ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」9/28 巨 1-0 De → 粋な計らいに涙・・・まるで台本があったようなフィナーレ

巨人 1-0 DeNA → 対 DeNA 9勝15敗1分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 26試合 14勝 8敗 0S
セーブ :
敗戦投手:砂 田 66試合 0勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野 捕手:小林
DeNA:東→パットン→砂田 捕手:伊藤→嶺井
本塁打
巨人:長野12号(九回ソロ)
DeNA
日テレG+ にて観戦 解説:赤星憲広 実況:佐藤義朗
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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの最終戦。巨人菅野、DeNA東の両先発による投手戦となった試合は九回裏、長野がDeNA3番手の砂田から劇的な一発を放ち、1対0でサヨナラ勝ち。クライマックスシリーズ出場へ負けられない一戦を制し、再び3位に浮上した。先発のエース菅野はDeNA打線を九回まで散発5安打、無失点に封じ14勝目。今季7度目となる完封勝利を飾った
(http://www.giants.jp/G/result/201809281index.html)
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(今日はいつにも増して、私見たっぷりのレポートになりますので、予めご了承ください)

 

普通に考えれば、巨人の選手として引退したわけではない村田の引退セレモニーをやる必要は無い

それでも、岡本の成長のため、犠牲になってもらった形の村田のために、何かをせずにはいられなかった球団からの感謝の気持ちがこもったイベントだったのだと思う

それをかつてのチームメイトである巨人とDeNAの最終戦にやるとか、粋な計らないだなって発表の時に思い、チケット買えなかったけど、とりあえず東京ドームに行って記念グッズだけ買ってきました(笑)

オープニングのセレモニーでは、予想はしていたけれど、両チームで25番を引き継いだ筒香と岡本の花束贈呈からの3人による記念撮影・・・あの場で俺も撮影したかったぁ~~~と思いながらウルっとしてしまいました

 

CSを争うチーム同士のエースの投げ合いで、予想通りの一進一退の投手戦。
キーになるのは、その互いの25番の一発かなぁと思っていたけれど、試合を決めたのは日大の後輩である長野だった

ヒーローインタビューの長野の「村田さん見てますかぁ~」でホロっときて

ゲーム後のグラウンド一周の間、目を潤ませる坂本のアップにもらい泣きし、両軍混じっての胴上げで号泣、はけてゆく時の阿部との談笑シーンで胸アツ。

ゲーム内容的にもなにか演出でもあったのではないかという展開に、今もまだじ~んとしている自分がいます

出来るなら、今シーズン、どこかの球団に入って 2000本を達成してから引退すると思っていたし、出来ることなら引退しないで来季もどこかが呼んでくれることを待ってほしかったと今でも思っているけれど(杉内のように故障で記録を諦めたわけではないだけに)、あの晴れ晴れとした表情を見ていると、これはコレで記録には残らないけど、記憶に残った選手であり引退式だったなと思います。以前にも書きましたが、出来ることなら近い将来、井端ヘッド、村田バッティングコーチ、杉内ピッチングコーチ、鈴木尚広守備走塁コーチが揃った若い首脳陣のコーチングスタッフが見たいな・・・と改めて思いました

 

さて、このままだと村田の話で終わってしまいそうなので(笑)今日のゲームに戻りましょう


1勝の重みが今までとは全然違う今日の1戦

スライドする形で東の登板が決まった時、「まじかぁ~~!」と思いましたが、こちらも菅野をたてる以上、両チームともが今日のゲームで1勝を計算する戦いとなりました
内容的にもエース対決らしい試合で、貧打戦ではなく文字通りの投手戦

先に降りたほうが負けだなと言わんばかりの展開で、どこで攻撃に転じて降ろすかがキーになりそうだと思っていたところでの、菅野の異変。右足の付け根を気にする素振りを見せた瞬間にヤバい!と感じましたが、そこからの投球は菅野の技術の真骨頂を見た気がします


