ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/26 巨人 6-9 阪神 → 9安打と11安打だけど、それ以上の大きな差が・・・

対  阪神  4勝14敗0分 東京ドーム

勝利投手:青柳 (6勝4敗0S) 
セーブ :岩崎 (3勝1敗26S) 
敗戦投手:横川 (4勝6敗0S) 

・投手リレー
巨人:横川→船迫→バルドナード→鈴木康→今村→髙橋 捕手:大城→岸田
阪神:青柳→桐敷→加治屋→岩貞→石井→岩崎 捕手:坂本

本塁打
巨人:丸 14号(4回裏2ラン) 
阪神:佐藤輝 15号(2回表ソロ)、木浪 1号(7回表満塁) 

日テレG+ にて観戦 解説:江川卓福留孝介 実況:村山喜彦
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230826_8003_1/)
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いやぁ~厳しいッスね・・・


ゲーム直後に書いたら、それこそ感情的になってしまいそうなので、とにかく今季は頭を冷やして早朝に書くようにしてますけど、悔しいというよりも、どうしたら勝てる?って傾向と対策を考える方に脳が動いちゃってます。


表題の通り、阪神の11安打に対して、巨人も9安打放ってますから、数字の上では攻撃面で互角のように見えますが・・・・そこに四死球11個が上乗せされてるってことを考えると、この点差は明らかです。


なんだかんだと巨人も6点取ってますから、投手陣が頑張って5点以内に抑えれば勝てていたゲームでしたが、巨人のホームで満塁ホームランを食らってしまっては、どうにもならないですね。


細かいところで、いちいちタラレバをメモには書いて、スゲー長い観戦メモになっちゃってますけど、これ全部取り上げたら大変な長さになりそうなので、やめておきます。


前日にもキーとなる坂本の三振がありましたけど、このゲームでも先制された後、ノーアウト満塁のチャンスで1点しか取れなかったことが、苦しい展開にしてしまった原因かなと。
ノーアウト満塁は意外と点が入らない、という格言もありますので、最低でも同点に追いついたという点では、ギリギリOKだと思いますが、それはあくまでもゲーム後半に強いチームが言えることで、巨人的には、ここで1点でも2点でも勝ち越しに持ち込めなかったことが、今の力不足を物語っている。


先発の横川は勝ちたい気持ちは当然強いでしょうし、1イニングでも多く投げるつもりでいたでしょうが、ちょっと腕が振れてなかったです。
私の中での横川評はフォームを変える以前から、制球力はそこそこあるし、変化球の扱い方もうまい。あとは度胸と球威だけ、って感じだったのですが、フォームを縦振りに変えることで、球威も増し、左右ではなく高低を使えるようになったことが最大の利点だと思っていたのですが、大城のリードは基本的に左右なんですよね・・・


キャンプでは150km/h近いストレートも投げていたので、カーブと併用して、緩急と高低で十分勝負できるのに、制球に意識が行ってしまってかストレートの球威はそこまで上がってませんし、左右の投げ分けのリードをするので、横川のストロングポイントが全く生かされていない感じでした。


今の阪神打線を抑えるには、とにかく球威しかないと思っているので、変化球を巧みに使って内野ゴロで打ち取ろうなんて色心があるうちは、選球眼にすぐれ、ミートが上手い今の阪神打線には太刀打ちできないでしょう。


今季初勝利組の中では、横川と松井颯の二人は、本来、ストライクを取るのに四苦八苦するタイプではないですし、他の投手にはない武器も持っているので私の中での期待株。
あと足りないのは度胸とスタミナ、そして球威です。
阿波野コーチ、山口コーチは技術的指導する余裕はなく、投手のコンディション管理と運用のことで頭がいっぱいでしょうから、ファームの中で球威は久保コーチ変化球の伝授と制球力は桑田コーチ脱力と相手のタイミングを外す術、スタミナという点で杉内コーチなど、各コーチの武器を最大限に生かしてタッグを組み、投手を育てて、投手王国を作って欲しいです。


それと、去年も言いましたけど、大事なのは負けパ


評論家はこぞって勝ちパの形成が大事って言いますけど、そもそも勝ちパを投入するチャンスすら作れないわけで、大事なのは負けゲームを勝利に導く投手と、完全に負けを認めた試合でブルペンを疲弊させないタフな投手の育成です。


勝ちゲームをそのまま勝ち切ったとしても、多分、勝率は5割ちょいで、優勝するためにそこから上積みが必要なのは、ビハインドを覆して勝利に結びつけることが何試合出来るか?そこだと思います。
巨人は明らかな負けゲームでも投手を多くつぎ込み、翌日、翌々日まで引きずることが多くあります
もちろん、大量リードを跳ね返して逆転するゲームもありますが、そんなの年間にして片手で数えられるほど。勝利を期待しているファンの前で無様なゲームは出来ないというのはあるでしょうけど、そういう意識が強いうちは、苦労して1つ勝っても、その後2つ負けるというのを繰り返すことになるでしょう。


僅差のリードを守る投手のメンタルは大変だとよく言われますが、ビハインドで投げる投手の方がもっとキツいと私は思ってまして、相手がイケイケで来ている中、その勢いを止めて、味方に流れをもたらせるなんて、勝ちパ以上にしんどい仕事で、ただ単にメンタルが強いという簡単な言葉では片づけられないほど、身体のタフさや強い気持ちが本当に必要な仕事。

捨てゲームなんかは打たれても打たれても代えてもらえないこともあるわけで、それでも投げ続ける根性を持ってる投手なんて、何人いることやら・・・


阪神、広島の強さは1点、2点のビハインドでもそれをキープして相手の流れを断ち切り、ゲーム終盤に流れを呼び込むことが出来るところだと思ってますから、巨人もこのゲームのようなビハインドの時に、相手になんか流れが変わりつつあるな?って思わせられるような投手の育成が急務になってきます。


大勢が戻ってきても、投げさせるシチュエーションを作れなければ、意味ないですからね・・・・


ま、いずれも今シーズンで改善できることではないので、投打において昨年以上に浮き彫りになった弱点をどうするかは、フロントとベンチに考えてもらう事にしましょう。
思いもかけず長い愚痴になっちゃいましたけど、それでも昨年よりは若手の成長も含めて兆しは見えていますから、ここから方針がブレないように目先のことに捉われずに、地に足をつけてもらいたいです。


阪神との対戦はダブルスコアを通り越して、トリプルスコアですから、もう完敗ですね。
相手の良いところは見習いつつ、相手の弱点も研究し、対策を実現できる能力を身に着ける。それしかないので、昨日は分析についてアレコレ注文つけましたが、今日は投手について思うところを書きました。


200号まで残り1本というところまできて、今週は東京ドーム6連戦。
まぁどこかで1本は出るだろうし、東京ドームで出れば、東京ドーム通算100号も合わせてお祝いでき、それがチームの勢いに繋がると期待してたんですが、気が付いたら今週も残り1試合
岡本に対しては、なかなかまともに勝負してもらえない場面も多いですし、本人も意識してスイングが大きくなることもあるでしょうから、正直なところ厳しいかな?って思ってますが、チームが苦しい時に打つのが4番、そしてキャプテンですから、今日のゲームではスカっとする一発で勝利に導き、嫌なイメージを払拭してくれることを願いたいです。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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