ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」7/10 巨 6-3 ヤ → 9連戦勝ち越し決定、メルセデス…笑顔かわいいな(笑)


巨人 6-3 ヤクルト → 対 ヤクルト 8勝5敗0分 神宮球場

勝利投手:メルセデス 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :マシソン 28試合 0勝 2敗 5S
敗戦投手:ブキャナン 16試合 6勝 6敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス→鍬原→澤村→マシソン 捕手:宇佐見→小林
ヤクルト:ブキャナン→星→近藤→中尾→石山 捕手:中村→井野
本塁打
巨人:長野7号ソロ、マギー9号2ラン、坂本13号2ラン
ヤクルト:
フジテレビONE にて観戦 解説:大久保博元 実況:田淵裕章
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの13回戦。巨人先発は来日初登板初先発のメルセデスメルセデスは走者を背負いながらも粘り強い投球でヤクルト打線に得点を与えず五回を投げ切り、5安打無失点。リリーフ陣に後を託した。打線は二回、長野の先制の右越えソロ本塁打、三回はマギーの2試合連発の右越え2点本塁打、四回にも坂本が左翼席上段への2点本塁打と、四回までに3本塁打で5対0とリード。終盤にリリーフ陣が失点したが、九回は守護神マシソンがしっかり締め、6対3で逃げ切った。8日に育成から支配下契約を結んだばかりのメルセデスは、来日初登板で初勝利を挙げ、巨人は3連勝で2位に浮上した
(http://www.giants.jp/G/result/201807101index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ほらぁ~初物外国人に弱いのは巨人の代名詞みたいに言われてるけど、他球団だって弱いじゃ~~ん!

って言いたくなる(笑)勝利でした


初先発のメルセデスは、本人はストレートが武器だと言っていたけれど、いやいや、どの球もそれなりに制球できていて、良かったと思う。
特に右バッターのアウトコースはかなり良かった。由伸監督の言うように、テンポよく、しかも四球を出さなかったのは、外国人投手にしてはかなり上出来

ランナーを出しても落ち着いていたし、何よりも笑顔が可愛いね(笑)


1度だけ見た下でのゲームでは、もう少しバタバタしていた印象だったけど、今日は本当に落ち着いていた。ここ数年、巨人は即戦力タイプと育成タイプの外国人選手を入団させていて、アダメス、メルセデスは後者になるけれど、根が真面目で人の言うことをよく聞く感じなのかな?日本で成功して家族を喜ばせて、いずれはメジャーに!って考えているんだろうけど、そういう点での謙虚さを感じる

牽制やフィールディング、制球力といった日本ならではの細かい部分をしっかりと吸収して結果を残せば、メジャーという舞台でも活躍できることを証明している諸先輩がいるので、このまま順調に育って名選手になってほしいなと思わせてくれるデビューを飾ったと思います


ただ、ヤングマンメルセデスと何度となく登板させたくなる投手の登場は、ゲレーロ、カミネロをどうするか?という悩ましさもあって、嬉しい悲鳴ではあるけれど、これから先の見極めが本当に大変になってくる
(去年入団のこれまた育成型のマルティネスも今年は結果を残しているので、実は彼も使ってみたいと思わせているという点で、外国人選手は実はかなり充実している…)


攻撃面では、すっかり坂本の状態があがり、マギーが好調で長野と合わせて3本の本塁打が効いたまずまずの攻撃だったと思う。神宮だったので、山田、バレンティンと合わせて花火合戦になるかと思っていたけれど、山田には4安打打たれたものの、長打を打たれることはなく、バレンティンも何とか封じれたので、それが結果的に勝敗の差になった形。

安打数で言えばヤクルトの方が12安打と勝っていたので、あと一本というのを何とか防げたメルセデスの踏ん張りが今日の勝利に結びついたと思う


岡本に活躍の場面はなかったけれど、何とか安打は出て、ノーヒットで終わらなかったのは明日に繋がるし、吉川尚にも1本出ているので、打線のかみ合わせは悪くない。


ただ残念だったのは、鍬原と澤村か・・・

鍬原は毎登板が崖っぷちだという意識からか、ちょっと窮屈なピッチングになっちゃってたかな。アンラッキーな当たりもあったけれど、2イニングで被安打4,四死球1はやはり良くない。オールスター後はファームでの調整になりそうな予感がしているけれど、課題ははっきりしているので、しっかり取り組んでくれればいいと思う


むしろ個人的には澤村の方が気になる

開幕当初はゆったりしたフォームで8分の力で投げているような感じだったのが、最近はまたリキむ姿が目につくようになってきた。以前もセットした後の、左足の踏み踏みが気になってしゃーないと言ったんだが、調子の良い時は一発で決まるセットが、最近はまた何度も踏んでいる感じで、見ていて非常に気になる

それと合わせて、デーブも言っていたけれど、テンポが非常に悪い

澤村の持っている球威を考えれば、打者にとって最も嫌なのは、ボールを受け取って、考える間もなくすぐに投げられることだろうから、当初のように楽なフォームでテンポよく投げるだけで、相手にとって驚異になりそうなんだが・・・入団した当初、ストッパーになれば、全盛期の藤村球児に負けない不動のストッパーになれる逸材だと思っていたので、そこを目指して後少し自分改造をしてもらいたいなと思う


ま、連勝してるんで、あんまりネガな事は言わないで、素直に勝利を喜んでおきたいから、この辺にしておくけど

連敗中で投打が噛み合わっていないヤクルト相手とは言え、ビジターゲームの3連戦で勝ち越しを決めたのは大きいし、ここまで来たら明日も勝利して、気持ちよくオールスター休みに入りたいので、明日は山口俊に完投するくらいの力投を期待して、上との差を少しでも詰めて締めくくってもらいたいなと思う


追記
ベンチでの阿部の存在感が今日は半端無かった。宇佐見へのアドバイスもそうだし、メルセデスが降板した直後もコーチと話す前に、阿部が色々と話をしていたようで、何かすっかりコーチの風格が出てきているような…来季は、コーチ兼任にでもなりそうな予感がするけれど、誰に気を使うこともなく、各選手にアドバイス出来る立場になった時に、チームにどういう風が吹くのか、ちょっと見たくなったな・・・と思わせる場面が今日はあったので、ひとまずは後半戦の阿部の存在感が若手にどういった影響を及ぼすのか、そこにも注目して見ようかなと思った


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/