ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/18 巨人 3-4 広島 → 前日とはまた違う内容での敗戦か・・・

対  広島  3勝3敗2分 マツダスタジアム

勝利投手:九里 (1勝4敗0S) 
セーブ :栗林 (0勝1敗12S) 
敗戦投手:赤星 (0勝4敗0S) 

・投手リレー
巨人:赤星、大江、ケラー、泉 捕手:岸田、小林
広島:九里、森浦、矢崎、島内、栗林 捕手:坂倉

本塁打
巨人:
広島:坂倉 3号(6回裏ソロ) 

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:佐伯貴弘 実況:清原正博
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240518_31021_1/)
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毎試合、3安打とか5安打とかで、見どころの無い試合が続き、レポートを書くのに苦労してるけど・・・このゲームはツッコミどころ多すぎて、普通に書いたら飛んでもないことになっちゃいそう(笑)

 

そもそも、14安打15残塁で3点って・・・(涙)コレが今の巨人の決定力不足を象徴してるようなゲームという事でしょうか?安打がそれなりに出てるので、まぁいっか、って擁護したくなるところですが、結局、点が取れてないわけだから打ってないのも同じ。


やりたい放題やられた前日に比べれば、バッテリーの配球を多少は読んで打席に立っているようなところも見られたのは、改善しているような気がするけど、やはり全体的なチグハグ感はどうしても付きまとう。


岡本も2本安打が出たとはいえ、全打席で引っ張り。オコエも阿部監督から右方向への打球という宿題をもらって2軍で研鑽を重ねたはずなのに、全打席引っ張り。
大事なところで丸のゲッツーで、2アウトランナー無しでヒットなど、そこじゃない感も出ていて非常に残念。


唯一良かったのは最終回


前日やられた栗林を攻めたところは良かった。連投の影響か、フォークが高めに来ていたので、そこをうまくとらえた感じで、そこから球数も増えていったことで栗林のスタミナも削ってゆくことが出来た。
本当はココで秋広に長打が出れば、本人もノッて行けるきっかけになるんだろうけど、解説の佐伯氏が言うようにバットが外から出ているのをあっさりとバッテリーに見切られ、長打の出ないピッチングをされてファーストゴロ。
確かに去年の初め、ヒットを量産している時はスイングは内側から、コンパクトに出て身体の回転も使いながらうまく打っていた。


バッティングスタイルを変えたのは、本人の意向か首脳陣の指示なのかわからない。打球を上げるために大きくしようという事なんだろうと思うが、これまで何回も書いて来たけど、秋広に必要なのはコンタクト率を上げることで、筋肉をつけてスイングスピードを上げて行けば打球はほっといても遠くに飛んでゆくようになる。
まだまだ体格的にも完成に近づいてないと思うので、1軍で出すなら1軍の投手の球を芯で捉えるためのスキルアップの場にして欲しい。
それ以外は食トレと筋トレとメンタルトレーニングですね
大谷レベルの生活、考え方、トレーニングをしてようやく強打者の仲間入りのスタートラインに立てるか?ってくらいだと思うので、まだまだ先は長いと思います。


逆にオコエなんかは身体はもう出来上がっているので、あとは野球脳を如何にして鍛えるかだと思う。コレは実戦に出て、成功体験を積み上げてゆくしかないと思うので、個人的にはもっと使ってみて欲しい。彼もまた、メンタルに問題が無いわけではないと推察するが、楽天時代と違って巨人に来てからはストイックな面も時折垣間見れるので、野球と真摯に向き合えば、丸をレギュラーから追い出すくらいの活躍は出来るはず


最終回で惜しかったのは小林のスクイズ。ファースト側に転がしたため、サードの重信からの位置だと、栗林が取るようにも見えて、スタートした後、一瞬止まり、そこからまた走り出したので結局は間に合わなかった。
結果論にはなるけど、ピッチャーが取ってホームに投げられたらゴメンね、ってくらいの覚悟を持ってベンチが予め指示するか、重信自身が割り切ってスタートしてれば余裕で間に合ったし、小林もサード側に転がせていれば、恐らくそれもセーフになっていただろう。


躊躇なく投げたファーストのファインプレーということもあるが、外野フライを打つのも難しい小林に出せる作戦がアレだったので、何とかそれをモノにして欲しかった。


前日からの成長という点では、泉口の四球は非常に良かった。前日はストレート狙いで一球もストレートは来ず、三球三振し私も厳しく書いたが、この打席ではボールをしっかり見極めて、手を出したくなる場面でも手を出さずに満塁という場面を演出した。


代打で出た萩尾も安易に難しい球に手を出さず、フルカウントまで持ち込んだのは素晴らしい。ただ、2アウト満塁、フルカウントという究極の場面で、最後はストレートを空振りして三振で終了。
ボールで押し出しの場面だから、フォークは低めに決まってなかったし、ストレートで来る確率は非常に高かったと思う。萩尾の頭の中では、多分だけど、ストレートとフォークの両方に対応せざるを得なかったと思うけど、脳内比率はフォークの方が高かったのかな
ストレートのタイミングでフォークはファールで逃げるくらいのことが出来れば、また結果も違ったんだろうけど、その辺もまた経験だと思うし、昨晩はその場面が頭から離れなかったと思うので、次は脳をフル回転させてチャンスを逃さないようにして欲しい。
(まぁ、クソボールに手を出して空振り三振ってのじゃないだけ良かった)


赤星もなかなか粘れないなぁ~投げてるボールは悪くないんだけど、やはり相手バッターに脅威と映ってないのかもしれない。岸田とどういうシナリオを描いていたかはわからないが、全体的にまとまっている投手なだけに、もう少し荒々しさを出して欲しいなと思う。
5回の小園に打たれたタイムリーも、そこまでの小園の内容と、末包を比較して勝負したのだと思うけど、二人のうちどちらかで仕留めるくらいに考えられていれば、あの球ももっとギリギリのところに投げられたのではないかと。

(小園の得点圏打率を考えたら、むしろ末包と勝負を選択してもいいくらい)


5回を投げて3失点だから、最低限と言えば最低限ではあるが、折角味方が2点先制してくれたわけで、それを守るという意識ではなく、さらに追加点を取れるような味方打線を鼓舞するようなピッチングをしてくれるようになると、さらに成長できるような気がする。ピンチを凌いだり、三振とった時はもっと吠えるなんて表情を表に出すことでも、アドレナリンは出てくるので、そういうのがあってもいいかも。


まぁ、菅野回避って時点で、戸郷が負けたらスイープあるかもって思ったんで、この敗戦は半分は予想通りではあるけど、良い意味で予想を裏切って欲しかったので残念。
マツダで0勝とはいえ、広島との対戦成績は五分なんで去年に比べれば遥かにマシだし、敵地で1勝できればまだ次に切り替えられるから、今日は何とか勝利して欲しい。


ポジれる要素としては、栗林の登板がない事と、西舘、高梨、船迫、バルドナードは躊躇なくつぎ込めることなんで、高橋礼には5回を何とか投げるって意識で2回りを何とか抑えるためのピッチングをして欲しい。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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