたと思うので、それはそれで悪くないと思った。事実、大城は三振だったけど、宇佐見は今季初ヒット&タイムリーで勝負強さを見せたし


全体として流れが悪いなと思ったのは、坂本がいなかったからか?
これもまた結果論になるけれど、坂本がスタメンもしくは最悪ベンチにいて、代打にでもでる空気を演出できていたら、また雰囲気も変わったろうと思う
やはり打線のキーマンの一人であるキャプテンがいないというのは、チームに与える元気や勇気が違うんだなと、ゲームを見ていて何となく感じた

ケガではなく、報道されているように単なるコンディション不良で、休養という形ならいいけれど・・・正直なところ、岡本の4番の代わりはまだ居なくはないけど、坂本の代わりはいないので、数試合の欠場とかになったらそれだけ困る

代わりにショートを守った吉川尚も、それなりに無難に守っていたけれど、あのアゴへの打球は・・・坂本だったらバウンドを予測してしっかり併殺にとってただろうな・・・ってどうしても思ってしまう
(今日はタラレバが多いな)


広島が負けないので、できればこちらもスイープして、意気揚々とマツダに乗り込みたいところだったけど、ちょっと後味の悪い結果になってしまったのは残念


ただ、良いところもあった

今村は非常に良いピッチングだったし、16試合連続無失点だった石山から意地の点を取ることが出来た。(あ、近藤からも)
アダメスはまだ今日の出来では判断がつかないけれど、マルティネスと合わせて、即戦力というよりはチーム内で育てている最中の外国人選手なので、これからの選手ってことを考えればまずまずだったと思う
この3連戦、結果的にマシソン、澤村が打たれた(自責点は今村だけど)ことに不安がないわけではないけれど、周囲を見回して見て、先発、中継ぎがそれなりに揃ってて、とりあえずゲームを作れる、炎上は避けられるって点で、今の巨人は投打のバランスは取れてる状況になりつつあるから、少なくとも来週のビジター6連戦は互角には戦えると思う

あとはギリギリで勝ち切る強さをチームとして持てるかどうか

しつこいけど、そのキーマンはやっぱり坂本と岡本なんだと思う


と・・・川島の「え?正面に来たボールをなんでパンチングなん?」と思いながら書いてみる(汗)

 

管理人:みんぐ
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