ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」9/12 巨 1-1 ヤ → 本拠地で負けに等しい引き分けになっちゃったなぁ…

巨人 1-1 ヤクルト → 対 ヤクルト 10勝11敗1分 東京ドーム

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:
・投手リレー
巨人:吉川光→畠→山口俊→中川→上原→池田 捕手:小林
ヤクルト:ブキャナン→ハフ→梅野→近藤→中澤→秋吉→中尾→石山 捕手:中村→井野
本塁打
巨人:マギー20号(五回ソロ)
ヤクルト:
日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二 実況:佐藤義朗
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの22回戦。序盤は巨人先発の吉川光、ヤクルト先発のブキャナンが互いに快投を見せ、四回まで両軍無安打のまま試合が進んだ。巨人は五回にマギーのソロ本塁打で均衡を破ると、吉川光はその後も好投。六回まで無安打投球を見せるなど7回1安打無失点の快投をみせた。しかし1点リードの九回、山口俊が土壇場で同点に追いつかれ、試合は延長戦へ。救援陣は無失点でつないだが、打線が十回、十二回のサヨナラ機を生かせず、1対1で引き分けた
(http://www.giants.jp/G/result/201809121index.html)
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ゲームが終わって、書き溜めた観戦メモを見たらすんごい量に…(笑)
(しかもほとんど愚痴(汗))

その内容にしたがって書いちゃうと、腱鞘炎になりそうな文章量になりそうなので、適当に間引きながら連ねます
(それでも今日は長くなりそう)
(足りない分はきっとコメントいただくでしょうから、それへの返信で(汗))


ゲーム全体で言えば、リードしている展開で新ストッパーを投入して勝ちきれなかったわけだから、こちらとしては当然ダメージは大きい。順位が上のヤクルトは負けさえしなければ差が縮まることはないわけだから、残り試合を考えても限りなく勝ちに等しいゲーム、しかもほぼ負けている状態から相手のミスでもらったような引き分けなんで、嬉しくない訳がない


こういうゲームだから、ここから先は全て結果論になってしまうのは、承知の上でお付き合いいただければと思います
m(_ _)m


まず最初に気になったのは、7回マギーが2アウトからヒットで出て、亀井が続いたところでの代走吉川大の場面。田中俊のパンチ力ではマギーなら1ヒットで帰れないからという思惑と、2アウトとはいえ得点圏で代走を出せば、バッテリーも平常心ではいられないだろうという心理的な揺さぶり。さらにはここで追加点を取れれば逃げ切れる!という思いからの代走だったと想像するけれど、マギーのサードでの守備力を考えれば、1点取れればラッキー、取れなければ1点のリードを守り切る!仮に延長になってもマギーを残しておけばまた得点チャンスは来るってくらいで考えて欲しかった

結果的には点が取れず、さらには追いつかれて、その後、マギーがいれば…という場面で吉川大は貢献できずという形で終わってしまった

由伸監督にしては、勝負に出るのが早いなと思ったけれど、個人的には勝負どころはココじゃないって思ってたので、正直なところ今日のゲームの中での一番の残念ポイントでした


それと…毎度になってしまうけど、やっぱり亀井さんかなぁ7回のヒットは良かったけれど、あれは本来の亀井さんのスイングじゃない。その前の四球もそうだけど、今の亀井さんは得点圏じゃないところでは、割と表情も落ち着いていて、得点圏になるとむしろ(得点圏打率の高い亀井というレッテルの)プレッシャーからか、打ちたい気持ちが全面に出すぎて、ボールが見えて無くて単にタイミングだけで打とうとしているように見える

 

念の為言っておきますが、私は亀井さんが決して嫌いなわけじゃない。ルーキーイヤーから見続けて、1軍定着か?と思えば落ちて、確変か?と思わせてケガをして…の繰り返しを見てきているので、むしろ思い入れは人一倍強い(同様の理由で矢野も・・・)