一方で攻撃に転じて東を降板させたラミレス監督。解説の赤星氏が言うように、ホッとしたのは巨人ベンチだと思いましたが、パットンからの対阿部用での砂田へのリレー、出来れば長野にヒットは打たれても亀井まで投げてほしいという意図だったと思うけれど、小刻みな継投が得意なラミちゃんであれば、長野のところでピッチャー交代させていたのでは?と思った矢先の長野のサヨナラホームラン

確かに延長も考えられる展開だったので、このイニングで一人一殺というのはやりにくかったと思うけれど、ちょっと「らしくないな」って思っていたので、その僅かなスキをついた長野は本当にお見事だったというしかないなと・・・


長野は2回のチャンスに打てなかったことを口にしていたけれど、確かにあの場面は、長野が打たなければ亀井、小林と続く打順だったので、ライトフライに倒れた時点で半分以上諦めなければいけなかったわけで、確かにもったいなかった。ただ、もともと岡本、阿部と続いたチャンスではあるけれど、この二人は帰す人であって、帰る人ではないので、しょうがないかなって見ていたから、個人的には実はそれほど期待したシーンでは無かった。

東京ドームということもあるけど、今日のゲームを決めるのはどちらかの一発だと思っていたし、連打で得点するというのは考えにくかった

(そういう意味でも、ソト、筒香、ロペス、宮崎に一発を与えなかった菅野のスゴさを感じる)


その視点で見ると、相変わらず東を攻略出来なかった巨人打線には、来季へ向けて大きな課題を残したままの試合となってしまったと思う。恐らく、ミーティングを重ね、東対策を色々と考えて臨んだ戦いだったとは思うけれど、その意図を見ることは出来ず、結果的には無失点で降板させるという結果に終わってしまった

何となくストレートに的を絞って打席に立っているようには見えたけれど、個人的にはもしも球種に絞って攻略しようとするなら、むしろチェンジアップかなと・・・その方が一発長打も出やすいし、狙っていると思わせてストレートの割合を増やせれば、その分、スタミナも削れるんじゃないかと思っていたので、あくまでも私の意見ですけど、作戦失敗だったと思う

 

そして一番気になるのが菅野の状態

あきらかに右足の付け根に違和感を感じている状況の中で、投げぬいたエースには感動したけれど、もしも長野のサヨナラが無かったら続投していたのかどうか?本人は7完封にこだわりを持っていたようなので、投げたいと懇願したことと思うけれど、あとの試合のことを考えると、それは避けて欲しかったので、本当に一振りで決めた長野には感謝しかないです

あとは、その患部がどうなのか、予定ではあと2試合投げることになると思うので、大瀬良に追いつき、2年連続沢村賞への望みは持ちつつも、仮にCSに出れることになった時にエースの姿は無い・・・ということにだけはならないように、余り無理はして欲しくないなと思います

 

ってことで明日の試合

今村と戸田の投げ合いになるわけですが、正直言って全く読めません(汗)
今シーズンの相性から言えば、広島としては優勝も決まったし、DeNAに来られるよりは巨人に来てもらった方が気が楽だから・・・なんて浅はかな理由で、手を抜いてくれるかも?なんて淡い期待をしている悲しい自分もいますが、個人記録のかかった選手もいますし、手を抜くというのはありえないと思っているので、巨人打線が戸田をどの段階で打ち込むかにかかっているでしょう

今村、そして次のメルセデスも恐らくペナントとしては、最終登板になる可能性が高いですし、中継ぎ陣も休養十分なので初回から飛ばして行けるところまで!ってピッチングになると思いますから、継投も大事になりますが、5回と言わず4回まで全力で投げるくらいの気持ちで行って欲しいなと・・・(その結果として5回、6回、いや7回くらいまで抑えてくれれば本望)

ここからの一敗は本当に厳しくなるので、本拠地ってこともあるし、今シーズン煮え湯を飲まされ続けた広島に意地を見せるためにも、対広島の残り3戦、とにかく3勝して嫌なイメージをもたせた上でCS進出を決める戦いにして欲しいなと願ってます


管理人:みんぐ
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