ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/13 巨人 3-2 広島 → 今季初のサヨナラ勝利で5連勝!勝ち方もバリエーション豊か

対  広島  2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:高梨 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:中﨑 (1勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:堀田、井上、中川、バルドナード、大勢、西舘、船迫、高梨 捕手:岸田、小林
広島:森下、矢崎、島内、栗林、益田、塹江、中﨑 捕手:會澤

本塁打
巨人:
広島:

日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:弘竜太郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240413_8003_1/)
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去年、巨人がBクラスに沈んだ理由の一つに、阪神、広島に2ケタも負け越しを喫したことがあり、この2チームとの対戦が五分であったなら、優勝争いをしてていてもおかしくなかった。
同時に大型連敗はしても、大型連勝が無かったというのも・・・


今季いきなり優勝なんてのは、まだ口には出来ないが、苦手球団を作らず、全ての球団と五分に戦いつつ、交流戦をうまく戦うことが出来れば、「アレではなくアベ」というのも現実味を帯びてくるだろう。


この連勝も前日のような1イニング7得点のような攻撃を見せることもあれば、このゲームのように接戦を守りで凌ぎながら、最後に勝利をもぎ取るという勝ち方など、去年のように一発でゲームを手にするというよりも、適材適所で選手を送り出すという起用によって流れを変えている場面が多く、得点の取り方にもバリエーションが豊富で見ていて面白い


去年のブルペンの層だったら、このゲームでは中継ぎが崩壊して、延長で大量失点し負けていた可能性も高く、今季の投手陣の頼もしさが際立つが、それ以上に私は阿部監督の選手起用の人選とタイミングを評価したい。


先日の中川からバルドナードへのスイッチが象徴的だが、このゲームでも延長をにらんだ場合、良い投手から・・・というセオリーを踏襲しつつ、12回裏に岡本が2ベースで出ると、すかさず重信を代走に出し、ベンチ入り最後の野手である大城を打席に送るという手を打った。


堀田、井上とのコンビ歴をかってかはわからないが、スタメン捕手が岸田だったことで、途中 小林にスイッチし、大城を最後まで残せたという事が勝利に結びついたし、新人監督なら延長の場合、バタバタした選手起用になってもおかしくないところ、相手の残った選手、投手と自分のところを把握し、12回まで行くことまで予想しながら、慌てることなく起用するあたりは、とても1年目とは思えない。
しかも、その起用の人選、タイミングが絶妙だという。

最後に大城が残っていた!いや、残していたというのがナイスだった


怖いのは、そのバランスが崩れた時なので、今は監督とコーチ陣のあうんの呼吸と、呼ばれる選手の準備が上手くハマっているのだろう、この循環がうまくいっているうちは、大きな連敗はしないのではないかと思う。


先発の堀田は守備に助けられる場面もあったとはいえ、せっかく巡ってきたチャンスを逃がさないよう、出来ることを必死でやってアピールしたと思う。安定感抜群とは言わないが、森下相手にゲームを作った。味方が序盤に点を取っていれば責任回数の5回まで投げさせてもらえたかもしれないが、恐らくブルペンデーに近い想定で、井上に繋ぐくことも予定だった可能性もあるので、最初からこういう計画だったかもしれない。


心配なのは中川かな


どうも球の走りが悪いし、制球も真ん中に集まってしまう傾向に見られる。相手からしても打ちにくいという感じが見受けられないので、ここは心を鬼にして、一度、ファームで桑田監督、久保コーチにチェックしてもらうことも必要なのではないかと思う。
勝ちパという点では、バルドナードの安定感がハンパないのと、西舘も超安定、大勢も好調なので中川がいなければ回らないという状態ではない。
(いざとなれば高梨もいる)


急がば回れで、中川には相手が嫌がるようなピッチングを取り戻してもらいたい


ゲーム展開として欲を言うなら、8回の場面、まずあの打球で一気に2塁まで行った佐々木の足と判断が素晴らしかった。そこからの門脇、岡本の連打(岡本のは小園に感謝だけど)で追いついたが、続く坂本、オコエで何とか勝ち越して欲しかったし、それが叶わなかったとしても、吉川には意地で打って欲しかった。


そうしていれば、大勢にセーブもついて、ベンチも疲弊することなく終れていたのだが、あのあたりはまだまだ今季の巨人の課題かな?
結果的には勝利したので、疲労具合も負けるよりは遥かに軽減されているとは思うけど。

さて、今日は高橋礼とハッチ


高橋礼が3度目の正直で、広島打線に捕まるのか、まだまだ初見で通用するのか、そこは見もの。
一方のハッチについては情報も少なく、攻略の道筋が見えないが、右の外国人投手ということで、俊足左打者たちが何とか突破口を開き、足で揺さぶりをかけ、岡本、坂本に託すという形を何度となく作ってもらいたい。
岡本は昨日も猛打賞で打率を上げ、打点も2つついていて、今はとにかく打席で集中できているので、1~3番の役割もはっきりしているだけに、期待は高まる。


追記:
バンテリンでは山本、中田が躍動してた。巨人ファンとしては、この二人の活躍はとても嬉しい(目下の上位チームなので複雑だけど)。巨人ではケラーが機能しているし、ここに馬場が力を発揮してくれれば、岡田監督も阪神が今苦しんでいるだけに、複雑な心境になるだろう。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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