ベテランとなり、若手の手本となるべき立場になって、そこからまた開花しているようなシーズンだったから、嬉しくて仕方なくて、でもだからこそ、今の状況には「これだけ苦労して、引き出しにいっぱいたまっているはずなのに、まだこんな不安な表情を見せるのか!?」という野球の難しさを感じざるをえない状況です

自主トレを幾度となく一緒にやってきた選手だから、由伸監督も思い入れがある選手だと思うし、打席数を与えることで復帰のチャンスを与えたいという兄貴心なんだと思うけど、個人的には「それって遠回りなんじゃないかなぁ~」という思いがやはり今でも拭えません


で、マギ-のところで吉川大、不調の亀井さんをそのままにしたことで、11回は岡本に対して、まともに勝負をしてもらえず、四球でも仕方ない、岡本出しても足でかき乱されることはないし、次は吉川大、亀井だから…みたいな配球をされてしまうことになる
(打ちたい気持ちをおさえて、四球を選ぶ岡本も良い意味で若手らしくないけどね)


他にも言いたい愚痴はあるけど、これで最後にしとく。締めは皆さんの予想通り、山口俊

プレッシャーを感じる場面で、ヤクルトの一番の打順を相手にするのだから、仕方ないとはいえ、もっと自分に自信を持って上から目線で投げて欲しかったな。そういう意味では、小林もプレッシャーを感じて、厳しい配球をしすぎた面もあると思う。
ただでさえ、重い場面でデッドボールを与えてしまったから、そこからはもう腕は振れてないし、リキんでるし、フォームは小さいしで良いところなし。
死球からの四球、四球で犠牲フライでは悪い時の澤村と同じで、何のために配置転換したのかわからないくらい

緊迫した場面でフォークが抜けるのはDeNA時代からの見慣れた光景ではあるけれど、せっかくチーム内に上原というフォーク使いのレジェンドがいるわけだから、もっと教えを請いに行ったほうがイイ。上原が同じ打者陣を打ち取ってベンチに戻り、マギーとタッチを交わしているところで、山口俊がその輪に入れず、恐縮そうな顔でただ立っている場面を見て、尚のこと思った。
上原も「誰も俺に聞きに来ない」と愚痴ってるわけだし、メンタル面もそうだけど、フォークをいかに活用するべきか、投げ分けるにはどうしたら良いのか、勇気をだして聞きに行って欲しいなと、あの場面をみて切に思った


ってことで、愚痴はもうおしまいにする

(他にもスゲ-あるけど(笑))

まずは今日のオーダー。ゲレーロの1番ってのは、ぶっちゃけ「目からウロコ」ではありました。もともと”チャンスに弱い”ってイメージが定着していたわけで、1番だったらノーチャンスだし、今の巨人打線は下位から繋ぐってなかなか出来ないわけだから、まぁある意味「アリだろう」って。相手バッテリーからしても、初回の1番バッターにゲレーロ来たら、そりゃいきなり警戒するよなぁ~って、この決断をした由伸監督に驚いた

ただ、2軍から復帰後のゲレーロは少しはチャンスに強くなっていたし、やっぱり足を使えない中で、坂本、岡本は難しいとは思うので、面白い試みだとは思うけど、重信、田中俊 or 山本からの坂本、岡本、マギー、ゲレーロっていうほうが相手には嫌なんじゃないかと思う


それと重信バント失敗からの盗塁失敗だけど、これは愚痴ではなくて、こういうシーンはこれからも何度も作らなきゃいけないと思う。バントがヘタなのは重信に始まったことではなく、巨人の選手全員に言えることなので、もういまさらどうこういうつもりもない。
ただ、バントの失敗を盗塁でカバーするという流れを数度の失敗で封印してしまうようなことだけはしてほしくないし、成功すれば重信自身のスキルアップと貢献出来たという自信回復にもなる。バント失敗した時点で得点チャンスは下がるわけだから、盗塁失敗で無得点でもやむなしくらいに割り切って、これからもドンドン走らせることで、スキルも上がり、得点パターンも増えてゆくと思えば、消極的にならずにこれからも走らせてあげて欲しい


