対 阪神 5勝14敗0分 東京ドーム
勝利投手：菊地 (4勝3敗0S)
セーブ ：中川 (1勝3敗7S)
敗戦投手：伊藤将 (8勝5敗0S)
・投手リレー
巨人：メンデス→田中千→バルドナード→高梨→菊地→中川 捕手：岸田→大城
阪神：伊藤将→石井 捕手：坂本
・本塁打
巨人：大城卓 15号(6回裏ソロ)、坂本 15号(6回裏ソロ)
阪神：
日テレG+ にて観戦 解説:鳥谷敬 実況：伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230827_8003_1/)
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このゲームを追ってくだけでも紆余曲折ありました。
きしメンコンビで先発出場のバッテリーは初回の立ち上がりは完璧！
そしてその裏、とにかく勝てない、点が取れない伊藤相手に、梶谷がいきなりヒット！２番という大役を任された北村が「お前、何しに出てきたん？」ってツッコまれてもおかしくないショートゴロでゲッツー。
初回だけでも浮き沈みのある攻防で疲れました・・・（笑）
ただ・・・そっからは、きしメンコンビも空回り
いきなり四球連発でサトテルにタイムリー、次の回では「死球→ボーク→捕逸→悪送球」とノーヒットで１点献上し、負けムードが漂い、メンデスは前回に続き、３回持たず降板。
２年勝ててない、今季１点も取れてない伊藤相手に、絶望感が漂ってきました。
が、しかし、それを救ったのはブルペン陣。
前回のレポートで阪神打線を抑えるには、球威しかないと書きましたし、ビハインドで投げる投手がゲームを立て直すことが大事と言いましたが、それを田中千晴が体現してくれました。
特に５回のピッチングは圧巻、中野を見逃し三振にとった球も素晴らしかったけど、森下を球威で押し込んで外野フライで打ち取った球も良かった。
152km/hのキレのあるストレートが投げられれば、ど真ん中でも空振りは取れるし、ミートされても長打は防げる。
続くバルドナードも同じ、彼らが３イニングを立て直してくれたことが大城、坂本の連続弾に繋がり、点が取れない対伊藤の呪縛を解き放ってくれました。
高梨登場の場面では、またブーイングか？と心配になりましたが、球団からの声がけもあり、全くなかったとは言いませんが、テレビ越しではわからないレベル。
最後はその近本を三振にとって、流れを呼び込むと、中継ぎでは負けることもあるが、勝利投手になることも多い菊池が、しっかり抑えると
伊藤が珍しく四球２連発、そこからのキャプテン、丸のタイムリーでようやく勝ち越し！
岡田監督は勝ち負けが付く形を求めていたようで、巨人としては阪神の継投策の方が怖かったこともあって、結果的には助かった印象ですが、呪縛から解き放たれたことが良い方向に向いたのと、ブルペン陣が頑張ったことが、この流れを呼び込んだと言っていいでしょう。
１点リードではなく、２点だったのも大きかった～
中川にとっても決して楽な場面ではありませんでしたが、１点差と２点差では全然違うので、お立ち台には岡本が上がりましたが、丸の４点目が本当に重要でした。
オーダーとしては、門脇、秋広を外し、このゲームではお兄ちゃんに任せようという采配を揮いましたが、残念ながら北村、中田がこの二人に代わって機能したか？というと判断が難しいところ、まぁ北村は８回に四球で出塁し、勝ち越しに貢献はしましたが、初回のゲッツーのイメージが悪すぎる。中田は今季は追い込まれてからは粘りを見せつつ、逆方向に上手く打っていたのに、３００号を打って以降、２ストライクからも強引なバッティングが目立つようになっている。
丸の状態が上がってきたので目立ってないが、中田がもう一段、状態を上げてくれることが残り試合で上位を狙うには必要。
弟子の秋広も頑張っているけれど、師匠が引っ張ってくれないといけないし、出来れば秋広は外野で使いたい。
けが人は大勢以外復帰して、かなり完全体には近づいているけれど、個々の状態としてはまだまだ。
その分を若手がカバーしているという感じなので、早く、それが逆転し、若手の躍動を中堅。ベテランが支えるという図式になってくれば、チームの雰囲気も良くなってくるはず。
それは投手陣も同じこと、先発では菅野、ブルペンでは高梨が若手を支え、ミスをフォロー出来るように何とか支えて欲しい。
１試合４打席あるとして、東京ドーム６連戦で２４打席以上チャンスがあったので、６試合のうち、どこかで岡本の１発が出て、通算２００号＆東京ドーム１００号が出ると安心しきってましたが、結局出ませんでした。
明日からの広島３連戦は主催試合とはいえ、京セラＤｘ２と岐阜の遠征なので、ホーム球場での達成とは行かなくなりましたが、これまた苦手にしている広島戦で飛び出せば、チームに勢いがつくことは間違いないし、本人もホッとするでしょうから、出来れば初戦で打ってくれることを期待します。
このゲームで負けていれば、対阪神の連敗が続くだけでなく、東京ドームでの最終戦でしたから、連敗を来季にまで引きずるところでしたが、何とか最後の最後でひとつ取れました。おまけに最悪の月曜は回避できたのも良かった。
（負けてたら、朝からしばらくは不機嫌モードで家族も近寄らなかったでしょう（笑））
この先も楽なゲームはひと試合も無いですが、ず～っと肩にのしかかっていた目に見えない嫌な重しを一つ取り除けたことで、何かが変わることを期待したいと思います。
管理人：みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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