ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/12 巨人 9-4 広島 → こういう勝ち方も出来るという事を見せてくれた!キーは投手交代?

対  広島  1勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:泉 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:九里 (0勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:戸郷、泉、船迫、ケラー、高梨 捕手:大城卓、岸田
広島:九里、森浦、黒原、コルニエル 捕手:坂倉、石原

本塁打
巨人:坂本 2号(2回裏ソロ)、岡本和 3号(4回裏ソロ) 
広島:坂倉 1号(4回表ソロ) 

日テレG+ にて観戦 解説:高木豊 斎藤雅樹 実況:中村光宏
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240412_8003_1/)
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前日のレポートの締めに


「勝ちパを出さず、泉や船迫、高梨らで逃げ切れるような展開に持ち込めれば最高だ。」

と、書きました。


実際、5点差がつき、↑の投手+ケラーで勝利を手にしたわけですが、いやいや、私がイメージしてたのはそうじゃなくて(笑)


戸郷に勝ちが付いたうえで、大量リードでの勝利!


ってことだったんですよね~


その戸郷ですけど、長いイニングを投げたいがゆえに、スロースターターで序盤に捕まるケースが多いのですが、この日は野間に様子見で入った初球をガツンとやられて、あれよあれよで失点してしまった感じ。
前回登板はダルビッシュ直伝のスライダーを上手く使っていましたが、このゲームではフォークを使ってました、それが微妙に甘かったですし、ストレートの球速も上がってなかった。


2回の坂本のホームランで1点差になったところで、落ち着いてくれればよかったのですが、3回、4回と失点したことで阿部監督も打席の回る5回で攻撃モードに舵を切ることになったのでしょう。


代わった泉がいきなり死球を出した時には、どうなることかと思いましたが、被安打0の三振2個で役目を全うし、移籍後初勝利を手にしました。

日替わりでヒーローが生まれるのは良いですね


6回裏に大量点を取れたことで、勝利投手が手に入り、勝ちパを温存しながら継投で逃げ切るという展開に持ち込めました。


その6回


7点という大量得点を取れたことは、ホームラン以外での得点力が課題だった巨人にとって新たな可能性を見せてくれました。
さらに、萩尾、佐々木に1イニングで2本というマルチ&タイムリー。
勝利打点は逆転打のオコエにつきましたが、岡本、坂本の出塁を若い力で点に結び付けたという展開が胸アツでしたね。


逆に広島にとっての誤算は、7回に九里に打席が回ることから、何とかリードを保ったまま、このイニングをおさめて欲しいというところに拘ってしまったかなと。
1点差に迫られたところで交代しても良かったし、萩尾、佐々木の連打で見切るという手もあったと思うけど、開幕投手をそんな形で代えられないという意識があったのかはわかりませんが、ビハインドであっても、バッテリーごと交代させた阿部監督との差が、このイニングの明暗を分けたような結果になりました。


坂本、岡本のアベック弾での勝率は8割だとか・・・そりゃ、主軸に一発が出れば、チームの雰囲気は良くなるのはわかるけど、大事なのは二人とも追い込まれてからの一発だったという事。岡本の4割越えは出来すぎといえるかもしれないけれど、阿部監督の言うように今は打席で集中できていることと、迷いが見られず、どっしりと落ち着いているのはテレビ越しでもわかる。
結果を求めすぎて打てない球に手を出すようには見えないし、甘い球を確実に仕留めようと意識が高まっているような感じ。
ヤクルトの村上がまだ不発で叩かれているが、彼もまた打ちたい気持ちがはやるようなことはなく、四球での出塁もOKとして打席で落ち着いている。
岡本も去年の今頃はまだ不発だった記憶があるし、二人に共通しているのは結果を求めすぎて自分のバッティングを狂わせないようにしているのかな?というところで、村上もいずれ爆発してくる予感はビンビン感じてますし、今は岡本が甘い球の打ち損じが少ないということが、この結果に結びついているように思う。


坂本は良くも悪くも平常運転、打順に関わらずいつも通りに見えます。一番怖いのは故障による離脱なので、守備負担の減ったサードのポジションにさらに慣れてもらいつつ、常に身体と会話して、少しでも疲労を感じたなら、勇気をもって休むということをしてくれればいいかなと。


なんにせよ、開幕投手同士の戦いで、こんな展開になるとは予想もしていなかったので、正直、戸惑っているけれど、相手が隙を見せれば、こういう攻撃も出来るということが分かったのは良かったし、萩尾も3割を超えて、1番というポジションを掴みかけている
オコエ綺麗なヒットじゃなくてもイイという意識が今後の打席でも続くのであれば、右バッターとして先発でも代打でも期待できるようになるので、佐々木と併用で出場チャンスは増えてくるはず。
松原のバッティングが少し雑になってきたのが気になるし、そういう点で、吉川もまだ淡白な感じがするので、この二人の先輩が若い選手よりも目立つ働きをすることが今後の課題にはなるだろうけど、上位、下位で足が使える選手がいるのは、大きなメリットではないだろうか?


あとは、そろそろ大城に一発が欲しいかな・・・


今日は堀田と森下の戦い。
堀田がバシっとハマってくれれば、この上なく最高だけど、恐らく球数はそれほど投げさせず、場合によってはブルペンデーになることも予想しているかと思う。
初戦を取ったことで、最悪負けてもヨシくらいの余裕が持てれば、バタバタせずに済むと思うけど、森下相手なので何とか接戦に持ち込んで、昨日温存した勝ちパを出せる形が作れれば、良い結果に結びつくかもしれない。


追記:
今日はドジャースパドレスの試合も楽しみだし、ヴィーナスリーグの中継もあるので、朝から夕方までは野球漬けの日になりそうだ。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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