ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」3/30 巨 5-2 広 → 去年とは違うところを見せてもらえたと思う

巨人 0-5 広島 → 対 広島 1勝1敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:ヤングマン 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :クック 1試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:床 田 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:ヤングマン→吉川光→中川→クック 捕手:炭谷→小林
広島:床田→ヘルウェグ→レグナルト→一岡→島内 捕手:會澤
本塁打
巨人:
広島:鈴木1号(四回ソロ)
TBSチャンネル1 にて観戦 解説:川口和久 実況:清原正博
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの2回戦。巨人打線は四回、二死一、二塁からゲレーロが左翼線に2点二塁打を放ち先制する。1点差に迫られた六回には、再びゲレーロが中前に2点打をはじき返し貴重な追加点を挙げた。先発のヤングマンは再三走者を出しながらも6回4安打1失点の好投。最後は新守護神・クックが三者凡退で締めて来日初セーブを挙げた。巨人は3安打4打点の活躍を見せたゲレーロを筆頭に外国人選手の活躍が光り、今シーズン初勝利を飾った
(http://www.giants.jp/G/result/201903301index.html)
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昨日の負け方が良くなかったので、今日は引きずらなきゃいいなって思っていたところでの、初回のバタバタ・・・ヤングマンはいきなり四球だし、丸は昨日から続く5打席連続の三振だし、どうなっちゃうの?って心配していたけれど

回を追うごとに肩の力が抜けてきた感じで、良いところが出たと思う


今日のヒーローは確かにゲレーロなんだけど、個人的には丸の3つの四球が素晴らしかったと思う。昨日の内容を思い出せば、なんとしても打ちたい!って思って、少々のボール球でも手を出しそうなところだけど、そこをグッとこらえての出塁。
今年の巨人に期待しているのは、吉川尚、坂本、丸の出塁率がどれだけ高いかだと思っていて、塁を賑わせた状態で岡本がどれだけ勝負強さを発揮できるか?そういう形をどれだけ作れるかが、新しい巨人の攻撃の形だと思っているから、移籍してきて古巣相手に良いところを見せようと思うのが普通の丸が、落ち着いて打席に立っているのが頼もしく、そのいずれもが点に結びついたことでチームにとって良い風を吹かせてくれそうな気がしました


去年2つしか勝てなかったマツダで2戦目に勝利したことで、昨日の敗戦を忘れられるし、良い流れを作れたかな?

もしも今日負けていたら、明日を待たずにいきなりの負け越しが決定していたわけで、明日へのモチベーションを高める意味でも本当に大きな意味のある勝利でした
(仮に明日負けたとしても、今日の1勝は去年とは違う何かを手に入れることにつながったと思う)


それと去年と違うところをもう一つ

代打の層があつくなったことで、ゲーム終盤に代打がチャンスメークして、上位打線につなげるという形が作れたこと。特に田中俊の2つの四球は貴重だし、最終回の1点は初登板のクックにとって3点リードの中で投げられるという絶好のデビューの機会を作れたという意味でも、大事な1点だった
(岡本にも打点がついたし)


原監督のアドバイスによって打撃が大きく向上した選手が陽岱鋼ゲレーロ

この二人の活躍は今日の勝利に貢献したし、これまた明日に繋がるバッティングだったと思う。特にゲレーロチャンスでの弱さが指摘されてきた中での猛打賞、4打点は自信に繋がっただろうし、原監督へのリスペクトも大きくなったと思う。
今日のようなコンパクトなスイングをこの先も続けられるなら、パワーはもともとあるわけだから、ほっといてもスタンドインする打球は出てくるだろうし、率もあがってくることと思う。結果がでなければビヤヌエバに取って代わられてしまうというプレッシャーもあるだろうし、感情にまかせた雑なバッティングさえしなければ、相手球団にとっても驚異になってくれると思う


先発のヤングマンはバタついた初回以外はまぁまぁだったと思う。しきりに指先を気にしていたことからも、本調子ではなかったように見えたけど、故障さえなければ、昨年もシーズン最後までローテに入って結果を出してくれただろう投手なので、これから暖かくなってくれば、さらにピッチングに磨きがかかると思う。もともと四球連発で自滅するようなタイプではないし、広島打線を相手に6イニングで被安打4、1失点なら文句なし
ゲームを壊さないピッチャーが一人でも多くいてくれれば、大型連敗はしないで済むかも?という期待がかかるので、今シーズンは最後までローテを守り抜いてくれるかどうかというのが、V奪回という点で大きなキーマンになりそうな気がする


中継ぎ以降はまだまだ手探りで、パターン作りのためにお試しの状況だから、今日も誰が出てくるのか全く予想できなかったけれど、吉川光も失点はしたものの、まぁまぁの出だしだったし、自主トレを菅野とやって色々と吸収したであろう中川は非常に落ち着いていた。課題だった抑えのクックも3点差というリードの中で気持ち楽なデビューを飾れたし、去年までだったら7、8、9回で猛追されて逃げ切れても1点差でギリギリ・・・みたいな感じになるところ、うまく振り切った感じで良かったと思う


明日は畠が先発ということで、恐らく長いイニングは投げさせないかもしれないから、また継投がどうなるのか注目したい
(7~8回まで投げきってくれればそれが一番イイけれど・・・)


なんにしても、開幕カードを鬼門のマツダで3連敗だけは絶対に避けてほしかったので、それだけでも非常に嬉しい勝利だったし、内容的にも去年とは違うところを見せてもらったという点で、これから先に期待がもてる2戦目でした

 

グラジオラスの轍阿部慎之助X内海哲也 を見ながら書いてます


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