あと、良かったのは吉川光。
毎回、この投手は投げてみないとわからないって言い続けてきたけれど、先発復帰後ゲームを作り続けれいるし、確かにストレートの球威は上がり、下半身の粘りから全てにおいて良くなっている。
これは私の一番の反省だけど、そろそろ「投げてみないとわからない」という評価は横に置いて、ちゃんとゲームを作ってくれる信頼できる先発として計算してあげないといけないって今日の試合を見て思った。それだけに、今日は本当に勝たせてあげたかった…


良かったところの最後は畠

しびれる場面での登板になったけれど、ピンチも迎えたものの、まずは今季初登板を無失点で終わらせられて良かった。
畠の心臓の強さは去年の上本へのデッドボールのあと、次の対戦でインコースを投げたことからわかっているつもりだけど、山口俊のあのアタフタを見た後に振り返ると、やはり畠の強心臓というか鈍感力は必要だと思った

ストレートをヒットにされたことで、小林も変化球主体のリードになったけれど、個人的には去年以上の球速を手に入れて復活してるので、もっと力押しでも良かったと思う
ただ、それでも川端、坂口との勝負は正直しびれた

宮本氏は畠にストッパーの素質ありと言っていたけれど、その意見には100%同意
多少荒れても四球を連発するようなタイプではないし、困った時でもインコースを投げきれる度胸がある。ましてや、150km/hを越えるストレートにフォークのコンビネーションはストッパーの適正として申し分ない。あとは精度の問題なので、それをこれから磨いてゆけば、これから先、先発よりも後ろでの重要性が増す投手になるかも?という期待が膨らんだ今日のピッチングでした
(ヤクルトの近藤、石山を見ていると如何に強気に投げきれるかが大事かってことがわかるし)


負けに等しい引き分けと冒頭で言ったけれど、収穫があるとすれば、石山を酷使させられたことかな。明日は使いづらくなったろうし、明日も投げるとしても同じパフォーマンスが出来るかは難しいところ。ましてや、明日もなげさせるようなことになれば、明後日以降のゲームにも不安が残るわけで、消耗されられたことは良かった点では無いかと思う
(ヤクルトにとって、今日の引き分けでの投手起用が明日以降に負担になるのであれば、巨人にとって負けに等しい引き分けから、勝ちに等しい引き分けに引き上げることが出来る)


明日は田口 vs 星かぁ~
数字だけ見ると、壮絶な打ち合いになりそうな気がするが…(汗)
シーズン序盤の田口なら同じように袋叩きにあいそうな気もするけど、今日の吉川光のピッチングを見て、どれだけ自分に取り入れることが出来るかどうか、その割り切りがキーポイントになりそう

山田、バレ、畠山と打順だけ見たら、極めて左投手に不利な打線に思えるけど、そんな中、吉川光はしっかり抑えたし、よくよく考えたら、坂本、岡本、マギー、ゲレーロって他球団の左投手から見たら「反則だよ!」って思えるようなメンツなので(笑)ヤクルトのことばかりは言えないかなと…(笑)


追記

先日の村田の引退セレモニー、今日の杉内の引退会見を見てたら、涙が止まらなくなった。
寂しさだけがつのるけれど、巨人の3連覇だけじゃなく、それ以外でも彼らの勇姿は深く刻まれています、今はただただ感謝しかありません
そして願わくば、次のステップでは、巨人のユニフォームを着て、自分の後継者となる若手の育成に尽力して欲しいと願うばかり

名選手=名コーチとは限らない世界だけど、そうはいってもイチ時代を築いた選手であり、華々しい活躍だけではなく、悪戦苦闘した経験があるだけに、若い選手の模範としてこれからも野球界に貢献できる人物だと思うので、今はまだ体と心を休めることに専念してほしいですが、ひと落ち着きしたら、東京ドーム、G球場でコーチングする姿を見たいと思ってます
(フロントの人!ちゃんと、声かけてるよね?(汗))


管理人:みんぐ
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