ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/30 巨人 3-2 広島 → 監督、コーチとの風通しは悪くなさそう

対 広島  5勝5敗2分 東京ドーム

勝利投手:菅野 (6勝1敗0S) 
セーブ :大勢 (0勝1敗8S) 
敗戦投手:玉村 (1勝3敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野、高梨、船迫、中川、ケラー、大勢 捕手:小林
広島:玉村、河野、コルニエル、矢崎 捕手:石原

本塁打
巨人:
広島:

日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:伊藤大海
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240630_8003_1/)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ゲーム前の発表で中川、大勢、畠の昇格と西舘、赤星、又木の抹消情報が入った。
ゲーム後の杉内コーチのコメントを聞くと、バルドナードはこのゲームは上がりで、それでも負けられないゲームだからという事で急遽決まったようで、西舘はもともと早めの夏休みを取らせる予定だったのと、赤星はシュートの精度を上げるという課題、又木は菅野の体調不良で急遽ということもあったので、恐らく予定通りということで、杉内、内海両コーチの進言により、阿部監督に御願いし、承諾してもらったとのこと。


コーチが現状把握して進言し、それを監督が了承する風通しの良さを感じる一幕であったけれど、本来なら中川、大勢はもう少しファームでじっくり調整し、オールスター明けからでもいいくらいのスケジュール感で見ていたように予想していたが、チーム状態的にそうも言ってられなくなったというのが本当のところだと思う。


出来れば、中川、大勢の出番なく勝利したいところだったが、菅野を長いイニング投げさせる予定も無かったようだし、厳しい場面での起用とはなったが、直前の英断が功を奏した形になって結果オーライというところか・・・


それにしても、やはり小林は不思議な選手だ


初回に玉村の立ち上がりを攻め、バースデータイムリーとなった岡本から始まり、入団後初スタメンの若林が2点目、そこで終わりかなぁ~と思っていた中で、小林の3点目。
結果的には、この小林のタイムリーが勝利打点となり、チームを勝利に結びつけたのだから貴重な3点目で、打率としては .164 と褒められた数字ではないが、印象に残る一打、打点が多い・・・


前日に岡本の打順変更を示唆していた阿部監督だが、一杯飲んで寝て、「やっぱり4番」だと思い直したとのこと。
個人的には今はゲームの勝敗の責任を背負う4番から外して、出塁や進塁打を意識する2番に置いて、勝負強いヘルナンデスを4番に置くという変化を一時的にでもやってもいいかなと思っていたが、岡本自身も成長過程にある選手だし、今のこの苦悩が、この先の成長に繋がるなら、首脳陣と選手が覚悟を決めて今のポジションを貫くというのも、ひとつの選択肢ではあるので、決めた以上は支持したい。


その岡本も初回のチャンスではセンター返し、6回にはライトフライと内容的には悪くない気がしているので、次は地方遠征となるが気持ちを切り替えて、リキみを抑えて打線の中の一人として機能してくれることを望みたい。


そして、入団後初スタメンとなった若林


これまでは代打という起用で難しいところもあったけれど、1打席目にタイムリーが出たことで次の打席では3塁打。ケガを経験している選手ではあるが、足の速さは健在で、パ・リーグ出身らしいスイングの強さは感じる
足の速い石川慎吾ってのが第一印象だけど、スイングの鈍い今の若武者の中においては、強く振れるってだけでもアドバンテージだし、阿部監督の好きそうなタイプなので、しばらくは起用されると思う。問題は、状態が落ちてファームに行って、また上がって、落ちて・・・っていう、今までのドングリーズの仲間に入らない事。
スターになる選手はわずかなチャンスをモノにして、そこから確固たる地位を手に入れてゆくわけで、今はまだ全く不透明だけど、このチャンスを逃さないように頑張って欲しい。


まぁ、3連敗したらオールスター明けまでのBクラスはほぼ確定に近いカードだったので、勝ち越せたことは何より。まだ広島の背中は遠いけど、そこを追いかけられるようなチーム状態ではないから、目の前のゲームに集中し、7月9日からのマツダでの戦いまでに1つでも差を詰め、まずはマツダで1つ勝つことかな。


緊急復帰した中川、大勢は万全な状態だとは思えないし、久しぶりで緊張していたこともあっただろう。中川は1失点したし、大勢はあわや・・・というピンチを作った。
結果的に追いつかれなかったことで、自分のリズムは取り戻してくれると思うが、大勢の全球ストレートは圧巻
しかも、小林はほぼ真ん中高めに構えるという形で、この日の大勢の伸びのあるストレートが高めに決まれば、打たれないという自信があったのだろう。本人も緊張していたと言っていたし、次からは落ち着いて投げられるかと思う。

秋山を高めのストレートで三振



先発の菅野はシーズン序盤の頃なら、初回の3点で安心、最低でも7回くらいは投げてくれるだろうって見れたけど、ここ数週間で言えば、3点あっても油断できないなぁ~というのが現状の状態で、ピンチも作ったが、まぁ登板回避した後なので、そこまで期待できなかったし、結果的に6勝目を手に入れたわけで、もう一度、コンディションを作り直してくれればそれでいい。
一番怖いのは離脱なので、そうならないように身体としっかり会話して、この先もローテの中に入り続けて欲しい。


盤石とはいえないまでも、中川、大勢が戻ってきたことで、ケラー、バルドナードの負担も減ることだろう。ファームでは高橋礼も調整中、個人的には堀田、井上、又木、横川といった若武者の後を投げるロングリリーフとして高橋礼と畠がいてくれたらいいなと思っているのだが・・・(理想は赤星だが、今回はファームで先発調整とのこと)
まだローテは落ち着かないが、投げれる投手がいないわけでは無いので、上手くやりくりしながら、週に1個ずつでいいから、貯金を積み上げていってくれればいい。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
(コメントお待ちしております、励みになります)

↓良かったら投票にクリックを

にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村